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【2020年版】おすすめの不動産投資会社15選│これから不動産投資を始める方必見!

By Oh!Ya編集部

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【2020年版】おすすめの不動産投資会社15選│これから不動産投資を始める方必見!

不動産投資の重要なパートナーである、不動産投資会社。すでにアテがある人にとってはそれほど悩む部分ではありませんが、新たに不動産投資に参入しようとしている方で、特段のアテがないという方にとっては、どの不動産投資会社をパートナーにするべきか、比較検討するにも迷うところだと思います。

何せ不動産投資の成否に大きく関わる存在だけに、不動産投資会社選びで失敗したくないという強い思いを持たれていると思います。

そこでこの記事では主要な不動産投資会社15社を厳選、ご紹介します。そしてどこを比較すれば良いのか、どんな会社を選べば良いのかというポイントを効率よく解説していきますので、どうぞ最後までお付き合いください。

目次

主要な不動産投資会社15社の特徴と強みをチェック

それでは最初に、まずは比較検討しやすいように主要な不動産投資会社の中から厳選した15社をご紹介していきたいと思います。ここでご紹介している不動産投資会社はシェアが高く、なおかつ実績も豊富なので、特に不動産投資が初めてという方におすすめです。

日本財託(中古ワンルーム投資)

中古ワンルームマンション投資に強みを持ち、業界でも高い知名度を誇ります。取り扱っている物件は東京都内の中古ワンルーム物件がメインなので、低リスクな投資環境が用意されているのも初心者向きです。リスク分析や提示に力を入れていることから何もかもバラ色という提案ではないかも知れませんが、それゆえにリアルな不動産投資の環境をもたらしてくれます。

日本財託グループ

明光トレーディング(中古ワンルーム投資)

すでに創業から30年になるという、不動産投資業界では「老舗」の部類に入る会社です。得意とする東京都内中古ワンルームマンション投資を武器に、多数の顧客を抱えています。賃貸経営に付き物の設備更新などについて無料交換サービスを提供するなど、物件を購入してからのサービスが充実しているところに、さすが老舗というきめ細かさを感じます。

株式会社明光トレーディング

GAテクノロジーズ(中古ワンルーム投資)

「テクノロジーズ」という、不動産関係の会社とは思えないような社名のGAテクノロジーズは、社名にその特徴が表れています。AI(人工知能)を不動産投資の分析に活用することで、投資判断や提案の効率化が図られています。同社の看板サービスは「Renosy」という包括的な不動産投資サポートサービスで、月額千円少々で入居者の募集や管理、対応などを任せることができる激安サービスも魅力です。

株式会社GAテクノロジーズ

アセットリード(新築マンション投資)

新築マンション開発から販売、そして管理や投資家へのサポートなど、不動産投資に関連する全業務を事業化している総合不動産投資会社です。自社開発による新築マンション販売が売りで、高い資産価値に裏づけられた資産形成をサポートしています。ユニークなのは不動産流動化事業といって、既存の不動産をバリューアップすることによって再生、新たな価値を生み出すというノウハウにも長けていることです。

株式会社アセットリード

プロパティエージェント(新築マンション投資)

東京23区と横浜にしぼって新築マンションを自社開発し、それを投資家向けに販売するビジネスモデルが強みです。第三者機関による顧客満足度調査で堂々の1位を獲得した実績を持ち、新築マンションの開発力と顧客向けの提案力には定評があります。また、同社では初心者向けのセミナー開催に力を入れており、セミナーを通じて多くの「予備軍」を不動産投資家にしてきた実績をもちます。ネット上での情報発信にも熱心なので、知らない間に同社のコンテンツから不動産投資の勉強をしたという方も多いと思います。

プロパティエージェント株式会社

シノケン(一棟アパート投資)

ここまでは新築および中古のマンション投資業務を行っている不動産投資会社でしたが、このシノケンは一棟アパート投資サービスを提供する不動産投資会社です。駅近のデザイナーズアパートというジャンルに強みを持っており、従来のアパートという概念とは少し異なる価値観で高い実績を有しています。グループ全体で東京だけでなく大阪、名古屋、福岡、仙台といった都市で一棟アパートの開発および投資サポートを行っています。初回の入居が達成されるまで家賃を保証するサービスなど、投資家目線の各種サービスも目を引きます。

シノケングループ

FJネクスト(新築ワンルーム投資)

「ガーラ」というブランドの新築ワンルームマンションを開発、販売している不動産投資会社です。対象エリアは東京、横浜、川崎といった首都圏の主要都市です。いわゆるサラリーマン大家の参入を促進するためのサービスに長けており、顧客の多くは初めて不動産投資に参入した会社員や公務員です。首都圏のマンション供給量ではランキングの1位になったことがあるなど、スケールメリットに裏づけられた実績にも安心感があります。

株式会社FJネクスト

グローバル・リンク・マネジメント(新築マンション投資)

自社開発による「アルテシモ」というブランドのマンションを開発、販売、投資サポートを一貫して行っています。入居率が99%を超えているというのは他社とそれほど変わらないのですが、面白いのは投資家のリピート率や紹介率がとても高いことです。これは顧客満足度が高いことの表れでしょう。あまり評判が良くないサブリース契約ですが、同社では賃料の下落率が低いことを売りに、順調に契約件数を伸ばしています。

初心者向けの不動産投資セミナーを頻繁に開催しており、「0からはじめる不動産投資セミナー」という名前のセミナーを目にしたことはないでしょうか。そのセミナーは、同社によるものです。

株式会社グローバル・リンク・マネジメント

湘建(新築、中古ワンルーム投資)

横浜に本社を置き、東京と横浜での新築および中古のワンルームマンション投資を手がける不動産投資会社です。ワンルームマンションの生命線である駅近であることにこだわり、ほとんどの物件が駅から徒歩8分以内にあります。また物件価格が高くなりすぎないよう、2,000万円台に抑えているというのも、サラリーマン大家の参入障壁を低くしています。融資に強いのも同社の特徴で、1%台の金利で融資を利用することができるのも、投資家にとってありがたい部分です。

株式会社湘建

リズム(中古ワンルーム投資)

リズムはリノベーション投資といって、既存の中古マンションをリノベーションによって再生、新たな付加価値を付けることで不動産投資の有望性を高めるという独自の強みを持ちます。リノベーションによる高付加価値のマンション投資は家賃相場の上昇だけでなく、売却時の優位性も期待できます。その意味では出口戦略にも長けたユニークな不動産投資会社と言えるでしょう。

リズム株式会社

クレアスライフ(新築マンション投資)

新築マンションの開発と販売を手がけるクレアスライフでは、特にマンションのグレードへのこだわりがあります。東京であれば山手線の内側であることや文教地区、高級住宅街など環境の良さゆえにハイエンドなマンションを開発し、高いブランドイメージとともにハイエンドな入居者から支持を集めています。

同社のマンションブランドは、「コンシェリア」。このマンションシリーズにはすでに高いブランドイメージが確立しているため、高い稼働率が期待できます。

株式会社クレアスライフ

デュアルタップ(新築ワンルームマンション投資)

東京都心、最寄り駅から10分以内という条件にこだわったワンルームマンションの開発と販売を手がけている不動産投資会社です。日本国内だけでなく海外不動産投資の事業も展開しており、東京だけにこだわらないグローバルな視野での不動産投資に道筋を開いています。

株式会社デュアルタップ

スピリタス(一棟アパート投資)

一棟アパート投資を手がける不動産投資会社はたくさんありますが、スピリタスの大きな特徴は、狭小アパートです。アパートを建設するにはある程度の敷地が必要だという常識を破り、狭小地であっても本格的なアパートを設計、建設するところに強みを持ちます。

同社のアパートブランドは「QUQURI」で、東京都内にある同ブランドのアパートを見たことがある方は多いかも知れません。狭小地でありながらデザイン性に優れ、高い入居率を誇るところに、同社のこだわりと力の入れようを感じます。

株式会社SPILYTUS

セレコーポレーション(一棟アパート投資)

上記のスピリタス社と同様に一棟アパート投資を専門にしている不動産投資会社です。このセレコーポレーションの特徴は、独自のノウハウによる土地の仕入れです。自治体が保有している土地や借地権が設定されている土地など、活用に特定のノウハウを要する土地を安く仕入れ、それをアパート経営に用いています。そのため安くアパート経営を始めることが可能で、このノウハウは他社にはないオンリーワンと呼べるものです。

株式会社セレコーポレーション

オープンハウス(アメリカ不動産投資)

この記事でご紹介している15社の中では唯一となる、アメリカ不動産専門の不動産投資会社です。アメリカでの不動産投資といっても何から手をつければ良いのか分からない人が大半だと思いますが、オープンハウスでは物件の提案や販売から管理、そして出口の売却まですべての業務をフルサポートしているのが強みです。アメリカでは不動産市場の好調が続いており、投資先としての有望性は日本を上回ります。そんなアメリカ不動産投資を始めるのであれば、最も無難な選択肢だと思います。

株式会社オープンハウス

不動産投資会社の役割

そもそも、不動産投資家にとって不動産投資会社とはどういう存在なのでしょうか。会社選び、会社比較でも必要になると思いますので、ここでは不動産投資会社の役割について解説したいと思います。初心者の方にとっては想像以上の世界であり、不動産投資会社の重要性が再確認できることと思います。

不動産会社ではなく「不動産投資会社」

不動産会社と、不動産投資会社。この両者は名前こそ似ていますが、行っている業務にはかなりの違いがあります。宅建といって不動産業を営むための免許は同じなのですが、不動産会社は不動産を売りたい人、買いたい人、借りたい人、貸したい人が顧客です。

それに対して不動産投資会社の顧客は、投資家または投資家になりたいと思っている人です。先祖から受け継いだ土地や建物があるという人は、厳密にいうと不動産投資会社の顧客ではありません。なぜなら、これから新たに不動産を購入して不動産投資をするというより、今ある財産を次の世代に受け継いでいくことが主な目的だからです。

不動産投資会社の顧客は、その多くが既存の不動産を持っていません。資産のない状態からローンを組んで物件を購入し、資産形成と不労所得を目指す人たちに対して、必要な情報や提案を行い、物件を販売し、管理や売却をサポートするのが不動産投資会社です。

不動産投資会社の業務

不動産投資会社の主な業務は、以下の5つです。すべての不動産会社がこのすべてを担当しているわけではありませんが、仮にその会社がやっていなかったとしても専門の業者を紹介したり、系列会社が担当するなどの形でサービスを提供しています。どこまでのサービスを求めるかも比較検討の材料となるので、ここでは不動産投資会社の業務とは何かを押さえておいてください。

①物件の提案
顧客である不動産投資家が安定した利益を上げて資産形成ができるよう、そのために役立つ物件の提案をします。

②収支のシミュレーション
提案した物件を購入した場合、どのような収支になるのかを専門的な知識をもってシミュレーションして、投資判断をサポートします。

③物件の開発
新築マンションやアパートの開発を行っている不動産投資会社もあります。こうした会社は自社で開発した物件を顧客に販売します。

④物件の管理
投資家が購入した物件の管理業務を担います。本体の会社が担当する場合もありますが、多くの場合は管理専門の系列会社が担当します。

⑤入居者の募集、対応
不動産投資は入居者がいてナンボなので、その重要な募集業務を担当します。これを不動産業界では「リーシング業務」といいます。また既存の入居者からの要望や問い合わせなどの対応を行う場合もあります。

不動産投資会社の実力差が表れる部分

数ある業務の中で、不動産投資会社の実力差が顕著になるのは、以下のような場面です。これは特に比較の際に重要なので、チェックリストとしてご活用ください。

①提案力
不動産投資家にとって、物件選びは成否を分ける極めて重要なプロセスです。どんな物件を提案するかによって成否に大きく影響するのですから、物件を仕入れる力や自社開発をしている場合は企画・開発力も比較しやすいでしょう。先ほどご紹介した15社のそれぞれが物件の提案力をアピールしていますが、それだけ投資家から期待されているのが提案力であることの表れです。

②将来における予測力
不動産投資は中長期的なスパンで取り組むビジネスです。今は良くても将来その物件が閑古鳥の鳴くような状態になってしまうようでは、意味がありません。そこで重要になるのが、将来の需要予測です。最近ではAIやビッグデータなどといったITをフル活用して的確な需要予測を提供する会社もあるので、これも比較の際には重視したいポイントです。

③融資をつける能力
ほとんどの不動産投資家は、物件の購入にあたって金融機関の融資を利用します。よって、融資を受けられないということは投資を始められないということです。そのため不動産投資会社は提携金融機関を持って少しでも顧客が審査に通りやすいように企業努力をしています。こうした努力によって顧客がスムーズに資金調達ができるかどうかは、不動産投資会社を比較する重要ポイントのひとつです。

④集客力
ここでいう集客力とは、購入した物件に入居者を集める能力のことです。魅力的な物件づくりや立地条件の選定、各種媒体や業界ネットワークの活用など、これらの能力が総合芸術のように組み合わさることで集客力が発揮されます。せっかく購入した物件に誰も入居しないようでは一大事なので、集客力についても各社が競い合っている部分です。

実はとても重要な役割「アドバイス」

不動産投資の初心者にとって、不動産の世界は分からないことだらけです。しかも不用意に自分の味方かどうか分からない専門家に相談をすると、不利益な回答を受け取ってしまうかも知れないという不安もあります。

そのため、いつでも相談できること、そして顧客の側にたって味方でいてくれることは、実は不動産投資会社の重要な役割です。不動産投資会社選びをする際には、このようにいつでも相談に乗ってもらえるかどうかを担当者の対応などで直感的に精査することも、その後のお付き合いを考えると重要なことです。

不動産投資会社選びの7大チェックポイント

不動産投資会社選びで失敗しないために、7項目のチェックリストを作成しました。これらの項目についてひとつずつチェックしながら比較検討をすることで、理想の不動産投資会社に出会えるはずです。

入居率

その会社が取り扱っている物件の入居率は、そのまま物件の魅力を示しています。おそらくほとんどの不動産投資会社が99%以上の数字を出していることでしょう。さすがに100%というのは若干嘘くさい印象があるので、99%台の方が実質的な100%のように感じられるものです。

こうした数字は比較されやすく各社重視しているようで、ほぼ100%という数字が並んでいます。しかしこの数字、本当なのかどうかを確認する手段がありません。さすがに大手や有名な不動産投資会社がこうした数字に虚偽の表示をするとは思えませんが、一部の会社ではそのような表示があってもおかしくはありません。

そこでひとつの対策として、その入居率が何戸あるうちの何戸に入居していてその数値になったのかという、数字の根拠を尋ねてみてください。ここですぐに数字を出してきて割り算をしたらその入居率になるという説明ができるようであれば、それは実数値である可能性が高いと見ることができるでしょう。

あいまいな返答であったり、返答に時間がかかっているようだと、その入居率も怪しいと思われても仕方ありません。

不動産投資会社の経営健全性

不動産投資会社とは、不動産投資をしている期間ずっと付き合いが続くことになります。その間に新たな物件の提案を受けたり、不動産投資における相談で関わることも多々あるでしょう。そんな重要なパートナーだけに、倒産してしまっては元も子もありません。

もちろん、不動産投資会社が倒産したからといって物件の所有権はすでに投資家にあるのですから、今すぐ賃貸経営を続けられなくなるということはありません。融資についても金融機関との取引なので、不動産投資会社の倒産とは無関係です。

しかし、長い付き合いの中で相談をしたりアドバイスを求めるようなことができなくなるので、やはり不動産投資会社の経営が健全であることは重要です。これについては多くの不動産投資会社が安心をアピールするために健全性を示すデータなどを公開しています。それがなかったとしてもIR情報で開示されているので、少なくとも債務が多すぎないか(超過になっていないか)、自己資本比率はどれだけあるのか(少なくとも40%は欲しいところです)、といった情報をチェックしましょう。

経営基盤の盤石さ

不動産業界では、大きなお金が動きます。それほど大手企業でもないのに大きなお金を動かしていることも珍しくなく、そのこと自体に問題はないのですが、ひとたび歯車が狂ってしまって資金を思い通りに動かせなくなると、巨額の倒産劇に発展することがあるのが、これまた不動産業界の常です。

そこで、不動産投資会社にはある程度のスケールメリットを求めたいところです。ひとつの目安としては、上場の有無があります。上場している会社は証券取引所から資金調達が可能なので、資金ショートの可能性がかなり低くなります。

また、資本金が少なくとも億単位であり、年間の売り上げが100億円以上はあることが、ひとつの目安になります。

担当者の対応力、連絡の速さ

不動産投資は長期的な視野で取り組むものですが、実は迅速さが求められる場面も多々あります。例えば中古不動産市場にとても価値のある物件が出た時に、のんびり構えていては他の投資家が購入してしまうでしょう。そんな時に迅速な行動でその物件を手に入れることができれば、その先数十年にわたって多大なメリットをもたらしてくれるかも知れません。

さすがにこれは極端な例かも知れませんが、他にも不動産投資では迅速な行動や判断が求められる場面があります。そんな時に迅速に対応してくれてアドバイスをくれるということは、不動産投資会社の重要な「性能」です。

商談の段階で迅速に回答をもらえたり、対応が的確であるといったことは、今後の付き合いを考えるうえで大きな意味があると思います。

提案内容の根拠が明確である

不動産投資会社の心理としては、より多くの物件を売りたいという本音があります。なぜなら、不動産の販売利益が会社に入るからです。そのため、営業利益を最優先するような不動産投資会社だと、どうしても説明が雑になりがちです。

「これは良い物件です」というように、ただ良いと言われただけでは何が良いのか分かりません。そこにあれこれと理由をつけることは簡単ですが、その理由にどこまで根拠が感じられるかが重要です。

具体的な数値や実績に基づいた分析など、エヴィデンスに裏付けられた提案であることは、その不動産投資会社の品格を示しているといっても過言ではないのです。

物件管理が行き届いている

多くの不動産管理会社は、自社もしくは系列会社で販売物件の管理を行っています。その管理がどこまで行き届いているかを知るのに有効なのは、その会社が管理している物件の実物を見ることです。

特に注目するべきなのは、エントランスと共用部分です。オートロックのマンションだと勝手に中に入るわけにはいかないので、外から分かる範囲でチェックしてみてください。

もちろん商談に進めば管理物件を見たいと希望すれば、快く見せてくれるでしょう。ここで何かと理由をつけて管理物件を見せてもらえないようだと、これも比較時にはマイナスポイントとして考えて良いと思います。

エントランスと廊下など共用部分がきれいに清掃されていて照明の切れなどが放置されていないなど、管理が行き届いているのであれば、その会社から物件を購入しても同様の管理が期待できます。

ネット上の評判

不動産投資会社に限らず今どきは何かを買おうとしたり利用しようとする時に、ネット上の評判を調べることが多いと思います。不動産は高額商品だけにネット上の評判を調べることは有効です。

ただし注意したいのは、ネット上の評判というのは誰でも自由に発信することができるため、玉石混交である点です。ライバル会社など何者かが悪意を持って悪口を書き込む可能性もあるので、そういった評価を見つけた場合はどこまで不動産投資会社に非があるのか、そもそもその話は本当なのかといった部分に注意しながら評判を調べるようにしましょう。

やってはいけない不動産投資会社選び

最後に、不動産投資会社選びに失敗しやすい「やってはいけない」パターンをご紹介します。不動産投資会社選びの失敗は不動産投資の失敗を意味するので、ここでご紹介するようなパターンにはまってしまわないようにしてください。

話がうますぎる

端的に言うと、不動産投資は儲け話です。儲け話にはうまい話、とりわけうますぎる話は付き物ですが、その手の話はほとんどが詐欺まがいの案件です。不動産市場には相場があって、相場を大きく逸脱したような安さで物件を買えることはありませんし、同じような条件なのに突出して高い利回りが出るようなこともありません。

特に不動産は高額商品だけに詐欺師にとっても儲けが大きく、狙われやすい業界です。もちろんほとんどの不動産投資会社がまっとうな営業をしていますが、中には不動産投資会社ですらないような怪しげな業者が不動産投資家を狙っていることもあるので、うますぎる話にはくれぐれも注意してください。

将来の不動産経営に関する提案が弱い

不動産投資は今よりも将来が大切な投資です。5年後、10年後の家賃収入がどうなっているのかという展望や、出口戦略といって物件を手放す時の売却価格など、将来をいかに正確にシミュレーションできるかは不動産投資会社にとって腕の見せ所です。

そんな重要な将来の提案が弱いというのは、不動産投資会社に求められる重要な役割を果たせていないことになります。5年後や10年後にどうなっているか、その時代の変化に対応して物件の資産価値をどう守るか、家賃収入をどう守るかという提案が弱ければ、その不動産投資会社は「使えない」可能性が高いと見るべきです。

融資条件が悪い

不動産投資では金融機関の融資を利用することが前提になるため、不動産投資会社には提携している金融機関があります。もちろん提携している金融機関以外で融資を受けることも可能ですが、審査に確実に通るという目的を考えると提携金融機関を利用するのがセオリーとなります。

そこで注意したいのが、提携金融機関との提携条件が悪いなどの理由で融資条件が悪い場合です。今はもう昔の話になりましたが、かつて多くの不動産投資会社が提携していたのが、あのスルガ銀行です。サラリーマン大家デビューでは欠かせない金融機関と言われていましたが、融資金利は3.5%と高めでした。この金利だとキャッシュフローがほとんど出ないという案件も続出し、当時からスルガ銀行しか提携していない不動産投資会社は役に立たないと言われていました。

今ではスルガ銀行が個人投資家向けの融資をやっていないので物差しになりませんが、できるだけ手堅い銀行が提携先なっているところを選ぶのが無難でしょう。聞いたことのないような金融機関や外国の金融機関しか提携先がないという場合は、ちょっと怪しいと考えて良いと思います。

また、提携金融機関が特にないという場合も、肝心の融資を受けることができない恐れがあるので、いずれにしても提携金融機関の有無とその内訳には注目してください。ちなみに不動産投資ローンで最も格が高いとされているのはオリックス銀行とジャックスなので、これらの名前がある不動産投資会社は信頼度も高いと思います。

サブリースを勧めてくる

サブリースとは家賃保証とも呼ばれる、一括借り上げのことです。空室の有無に関係なく一定の家賃を受け取ることができるので、投資家としては空室リスクに振り回されずに済むメリットがあります。

しかし、不動産投資会社が自ら持ち掛けてくるサブリースには要注意です。自社が儲けるために持ち掛けている可能性が高く、サブリースにした場合であっても将来にわたってキャッシュフローが安定するのかどうか、しっかりシミュレーションをしてから判断をしましょう。

まとめ

不動産投資の重要なパートナー、不動産投資会社を比較したいという方にとって重要な情報として、主要な不動産投資会社のご紹介から不動産投資会社の役割、選び方、そしてやってはいけない選び方まで解説してきました。これで不動産投資会社選びについて十分な情報が得られたと思いますので、まずは自分なりに不動産投資会社選びを始めてみてください。

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