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初心者必見!サラリーマンが投資をはじめるときに知っておくべき5つの知識

By Oh!Ya編集部

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初心者必見!サラリーマンが投資をはじめるときに知っておくべき5つの知識

今や、退職金や年金もいくらもらえるか分からない時代なので、自分の資産は自分で守る…という方針で、サラリーマンが投資をはじめることも多いです。しかし、特に投資の初心者は投資をはじめる前に注意点を学んでおかないと、投資に失敗してしまう可能性が高まってしまうのです。

そこで今回は、サラリーマンが投資はじめるときに知っておくべきことを5つピックアップし、その項目について詳しく解説していきます。

1.目的と目標額を定める

サラリーマンが投資をはじめるときに知っておくべき1つ目は、投資の目的と目標額を設定することです。まずはこの2つを設定しないと、どのくらいの規模の投資をすれば良いかが分かりません。

具体的な目的を設定する

投資の目的とは、具体的には以下のような目的です。

  • 日々の給与の足しにしたい
  • 不労所得として確立させたい
  • 年金代わりにしたい

目的によって、目標とする収益額や期間も違いますし、それによって投資金額も変わってきます。

目的による収益目標の違い

たとえば、「日々の給与の足しにしたい」のであれば、月に数万円程度の収益で良いです。一方、不労所得として確立させたいのであれば、現在の給与並みの収益が必要になります。

このように、目的によって収益目標が全然違ってくるので、目的を明確にしないと投資の種類を選ぶこともできません。

目的による期間の違い

次に、目的を定めることで収益額だけでなく「期間」も違ってきます。たとえば、年金代わりにしたいのであれば、自分が引退するまでの何十年後かに資産を確立していれば良いです。

一方、「日々の給与の足し」や「不労所得」が目的であれば、「年金代わりにする」という目的よりも短期スパンでの投資になるでしょう。

目的によって投資期間も変わり、それによって投資種類も変わってくるというわけです。

月単位で目標金額に落とし込む

次に、月単位で目標金額を落とし込みましょう。たとえば、前項の3ケースだと、「給与の足し:月4万円」「不労所得:月40万円」「年金代わり:月20万円」のようなイメージです。

月単位で目標金額を落とし込むことで、その収益額を上げるというイメージがわきます。そのイメージをもつことで、収益額を上げるためにはどのような投資が適しているか?が分かってきます。

2.大きすぎる投資は避ける

避ける

サラリーマンが投資をはじめるときに知っておくべき2つ目は、大きすぎる投資は避けることです。この点に関しては以下を理解しておきましょう。

  • 投資にリスクはつきもの
  • 手持ち資金を捻出する具体的なケース

投資にリスクはつきもの

大前提として投資にリスクはつきものです。まずは、具体的に投資におけるリスクである以下を理解しておきましょう。

  • 価格変動リスク
  • インカムゲインが変動するリスク
  • 収支バランスが崩れるリスク

価格変動リスク

株式投資でいう株価、不動産投資でいう売却金額、投資信託でいう価額は需給バランスによって変動します。

たとえば、需要が一定で供給が増えれば価格は落ちますし、供給が一定で需要が落ちても価格は落ちます。それは、その資産を売却したときに損失が出るということです。

インカムゲインが変動するリスク

株式投資でいう配当収入、不動産投資でいう家賃、投資信託でいう分配金も変動します。配当金は企業業績、家賃は経年劣化、分配金はファンドの運用状況などが要因です。

これらがマイナス方向に働けば配当金・家賃・分配金額も落ちるので、予定していた収益からは下落してしまいます。

手持ち資金を捻出する具体的なケース

さて、大きすぎる投資をした場合、最もリスクになるのは以下のように手持ち資金から捻出することです。

  • 不動産投資で空室になる
  • 信用取引で追証が発生する

不動産投資で空室になる

たとえば、不動産投資をして空室状態がつづけば、その期間の家賃収入はゼロです。しかし、ローン支払いをはじめとした支出は継続的に発生するので、その場合は手持ち資金から支出をカバーしなければいけません。

そのため、自分の所得に見合わない規模の不動産を購入し、ローンが高額になってしまう投資などは、手持ち資金を大きく損なうリスクがあるということです。

信用取引で追証が発生する

また、株式投資などで信用取引をして追証が発生した場合なども、手持ち資金を捻出します。信用取引とは、証券会社に資金を借りて売買することです。

この場合、一定の割合で証券会社に資金を預ける(保証金)必要があり、その保証金が既定の利率を下回ると追証が発生します。追証が発生すると、必要な金額を証券会社に納めない限り、所有している株などは強制決済になるのです。

そのため、余裕資金を持たずに限界ギリギリまで株式投資をすると、追証のときに対応できず強制決済になります。そうなると、大きく資産を目減りするリスクになるのです。そのため、自分の収支バランスを考えた上で、身の丈に合った投資をしましょう。

3.守る投資を心がける

サラリーマンが投資をはじめるときに知っておくべき3つ目は、守る投資を心がけることです。守る投資に関しては、インカムゲイン・キャピタルゲイン・長期投資について理解しておきしょう。

インカムゲイン

インカムゲインとは、以下のように継続的に得られる収益のことです。

  • 株式投資の配当金
  • 投資信託の分配金
  • 不動産投資の家賃

結論からいうと、守る投資はこのインカムゲインを狙うべきです。

インカムゲインは安定している

インカムゲインは前項のような収益なので、比較的安定しています。もちろん、企業業績によって配当金は下がりますし、家賃も下落することはあります。

とはいえ、企業業績に関しては前もって情報収集することでリスクヘッジできますし、空室リスクも需要の高い物件を選ぶことでリスクヘッジ可能です。

サラリーマンは元々安定した収入があるので、その収入にプラスαの要素として考えるのが「守りの投資」です。

インカムゲインは大きな収益を上げにくい

ただし、インカムゲインでは大きな収益を上げるのは難しいです。たとえば、不動産証券化協会によると、東証一部の配当金利回りは2%前後です。

つまり、500万円投下して年間10万円の収益になります。ほかの投資もインカムゲインは大きく収益を上げにくいですが、不動産投資だけは別です。なぜなら、不動産投資は融資を利用して、自己資金の何倍もの資産を取得できるからです。

とはいえ、その代わり「ローンの支払い」は発生するので、不動産投資はミドルリスク・ミドルリターンの投資といえるでしょう。

キャピタルゲイン

一方、キャピタルゲインとは以下のような収益です。

  • 株式投資の売買益
  • 投資信託の売買益
  • 不動産投資の売買益

要は、資産を売却して得る一時的な収益がキャピタルゲインです。これは、誰にも読めない「売却価格の上昇」に期待する投資です。

そのため、ハイリスク・ハイリターンの投資になる上に投資に割かれる時間が長いので、日中忙しいサラリーマンにはおすすめできません。

基本は長期投資

また、インカムゲインをメインに置き「守りの投資」をするなら、基本は長期投資で考えましょう。というのも、たとえば1か月~半年という短いスパンで投資を考えると、どうしても売買益に頼らざるを得ません。

そうなると、上述したインカムゲインではなくキャピタルゲインになるので、リスクが高い投資になってしまうのです。そのため、インカムゲインをきちんと狙える長期スパンで投資は考えましょう。

4.サラリーマンが避けるべき投資

サラリーマン

サラリーマンが投資をはじめるときに知っておくべき4つ目は、サラリーマンが避けるべき投資は以下であると理解することです。

  • キャピタルゲインに重きをおく投資
  • 手間と時間がかかる投資

キャピタルゲインに重きをおく投資

まずは、上述したようにキャピタルゲインに重きを置く投資は避けましょう。具体的には、短期スパンでの株式投資やFXなどが該当します。

このような投資はハイリスク・ハイリターンなので、「1か月で資産を倍にする」ことは可能です。一方で、「1か月で資産がゼロになる」可能性もあります。

手間と時間がかかる投資

また、サラリーマンは日中仕事で忙しいので、手間と時間がかかるような投資も向いていません。手間と時間がかかる投資とは以下のような投資です。

  • 短期スパンの投資
  • 変動が激しい投資

短期スパンの投資

短期スパンの投資はデイトレードをイメージすれば分かりやすいです。デイトレードは、1日に何度も株の売買を繰り返して利益を上げるので、基本的には1日中売買注文を出さないといけません。

いくらスマホで売買注文できるとはいえ、短期スパンの投資はまさに秒単位で売買する必要があるので、日中仕事のサラリーマンが行うのは現実的ではありません。

変動が激しい投資

また、変動が激しい投資も避けた方が良いです。たとえば、長期の株式投資をしていたとしても、取得した株式が価格変動の激しい銘柄であれば、やはり日中に売買注文を出すこともあるでしょう。

さらに、価格変動が激しいが故に、市場が開いている平日日中は、定期的に株価をチェックする必要があります。このようなことをしていると本業に支障を来すので、変動が激し投資もおすすめできません。

5.目的別のサラリーマンにオススメの投資

おすすめ
サラリーマンが投資をはじめるときに知っておくべき5つ目は、目的別にどのような投資がおすすめかを理解しておくことです。

今回は、目的に合った投資の概要を紹介していきますので、どの投資をすべきかを検討するときの参考にしてください。

  • 資産をつくりたい人
  • とにかく「始めてみたい」
  • 分散投資をしたい
  • ハイリスク・ハイリターンが良い

資産をつくりたい人

投資の目的が「資産づくり」であれば不動産投資が向いています。ここでいう資産づくりとは、その資産を保有していることで収益を上げられる…つまりインカムゲインで効率良く収益を上げる投資のことです。

レバレッジ効果が高い

上述したように、インカムゲイン狙いは守りの投資なので、収益性はそこまで高くありません。しかし、不動産投資は融資を利用することで、インカムゲインという守りの投資でありながら収益性も高いのです。

つまり、少額の資金で高額な資産を得ることができる「レバレッジ効果の高さ」が不動産投資の特徴であり、それが資産づくりにつながるというわけです。

家賃収入という強み

不動産投資は家賃収入がメイン収益なので、空室時は収入がゼロになります。しかし、入居者が退去する1か月以上前から募集をかけられますし、需要の高い物件を選ぶことでリスクヘッジは可能です。

また、家賃は株価や不動産売却価格ほど変動はしないので、その点も安心できる要素といえます。

とにかく「始めてみたい」

とにかく、足掛かりとして投資を始めてみたいという方は、ローリスクの投資である以下をおすすめします。

  • ETF
  • 国債
  • リスクの小さい投資信託

ETFとは上場投資信託のことで、たとえば「日経平均株価連動型」など比較的リスクの低い商品があります。また、国債は利回りが低いですが元本保証ですし、リスクの低い投資信託もあります。

いずれにしろ、「とにかく投資を始めたい」という方は、投資に対して抵抗感がある方でしょう。そのような方は、ローリスクでも良いので、まずは「やってみる」ことが重要です。

分散投資をしたい

次に、分散投資をしたいのであれば以下がおすすめです。

  • 投資信託
  • REIT

投資信託もREITも、ファンドにお金を預けて運用を任せるイメージです。投資信託は、ファンドが株や債券など色々な金融商品を取得します。一方、REITはファンドが複数の不動産を所有します。

つまり、投資信託やREITは自然と色々な金融商品に分散投資できているということです。

ハイリスク・ハイリターンが良い

ハイリスク・ハイリターンの投資が希望であれば、短期の株式売買やFXが良いでしょう。しかし、上述したように日中の取引になるので、サラリーマンの方が行うならある程度自由な時間が必要です。

たとえば、銘柄によっては「毎日5%変動する」というような株式は存在します。そのため、1日に何度も取引し成功すれば、1日で何十万円もの収益になることもあるのです。

この「一攫千金」を狙うのであれば、信用取引でレバレッジを効かせた短期取引ですが、もちろんおすすめはしません。

投資ごとの比較をもっと知りたい

投資ごとの概要や、投資ごとの比較をもっと知りたい方は、サラリーマンが投資をするなら何がおすすめ?3つの投資を徹底比較という記事がおすすめです。

この記事では、不動産投資とは?株式投資とは?投資信託とは?などのように、投資ごとの概要を解説しつつ、投資ごとの比較も行っています。

本記事は、「サラリーマンが投資をはじめるときに知っておくべきこと」という、下準備の段階でした。そのため、本格的に検討している人は、こちらの記事を読んでさらに知見を深めましょう。

まとめ

このように、サラリーマンが投資をはじめるときには、まず目的と目標額を定めましょう。そして、あくまで「守る投資」を心がけ、日中の昼間に手がかからない投資を選択しないと、本業に支障を来します。

今回解説したことを頭に入れつつ、色々な投資商品を比べてみると良いでしょう。そうすることで、本当に自分に合った投資が見えてくるはずです。

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