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投資で儲かる勝ち組と負け組の決定的な違い

By Oh!Ya編集部

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投資で儲かる勝ち組と負け組の決定的な違い

これから投資を始める際、誰もが頭に思い浮かべる疑問があります。

「投資って儲かるのか…?」

結論から述べると、投資で儲けることは可能です。しかし初心者が1年で100万円を1億円にするような儲け方はほぼ不可能です。投資は中長期的に利益を積み重ね、10年後ないし30年後に大きな儲けを生むものなのです。

それが理解できていない人は儲からず、長期的な目線で物事を見据える観点を持っているからこそ、大きな利益を手にすることができるのです。

この記事では、特に初心者の方に見ていただきたい、投資で儲けるための考え方についてまとめていきます。

初心者が陥ってはいけない誤った考え方3選

初心者の注意点

はじめに投資初心者が陥りがちな誤った考え方を紹介します。これらの考えを頭の中から消すことで、あなたはようやく投資で儲けるためのスタート地点に立つことになるのです。

投資で一攫千金は宝くじを当てるようなもの

あなたは生活のいたるところで以下のような広告を目にしたことがあるでしょう。

「初心者必見!株式投資を始めて1年で資産を100倍にする方法」 「あなたもできる!FXを利用して資産5億円を達成するためのコツ」 「憧れの不労所得生活!不動産投資開始3年で家賃収入3億円」

確かにこれらの広告は全てが嘘とは限りません。広告の題材となった人は、確かに上記を実現したのでしょう。こういった広告にはあなたを惹きつける夢が詰まっています。そのためついつい内容を妄信してしまうのです。

しかし、広告になるような例は100万人に1人に起こる程度でしかありません。つまり宝くじに当たるようなものなのです。万人が株式投資を始めて1年で資産を100倍にすることはできないのです。

このように投資で資産を増やそうと考えるのであれば、まずは一攫千金の夢を捨てることが必要です。戦略的に資産を増やしていこうとするにもかかわらず、運任せで宝くじに当たることを願っていても仕方がないためです。むしろそういった甘い見通しはリスクを招きます。

もちろん投資を続ける中で千載一遇のチャンスに恵まれる瞬間はあります。しかしそれは戦略に則って手繰り寄せるものであり、運に任せて待つものではないのです。

確実に儲かる投資手法は存在しない

投資の手法は様々です。大まかな区別をするだけでも、以下の12種類を挙げることができるほどです。

  • 株式投資(国内、外国)
  • 不動産投資
  • FX
  • 個人向け国債
  • 仮想通貨
  • 日経平均先物
  • 商品先物
  • 投資信託
  • 上場投資信託(ETF)
  • 不動産投資信託(REIT)
  • 個人型確定拠出年金(iDeCo)

しかし、この中に「確実に儲かる手法」は存在しません。なぜならば各手法はそれぞれ独自のリスクを抱えているためです。リスクが存在する以上、確実に儲かることはあり得ないのです。

確かに一時期の仮想通貨のように勢いを持つ手法というものは、時代時代において存在しています。そういった意味において、特定の手法が儲かりやすい瞬間はあるのです。しかしそれも永続はしません。

そのため「これをやれば儲けることができる」という短絡的な考えは捨てる必要があります。投資に利用する金融商品の価値は様々な要因が絡み合って敬せされます。そして未来に何が起きるかは誰にもわかりません。

投資はそのような不透明な状況の中で細かな要因をつぶさに確認し、なるべくリスクが低く、なるべく利益に繋がる選択を続けていく行為なのです。

儲けは長期的に積み重ねる必要がある

初心者が株式のデイトレードを開始して、1か月後に資産が10倍になることがあります。こういったまぐれ当たりは確かに存在するのです。しかし投資で資産を増やすためには、まぐれ当たりに必要以上の価値を見出してはいけません。

まぐれはまぐれと割り切り、小さな利益を積み重ねていく必要があります。また同時にリスクを回避していく必要もあります。結局はこういった小さな積み重ねを長期にわたって続けることで、10年後ないし30年後に大きなリターンを得ることができるのです。

つまり投資は短期に大きな利益を目指すのではなく、中長期的な視野にもとの利益とリスク回避を積み重ねる必要があるのです。

投資の本質とは

投資

投資初心者が頭から追い出すべき考え方を確認したところで、次はそもそも投資とはどのような活動なのかを解説します。また投資を成功させるために必要なリスクコントロールと自己学習の観点にも触れます。

労働と投資の違い

はじめに労働が時間を利用してお金を稼ぐものであるのに対し、投資はお金を利用してお金を稼ぐものです。時間はすべての人に平等に存在しますが、資産はそうではありません。

そのため投資に回すことのできるお金が多ければ多いほど、得られる利益の額も大きくなるのです。これが労働と投資の決定的な違いです。

こういった説明をすると、現時点で巨額のお金を持っていない場合は投資を利用しても稼ぐことができないのではないかと不安になるかもしれません。しかし、その点は安心してください。

投資はあくまで長期的に利益を出すものであるため、今は投資に回すお金が少なくとも時間をかけて増やしていくことで最終的に大きなリターンを得ることができます。この点については、次の「利回り」で詳しく解説します。

年間利回り

ここでは投資において重要になる「利回り」についてみていきましょう。具体的には、利回りの計算方法と投資をしていく上で知らなければならない単利と複利の違いを解説します。その上で、投資元本100万円を30年間運用した場合の資産形成をシミュレーションします。

利回り

利回りとは「投資元本に対する収益の割合」を意味します。一般的に、年間のものをみていくこととなります。以下は利回りの計算方法です。

年間利益10万円÷投資元本100万円=10%

上記の場合は利回りが10%となります。

単利と複利

また継続的に利益を生む方法には以下の2つの種類があります。

  • 単利:投資元本に対して一定の利益が生まれるもの
  • 複利:「投資元本+利益」に対してさらに一定の利益が生まれるもの

当然ながら複利で資産を運用した方が最終的な利益は大きくなります。つまり最初の一年で得た利益も次の年の投資元本に組み込んでいくということになります。

シミュレーション

続いて以下では投資元本100万円を利回り10%、複利で30年間運用した場合の資産形成をシミュレーションしてみましょう。

利回りシミュレーション

以上のように31歳から100万円の投資元本を利回り10%かつ複利で運用していくことで、60歳の時点で当初の100万円は1,500万円以上となっているのです。これが複利の凄まじさです。

この点、単利での運用ですと毎年10万円が加算されていくだけなので、60歳の時点で「投資元本100万円+年間利益10万円×29年=390万円」となります。複利での投資がいかに大きな成果をあげるかがわかるはずです。

このようにはじめこそ投資に回す金額が小さくとも、複利の効果を使うことでしっかりと資産を増やすことができます。また上記のシミュレーションに毎年発生する余剰資金をつぎ込んでいくことで、さらに大きな資産を形成することも可能なのです。

インカムゲインとキャピタルゲイン

投資では利回りの数値が大切であり、複利で運用することによって最終的に大きなリターンを得ることができると説明しました。ここでは、どのようにして利益を発生させていくかをみていきます。

投資で利益を得る方法には以下の2つがあります。

  • インカムゲイン
  • キャピタルゲイン

インカムゲインは「金融商品を保有することで発生する利益」です。それに対して、キャピタルゲインは「金融商品の購入価格と売却価格の差から得る利益」です。前者の例としては、所有する不動産を賃貸に回して得る家賃収入などがります。一方で後者の例としては、株式売買などがあります。

またインカムゲインはリスクが低く、長期にわたって一定の利益を得ることに向いています。キャピタルゲインはリスクは高いですが、短期間で大きな利益を得る可能性を持っています。投資をする際は双方を組わせてリスクをコントロールしつつ、年間で必要な利回りを実現していくのです。

投資とはリスクコントロール

投資には必ずリスクが付いてまわります。それはどのような投資手法であっても変わりません。効いzの前半でも述べたとおり、リスクのない手法は存在しないのです。そのため投資においてはリスクコントロールが非常に重要となります。

それこそ短期的に大きな利益を上げることよりもリスクコントロールが重要といって過言ではありません。なぜならば短期的にあげた大きな利益も一つのリスクの顕在化によって一夜にして消滅する恐れがあるためです。投資においてリスクを回避することはこれまでの資産を守ることであり、将来の資産を守ることなのです。

ひたすら勉強

具体的な金融商品の価値の上下には様々な要因が密接に絡み合っています。そのため投資の世界では勉強量が大きくものを言います。結局、投資であっても一般的な学問と変わらず積み重ねた勉強量が最終的に大きなリターンを得ることにつながるのです。

そのためこれから投資の世界に足を踏み入れていこうとする場合は、常に自己学習を心がけてください。それこそ世の中のありとあらゆる情報が金融商品の価値を形成しています。常に勉強し、それを実践することが投資の世界で成功する唯一の道です。

代表的な投資手法5選

投資手法

ここからは具体的な投資手法5つを解説していきます。次の5つは、あなたが投資を始めようとした際に選択肢として挙がるものでしょう。

  • 株式投資
  • 不動産投資
  • 投資信託
  • FX
  • 個人型確定拠出年金(iDeCo)

それぞれどのような仕組みで利益を得ることができるのか、しっかりとチェックしておいてください。

株式投資

株式投資は投資手法として非常に人気の高いものです。その理由はインカムゲインとキャピタルゲインの双方を狙いやすいためでしょう。まず多くの株式は保有することで配当金を得ることができます。これがインカムゲインとなります。

また上場されている株式はリアルタイムで売買ができるため、購入価格より高値で売ることができればキャピタルゲインを得ることもできます。このように株式は投資家の投資スタイルごとに柔軟な運用が可能なのです。

株式の配当金の利回りについては、日経平均が2%程度となっています。もちろんこれにはキャピタルゲインによって利益を得た場合を加味していません。あくまで株式を保有し続けて配当金を得ていくことで実現できる利回りです。

不動産投資

不動産投資は不動産を購入して賃貸にまわし、家賃収入を得ていくものが一般的です。過去のように不動産の価格の上下が激しかった時代においては、不動産売買を繰り返してキャピタルゲインを得ることもできましたが、現在は不動産価格が概ね横ばいであるため難しくなっています。

一方に価格が安定しているからこそ長期にわたって不動産を保有し、家賃収入を得ていくことができます。不動産投資の利回りを考える際は以下の3つの違いに注意してください。

  • 表面利回り:年間家賃収入÷不動産投資購入価格
  • 実質利回り:(年間家賃収入-経費)÷不動産購入価格
  • 想定利回り:満室時家賃収入÷不動産購入価格

不動産投資の維持・管理には様々な費用が発生します。そのため不動産投資における収益を具体的に検討する際は家賃収入から経費を差し引いた実質利回りを用いるのが一般的です。

表面利回りと想定利回りはあくまで物件同士を購入する際などに便宜的に用いるものであり、具体的な収益計算には馴染みません。

その上で不動産投資で期待できる利回りは資産価値の安定性が高い都内の物件で4.5%前後、地方の物件の場合は5~6%が平均的です。

投資信託

信託とは「自らの資産の運用を他者に任せる行為」です。そのため投資信託は、あなたの資産をプロに運用してもらう手法となります。具体的には、投資家が投資信託を購入し、その対価として支払った金額を集めて投資信託法人が運用していくこととなります。

そして、投資家のもとには法人から一定期間ごとに分配金が支払われます。このような投資信託は運用をプロに任せることができ、また法人は集めた資金を様々な投資に分散していくことになるため、リスクが低いところに大きな特徴があります。

また実際に法人がどの分野で資産を運用するかによって、様々な種類があります。例えば、不動産投資で運用していくのであれば、それは不動産投資信託と呼ばれます。

投資信託の利回りは一般的に5%前後となっています。サラリーマンをしながら投資を使用とする場合、資産の管理運用に十分な時間を割くことができないために投資信託を選ぶことも多くなっています。

FX

FXは外貨の売買によってキャピタルゲインを得ていく手法です。株式と異なり、保有していてもインカムゲインは発生しません。そのため相対的なリスクも高い手法です。

しかしリスクが高いということは、裏を返すとリターンも大きいということです。そのためFXは短期間で大きな利益を上げることのできる場合も少なくありません。

FXの利回りは売買を行う人の手腕に大きく左右されますが、10%程度を確保することができれば優秀な部類に入ります。中には毎年20%を超える利回りを実現している投資家もいますが、それはどのような手法においても共通している成功の一例です。

個人型確定拠出年金(iDeCo)

個人型確定拠出年金は、自分で資産の運用方法を定めて行う追加型の年金制度です。そもそも日本には公的年金および企業年金が存在しますが、それにさらに追加で行われます。

具体的にはあなたが自ら設定した金額を支払い、それをあなたが選択した方法に従って運用してもらうこととなります。そのため資産の運用自体を他者に任せるという点は投資信託と共通します。

しかし個人型確定拠出年金の場合、原則としてあなたが60歳になるまでリターンを得ることはできません。あなたが60歳になってから、掛け金と運用実績に基づくリターンを年金として受け取るのです。

個人型確定拠出年金の利回りは平均で3~4%となります。

自分に合った投資手法の選び方

投資手法の選び方

いかがでしょうか、あなたに合いそうな投資手法はあったでしょうか。ここでは、あなたに合った投資手法を見極めるポイントを解説していきます。

投資にどれだけ手間をかけられるか

はじめに、投資にどれだけの時間をかけることができるかという点は非常に重要です。それこそ一日中パソコンの画面に張り付いていることができるのであれば、デイトレードも可能となります。

しかしサラリーマンをしながらの場合デイトレードは難しくなるでしょう。その際は不動産を購入しての現物投資や投資信託が適しています。

特に投資信託については、あなたは資産を提供する以外にやることがないため、忙しい人には向いているでしょう。

ローンを負うことはできるか

不動産を購入する際はローンを組むことが一般的です。そのためローンを組むことができるか否かという点も、投資手法を選ぶ上で重要となります。ローンを聞くと、それだけで拒否反応を起こす人もいますが、投資においては大なり小なりリスクをとっていく必要があるのもまた事実です。

特に不動産投資については不動産現物がローンの担保にもなるため借りる金額の規模こそ大きくとも、それがそのままリスクの大きさになるとは限りません。

またローンという他人の資金を使って自ら投資をすることができるため、自分だけの資金では実現できない規模の投資を行うことができます。このように自己の資産の範囲を超えた取引を行うことを「レバレッジをかける」といいます。

レバレッジをかけて効率的に投資規模を拡大していくことも、大きなリターンを得るためには重要なのです。

興味があるものはどれか

前述したとおり、投資の世界では勉強量がものを言います。そのため、投資手法を選ぶ際はあなた自身が興味を持つことができるか否かの観点も重要となります。

特に利回りの数値のみで投資手法を決めてしまうと、リスクコントロールが疎かになる傾向があります。投資において最重要ともいえるリスクコントロールを疎かにするくらいならば、多少なりとも利回りが低くともあなたが興味を持てる手法を選択すべきです。

そうすることで自己学習がはかどり、結果として大きなリターンを得ることにつながります。

リスクの高さで選ぶ

全ての投資にはリスクが付きものであると述べましたが、手法を選ぶ際にもリスクの高さは重要な指針となります。一般的にインカムゲインよりもキャピタルゲインの方がリスクが高くなる傾向があるため、初心者が資産の全てをキャピタルゲイン型の投資につぎ込むことは避けましょう。

株式の売買やFXをする際であっても、資産の一部で行い、残りはリスクの低い投資に回すと適切なリスクコントロールができます。くれぐれもレバレッジをかけて行うFXに資産全額をつぎ込むといったリスクの高すぎる手法は選択しないでください。

投資を続ける上で必ず頭に入れておくべき知識

事前知識

ここからは投資を行う上で頭に入れておくべき基礎知識を解説していきます。すでに理解している場合も再確認の意味を込めて読んでみてください。

分散投資とリスクヘッジ

投資をする際にリスクを管理することの重要性は何度も繰り返していますが、ここでは最も原則的なリスクヘッジの方法である分散投資を紹介します。

分散投資を実践せずに投資活動を行うことは、資産をどぶに捨てるようなものです。分散投資には以下の2つの意味があります。

  • 資産を同一の投資手法に集中させない
  • 同一の投資手法の中で資産を同一の銘柄に集中させない

前者については資産の全てをFXに集中させずに、資産の一部を株式投資、資産の一部を不動産投資…と分散させることです。後者については、株式投資にまわした資産についても、A社株、B社株、C社株…と分散させることです。

分散投資は、一つのリスクで資産の大部分を失うことを避けるために大きな効果を発揮します。しかしながら、資産規模が小さい投資初心者は適切な分散投資をしにくいのも事実です。

その際は、できる限りで構わないので分散させておきましょう。

労働というリスクヘッジ

投資初心者に実践してほしいリスクヘッジの手法として分散投資以外には、労働によるものがあります。つまり投資活動と並行した労働でお金を稼いでいくのです。

労働による収入は投資ところなり、長期にわたって安定した額をほぼ確実に受け取ることができます。こうして生活費を担保しておくことで、投資活動にも余裕が出てくるのです。また生活費が確保されているからこそ、多少のリスクをとってリターンを狙っていくということができます。

投資を始める場合、最終的には労働から解放されたいと考えている人も多いでしょう。もちろん投資に成功することで、労働から解放されて時間的な自由を得ることもできます。しかし投資初心者にとっては、労働で確実な収入源を確保しておくことは非常に需要です。

それこそ投資を始めると、多くの人が確実な収入のある生活のありがたみを理解するのです。投資と労働はあなたの生活において対立する行為ではないと覚えておいてください。

投資は余剰資金で行う

先ほども軽く触れましたが、投資は生活費を確保した上での余剰資金で行う必要があります。なぜならば生活費に手を付けると、冷静な判断ができなくなるためです。それこそ短期的な損失を躍起になって取り返そうとして更に損失を重ねる恐れがあります。

そのため投資は生活費と最低限の貯金を除いた資金で行ってください。はじめのうちは投資に失敗して余剰資金が底をつくこともあるかもしれません。そのような場合は労働に集中し、また余剰資金を作れば良いだけです。くれぐれも生活費まで投資につぎ込むことがないよう注意してください。

自分で学ぶ

投資については、セミナーやコミュニティといった集まりが催されています。投資に興味を持つ人が集まり、講義や情報交換を行っているのです。あなたもそういった集まりに参加することがあるかもしれません。

投資を始めた時期は、どうしても仲間が欲しくなります。そのためセミナーやコミュニティに参加すること自体は問題ありません。しかし学習をそういった集まりに頼りきりにしてしまうことは避けるべきです。

先ほどから何度も述べているとおり、投資の世界は勉強量がものを言います。セミナーやコミュニティに参加した場合であっても、常に自己学習を怠らないようにしましょう。

長期的な視野を持つ

投資は長期的な視野に基づいてリターンを得ていくものであるため、投資計画が重要となります。あなたがこれから投資を始める際は、「●年後に●●●円の資産を手に入れたい」と明確な目標を立ててみてください。

そして、そこから逆算して1年ごとに実現する利回りを求めるのです。必要な利回りとしてあまりに高い数値が現れた場合は、目標が高すぎるということです。初心者のついは利回り10%を実現することができれば大成功です。

投資をする際に注意すべきポイント

感情的にならない

最後に投資をする際に注意すべきポイントをみていきましょう。

短期的な損失に感情的にならない

投資活動は利益の発生と損失の発生を繰り返す中で、最終的に利益が上回るようにしていくものです。そのため短期的な損失は発生して当然なのです。

そこでいちいち感情的になると判断を誤り、損失を重ねるかもしくは利益を逸することとなります。そのため投資をする中で発生する短期的な損失は気にしないでください。

しかし何度も同じ損失が発生していたり。リスクコントロールを忘れた結果短期的に莫大な損失が出たような場合は別です。そのような際は投資手法および投資計画を根本から練り直す必要があります。

上手い話に騙されない

投資をしていて壁にぶつかると、ついつい上手い儲け話に希望を見出してしまいます。しかし繰り返しているように、一攫千金や確実な儲け話などは原則として存在しません。

他者に勧められるままに金融商品を購入したり、入学金や受講料が異様に高額なセミナーに参加することは避けましょう。どんなに損失が重なっている時期であっても、冷静な判断力を維持してください。

先人の知識が未来で通用するとは限らない

投資の学習を進める中で、書籍を利用する機会は非常に多いでしょう。そして書籍の中には偉大な先人の知恵や技術が詰まっています。それらを学ぶことは確かに有益なのです。

しかし、そういった偉大な知見であっても常に未来において通用するとは限りません。未来は常に予測不可能なのです。そのため先人の知見を妄信することなく、「いつかそれが通用しない事態が起こるのではないか」という良い意味での疑念を持っておくべきです。

それが実現できると、あなたは投資家として一つ上のステージに進むことができます。

損切りを恐れない

先ほど短期的な損失に感情的にならないことの重要性を解説しましたが、同時に素早い損切りも重要です。損切りとは「現時点で金融商品を売却するなどして、損の額を確定させること」です。

これは株式投資を例にするとわかりやすいです。あなたが1万円で購入した株が、現在市場では8,000円となっているとします。この場合、あなたは2,000円の「含み損」を抱えていることとなります。しかし株価は常に動くため、未だ損失の額は確定していません。

このとき、ついつい株価が値上がりすることを期待して株式を売却できないという状況に陥ります。しかし、この先さらに株価が下がってしまった場合、あなたの抱える含み損も大きくなります。

こういったネガティブな連鎖を断ち切るために、損切りの迅速性が重要なのです。「もしかしたら少し後に株価が上がるかもしれない…」、こういった心理はサンクコスト効果といいます。つまり今までにかけた手間や行動をもったいないと思うがために、冷静な判断ができなくなっている状況なのです。

結局のところ、心理状態にバイアスがかかっているだけなので、もったいないの精神や希望的観測は捨てて、損切りが必要と感じた際は迷わず実行しましょう。もちろん損切り後に株価が持ち直すかもしれません。しかし、それは更なる損失を重ねるリスクをとってまで期待すべきことではないのです。

まとめ

今回は投資で儲けるためのコツについて解説してきました。いかがでしょうか、投資が一攫千金を夢見るものではなく、戦略的に利益とリスクをコントロールして資産を増やしていくものであると理解できたでしょうか。

以下は今回の記事のポイントです。

  • 投資は長期にわたって利益とリスク回避を積み重ねるもの
  • 一攫千金や確実に儲かる手法は存在しないと考える
  • 投資元本が小さくても複利で長く運用することで大きな資産を形成できる
  • 分散投資と労働で投資のリスクを回避しよう
  • 結局は勉強量がものをいう、あなたの興味を大切に
  • 損切りは恐れず素早く

このようにして長い目で利益の積み重ねとリスク回避を続けていくことで、投資で儲けることは可能です。老後の資金を得ることもできれば、若くして経済的かつ時間的な自由を得ることも可能です。

投資にはそういった可能性が詰まっているのです。それを実現するためには勉強あるのみです。あなたも適切な戦略に則って、投資を成功させてください。

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