早い者勝ち!30代から始める老後資金の貯め方

早い者勝ち!30代から始める老後資金の貯め方

日頃から老後資金を意識して貯蓄をしていますか?老後資金は長い時間をかけ、コツコツ貯めるのが理想です。

現在の低金利の状況では、銀行に1,000万円の定期預金をしても、金利が0.01%のもとでは1年間で1,000円(税金は考慮しない)しか利息は付きません。1,000万円を金利0.01%で2,000万円にするには、なんと7,200年もかかるのです。預金ではとても準備はできそうもありません。早いうちから老後を迎えるための資金作りについて検討してみませんか?

老後資金はいくら必要なのか?

老後資金は誰しも避けてはとおれない関心事です。一体いくら用意すればよいのでしょうか?老後資金については漠然とした金額をイメージしていても、準備することはできませんよね。
総務省から公表された「家計調査報告(家計収支編)―平成27年(2015年)平均速報結果の概況―」によると、60歳から69歳の2人世帯の平均消費支出金額は、月額約29万円です。

この金額は2人世帯としての金額は多いと思いますか?少ないと思いますか?老後資金として2人世帯はいくら必要なのか平均寿命をもとに考えてみましょう。
日本人の平均寿命ですが、男性は80.79歳、女性は87.05歳(厚生労働省の平成27年簡易生命表より)とさらに更新されました。

出典:サイト家計調査報告(家計収支編)―平成27年(2015年)平均速報結果の概況―

準備できる資金

老後の収入の糧となるのが公的年金です。2人世帯では月額約23万円の受給となっています(厚生労働省のモデル世帯)。この額は今の受給者の年金額であること、年金の受給年齢は原則65歳であることをふまえると、厳しい見方をしておくほうが無難です。

出典:標準的な年金(モデル年金)の考え方(厚生労働省)

ここでは、65歳から年金が支給され、平均寿命まで受給したと考えて計算すると、

夫婦2人の年数
80歳-65歳=15年
23万円×12ヵ月×15年=4,140万円
妻1人の年数
87歳-80歳=7年(この期間の年金額は月額19万円と仮定)
19万円×12ヵ月×7年=1,596万円

23万円×12ヵ月×15年+19万円×12ヵ月×7年=5,736万円

夫婦での合計は、収入5,736万円となります。

老後資金の求め方

仮に、60歳で会社を退職した場合の老後の生活資金を試算してみましょう。(男性の寿命を80歳とし、女性は87歳とした。)
毎月の支出は60歳から80歳までが29万円、87歳からは25万円として計算すると、

夫婦2人の年数
80歳-60歳=20年
29万円×12ヵ月×20年=6,960万円
妻1人の年数
87歳-80歳=7年
25万円×12ヵ月×7年=2,100万円
29万円×12ヵ月×20年+25万円×12ヵ月×7年=9,060万円

夫婦での合計は、支出9,060万円となります。

よって、収入5,736万円-支出9,060万円=マイナス3,324万円となります。
これからは退職金もあてにできませんし、支出には含んでいない「病気やケガ、介護など」不測の費用、そのほか、リフォームや旅行などを考慮すると4,000万円から5,000万円は確保したいところです。

不動産投資はいつ始めればいいかを検証してみよう!

老後に向けて資金が不足することは前述の試算でわかりました。それでは、その対策はいつからはじめればよいのかを検証してみましょう。次の条件で不動産投資をはじめた場合にどのような結果になったのかは下記の『年代別のシミュレーション』で確認できます。

年代別シミュレーション(30代、40代、50代)

条 件:2,000万円のワンルームマンション3室
    6,000万円借り入れ、借入金利2%、返済期間30年、元利均等
家 賃:年間620万円
返済額:年間265万円
※家賃は毎年1%下落、空率は毎年10%、修繕は10年目ごとに90万円計上、管理費や固定資産税を含んだその他支出を100万円計上しています。※表記は万円未満を切り捨て

年代別のシミュレーション

10年目 20年目 30年目
30代 1961万円 3602万円 4925万円
40代 1961万円 3602万円  
50代 1961万円    

60歳までに自助努力で準備できるのは、30代で4,925万円、40代で3,602万円、50代では1,961万円でした。このように時間が味方することは一目瞭然です。
不動産投資の収入(利益)は、ほとんどが家賃収入です。会社のリストラや解雇にも関係なく安定的な収入を生んでくれると言えます。この家賃収入と同じくらいの資金をご自身の給与から貯蓄するのはとても難しいでしょう。

資産運用と言っても、自己資金を各金融商品に対して投資しながら増やしていく方法のほか、不動産投資のように信用をもとに資産を増やしていく方法もあるのです。不動産投資の特徴は、毎月お金が入るしくみづくりをしっかり作り、継続させることが重要になります。

30代の方へ

30代で老後資金と言われても、老後なんてイメージしたことがないという方が大半ではないでしょか。しかし、30代だからできることがあるのです。今後、40代、50代になったときに、もっと早くにはじめていればよかったと後悔しても老後は待ってはくれません。したがって、30代は、40代や50代と比べて大きなアドバンテージを持っているのです。つまり、計画的に資金を運用していくことで、少ない資金で長期間の運用することで老後資金を設計することができます。

40代の方へ

40代になると、子どもがいれば教育費がかかっていく時期で、とても余裕資金なんてないということが現実です。また、40代になると責任のある役職などに就いていて、30代に比べると収入もそれなりに増えているかもしれません。しかし、収入が増えた分、支出にもお金が回っていませんか。40代は家族やご自身の仕事のことで多用な時期です。そのときに何かをはじめることは物理的に無理と言ってもいいかもしれません。老後までの期間があと20年となる40代になる前に資産形成を検討してみてはいかがでしょうか。

50代の方へ

50代は、老後までの残された時間は決して多くはありません。定年までのカウントダウンがはじまるという頃に、老後の心配をしても手遅れということになります。老後の資金をつくろうとしても、運用のための資金を他の世代より多めに確保する必要があります。はたして、運用に回せる資金は準備できているでしょうか。50代からの投資は、期間がない分、リスクを取らざるを得ません。そうならないためにも早いうちからの資産運用をはじめてはいかがでしょうか。

不動産投資の魅力は2つ

不動産投資はインフレに強い・失敗してもリカバリーができる

不動産は一般的に、インフレーション(インフレ、物価上昇)に強いといわれ(バブル期以下は除く)、仮に失敗をしたとしても、売却することで投資物件を一旦清算し、再度売却代金を元手に再度チャレンジすることができるのです。

例えば、1億円の資金で5室のワンルームマンションを東京近郊に購入した場合、仮に家賃が12万円×5室=60万円、年間に直すと720万円、ただし、1億円を借入金利2%、融資期間35年、全額融資を受けた場合、月々の返済が33万円となり、年間に直すと396万円となるので、324万円を不動産投資にて確保することができます。

これ以外に、家賃の管理費、原状回復費用、修繕費、募集に関する広告費や家賃の下落等を考慮する必要があります。それにしても、年間に数百万円の手残りがあるとすれば老後の不安は解消できますね。会社員がこれだけの収入を本業以外に稼ぐというのはとても無理な話です。

不動産投資は、他の金融商品の投資とは異なり、自分でリスクやリターンをコントロールできます。是非、不動産投資にチャレンジしてみてはどうでしょうか。

まとめ

不動産投資はキャピタルゲイン(売却益)とインカムゲイン(家賃収入)の2種類がありますが、まずはインカムゲインをしっかり確保し、状況に応じてキャピタルゲインに切り替えるのもよいでしょう。株式投資と異なり、現物投資ですから、ゼロにはなりません。不動産投資を考えているのであれば、早ければ早いほど成功の確率が高まります。