不動産投資セミナーで実践する不動産投資の学び方

不動産投資セミナーで実践する不動産投資の学び方

不動産投資を学ぶにはインターネットや書籍から学ぶ以外に不動産投資セミナーを受講する方法があります。

多くの不動産投資セミナーが実施されています。セミナー内容は不動産投資の初歩的な話から実際に運営しているオーナーの話まで幅広く学ぶことができます。受講料についても無料なものから有料なものまで様々です。また、不動産投資の知識を得るだけでなく不動産情報を得ることもできます。今回は不動産投資セミナーでの学び方についてお伝えします。

不動産投資セミナーで学べること

不動産投資セミナーはほぼ毎日全国至るとことで行われていますが、タイトルや内容を確認した瞬間に、敷居が高いと感じる方も多いことでしょう。しかし、誰でも初心者からステップアップしていくものです。セミナーで学べることは何があるのかについても考えてみましょう。

不動産投資の基礎から運用まで

①基礎

不動産投資の基礎として、不動産取引に流れや相場感など必要な基礎知識について学びます。

②準備

予算はどのくらいかかるのか、エリアによる相違はなにか、また、融資の方法はどうしているのかなど、準備について学びます。

③運用

運用は、管理会社の選び方や付き合い方、物件の増やし方、融資の引き方等々、不動産投資をしていると避けて通れない重要な項目になります。

これらのことは、不動産投資の初心者であれば、不動産を購入する前に是非とも理解しておきたい内容です。流れを知ることで不動産での資金の流れも理解できるようになります。

投資用ローンの利用について

不動産投資では数百万円から投資できるものから、数千万円、数億円というものまで物件価格は幅広いです。その中で、現金で購入できるのであれば、ローンを利用するより契約から決済までがスムーズに運ぶことから優位であることは明らかです。
しかし、ローンを利用して手元資金を残すことで、次の物件の取得資金として活用することもできることから、現金で決済する場合とローンを利用する場面を明確にしておきましょう。

節税についての仕組み

サラリーマン投資家が不動産投資を行う場合、ほとんどの方が意識していることが、ズバリ節税対策です。

例えば、契約者や管理会社との契約書の住所は通常、自宅の住所を利用することが一般的ですし、現在は携帯電話を利用して契約者や管理会社とのやり取りを行います。また、不動産投資を個人で行うと、確定申告を行う必要がありますので、売上や必要経費について、記帳作業を行う必要が生じます。

そこで、自宅の一部を事務所とする場合や携帯電話、電気代などを一定の割合で必要経費に含めることで、まったく必要経費に含めない場合よりも税金の納税額が少なくすることも可能ですし、また、今まで全額自己負担していた家賃や携帯電話、電気代なども、一部必要経費とすることで、必要経費に計上した金額だけ手元に資金が残ることとなります。
なお、必要経費はあくまでも業務に関する部分のみとなりますので、くれぐれも過剰に必要経費を計上しないよう気をつけましょう。

セミナーを選ぶポイント

セミナー主催者の情報を調べる

不動産セミナーに参加する場合に、まず初めに調べた方がよいのが、セミナー主催者の情報です。セミナーを申し込む際に、必ず主催者情報が記載されております。セミナー主催者は不動産会社の場合も多いでしょう。まずは主催者の基本的な情報を調べることからはじめます。ホームページより会社の強みや特徴を知ることもひとつです。また、宅地建物取引業の免許番号から免許の更新回数も参考情報になります。

知りたい情報を得られそうな不動産会社であればセミナーに参加しましょう。最終的につきあっていきたい不動産会社なのかどうかについては、セミナー後の不動産会社の担当者とのコミュニケーションの中で信頼できるか見極めていくことが大切です。

セミナーの内容を確認する

不動産セミナーの内容は多種多様です。ご自身の興味がある分野のキーワードを入力すると開催予定のセミナーがたくさん検索されます。その際の確認するポイントは、実践が可能かということです。どんなに素晴らしい手法であっても、例えば、大家業務のすべてを工夫・実行する手法であれば会社員には向きません。

主催者が不動産の販売会社であれば、セミナー終了後に物件の営業や後日、物件の紹介をされることがあります。しかし、営業のツール(広告宣伝の一環)としてセミナーを利用していますので、無料で行われることが多いです。

一方で不動産と関係のない金融商品を取り扱っている主催者が、不動産セミナーを誘い水にして、最終的に金融商品の勧誘を行うことがあります。

セミナーでプロから学ぶことが近道

成功事例や失敗事例から学ぶ

不動産投資は成功することもあれば失敗することも多々あります。その中で「実践大家」が、成功ばかりを取り上げている場合は、少々疑った方がよいかもしれません。成功事例のみならず、失敗事例を出し惜しみなく披露されているのであればその講師は信頼できる講師といえるでしょう。また、その成功事例を参考にされるのはよいですが、鵜呑みにするのは避けたほうがよいでしょう。※ここでは経験を話す実践的な大家を「実践大家」と呼びます。

では、なぜ、成功事例を鵜呑みにしてはいけないのでしょうか。

不動産投資は不労所得と言われますが、努力なしに成功できる甘いものではありません。例えば、成功事例をそのまま実践しても成果がでるかどうかは保証できません。なぜなら、物件の立地条件、物件の状態(築年数や間取り等)、募集時期で同一であることはほぼ皆無といえるでしょう。

そのものを鵜呑みにしても、効果は限定的といえるでしょう。もちろん、成功事例を参考にしつつ、自分の物件に置き換えて実践するのは、参考になりよいことです。このような考えができる場合には、予想のできないトラブルに見舞われても十分対処することができることでしょう。

無料セミナーから受講料がかかるセミナーまで

無料セミナーは文字どおり、無料のセミナーです。しかし、セミナーの会場代や講師への報酬、運営費は立地によっては10数万円もかかることもあります。

では、この10数万円のセミナー開催費用はどのように回収していくのでしょうか。

通常は、営利法人が実施していることが多いですが、セミナー自体は無料でも、ボランティアではありませんから、セミナー開催後の営業(今後見込まれる仲介手数料や管理手数料等)でセミナー開催費用を回収することになります。もちろん、有益な営業もありますから、無料セミナーがすべて悪いわけではありません。しかし、営業スタイルや物件自体が自分に合わないなどがあれば、遠慮なく伝えて関係を終了させるのがよいでしょう。

また、受講料がかかるセミナーは、受講料にてセミナー開催費用をまかなえるため、セミナー開催後に物件の営業が行われることは基本的にありません。しかし、物件購入相談や購入までのコンサルティングなどを提供しているセミナーもあります。こちらも、スタイルや提供されるサービスが自分に合わないと感じたら、早めに伝えてあげるとお互いにとってよいといえるでしょう。

まとめ

敷居が高いと感じても、参加してみると、意外にそうでもなかったということもよくある話です。書籍を購入して共感すれば著者のセミナーに参加してみるにも良い機会です。手法を学ぶのも大切ですが人脈や信頼できる不動産投資会社に出会う機会をつくることをセミナーの目的にしてみてはどうでしょうか。