ベンチャー投資とは?具体的なやり方とメリット・デメリットを解説
By Oh!Ya編集部
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投資の中ではメジャーとはいえませんが、「ベンチャー投資」というものがあります。ベンチャー投資は、大きなリターンが期待できるなどのメリットがある反面、リスクが高いのも事実です。
この記事では、そんなベンチャー企業投資にフォーカスを当て、ベンチャー企業投資をする方法やメリット・デメリットを解説します。
合わせて、ベンチャー企業投資とは対極の「堅実な投資」も紹介するので確認ください。
ベンチャー企業とは?
ベンチャー企業へ投資する方法を解説する前に、そもそもベンチャー企業とは何か?について解説します。ベンチャー企業とは、新しい技術や高度の知識を武器に、大企業では実施しにくい事業を行う企業のことです。
最近だとIT系のベンチャー企業が多いですが、これは大企業の古い企業体質だとITに関する知識が乏しいので、新興企業でも勝負できる分野だからです。
要は、ベンチャー企業投資とは、「将来性があるものの規模としてはまだ大きくない企業へ投資すること」といえるでしょう。
方法1:株式投資型クラウドファンディング
ベンチャー企業に投資する1つ目の方法は、株式型クラウドファンディングによる投資です。この点について以下を知っておきましょう。
- クラウドファンディングとは?
- 株式投資型クラウドファンディングの仕組み
- 投資家が収益を上げる方法
- 株式投資型クラウドファンディングのメリット
- 株式投資型クラウドファンディングのデメリット
ベンチャー企業に投資する方法は2つありますが、この株式投資型クラウドファンディングの方が現実的といえます。
クラウドファンディングとは?
株式投資型クラウドファンディングについて解説する前に、そもそもクラウドファンディングとは何か?について簡単に解説します。
クラウドファンディングにも色々種類がありますが、代表的なクラウドファンディングは、ネット上から不特定多数の人からお金を集めて、プロジェクトを進めたり商品を開発したりすることです。
たとえば、「○○という商品を開発するので100万円集める」というクラウドファンディングの場合、○○という商品開発に賛同する方がお金を出します。
そして、出資額が100万円に到達したら、クラウドファンディングで資金調達した企業(or個人)が商品開発を開始し、出資者はリターンとして「完成した○○という商品」をもらえるというわけです。
株式投資型クラウドファンディングの仕組み
一方、株式投資型クラウドファンディングは、リターンとして「商品」をもらうのではなく、非上場企業の株式を取得できるというクラウドファンディングです。
- 株式投資型クラウドファンディングを利用する理由
- 株式投資型クラウドファンディングで投資する流れ
要は、株式投資型クラウドファンディングを通じてベンチャー企業の株式を取得することで、ベンチャー投資を行うということです。
株式投資型クラウドファンディングを利用する理由
ベンチャー企業が、株式投資型クラウドファンディングを利用する理由は資金調達です。
企業が資金調達する方法は色々ありますが、その1つにIPO(新規公開株)があります。要は、市場に自社の株式を上場することで、投資家からお金を集めることです。
しかし、上場するには厳しい規定があり、まだ駆け出しのベンチャー企業は上場するのが難しいです。一方、実績がないベンチャー企業だと、金融機関からの借入も簡単ではありません。
そこで、株式投資型クラウドファンディングを行い、IPOや金融機関からの借入が困難なベンチャー企業が投資家からお金を集めるというわけです。
株式投資型クラウドファンディングで投資する流れ
株式投資型クラウドファンディングはFUNDDINOなどのプラットフォームを利用します。ベンチャー企業がプラットフォームに登録をして、それを見た投資家が出資をするということです。
ただ、どの企業でもプラットフォームに登録できるわけではなく、独自に事業計画やビジネスモデルなどを審査して、審査に通過したベンチャー企業だけが登録できます。
そして、登録されたベンチャー企業の情報を見て、「この企業に投資したい」と思ったら投資家はプラットフォームを通じて投資するという流れです。
投資家が収益を上げる方法
株式投資型クラウドファンディングでベンチャー企業の株式を取得できますが、上場しているわけではないので、通常の株式のように自由に売買することはできません。
では、投資家はどのように収益を上げるのか?という点に関しては以下を知っておきましょう。
- 株を売却したとき
- 配当金
詳しくは上述しますが、あくまで未公開株(非上場の株)なので、通常の公開株(上場している株)よりも換金性は著しく低くなります。
株式投資型クラウドファンディングのメリット
株式投資型クラウドファンディングで未公開株を取得するメリットは以下の点です。
- 非上場企業に株式投資ができる
- 大きな収益が期待できる
- 株主優待が受けられることもある
非上場企業に株式投資ができる
やはり、一番のメリットは非上場企業に株式投資できるという点です。株式投資型クラウドファンディングがなければ、非上場企業の未公開株を取得するのは非常に困難です。
しかし、非上場企業の中でも特にベンチャー企業は、世の中の課題を解決しようと情熱を持って取り組んでいる企業が多いため、「何とか応援したい」と思う人も多いでしょう。
そのような企業の株式を取得できる点は、株式投資型クラウドファンディングの大きなメリットになります。
大きな収益が期待できる
また、未公開株は大きな収益が期待できます。というのも、未公開株を売却できるタイミングはIPO(≒上場)したときや他社からM&Aされたときです。
そのような状況になるということは、IPOできるくらい会社の規模が大きくなった…もしくは他社が欲しがるくらい企業価値が上がった…ということになります。
言い換えると、上場している企業よりも伸びしろがあるため、持っている株式(≒企業)の価値が爆発的に上がる可能性があるということです。
この点も、株式投資型クラウドファンディングで未公株を取得するメリットといえるでしょう。
株主優待が受けられることもある
また、ベンチャー企業の中には投資家へ株主優待を提供していることもあります。株主優待とは、たとえば以下のような内容です。
- その企業が運営する施設が利用できる
- その企業が運営するサービスで利用できるポイントを付保
- その企業がつくっている商品の提供
このように、上場企業の株式に付いている株主優待のように、その企業のサービスや商品に関する優待です。ただし、株主優待があるかどうかは企業によって異なるので、必ず事前確認はしましょう。
エンジェル税制優遇が利用できることもある
また、エンジェル税制優遇という税金の優遇措置を受けられる場合があります。エンジェル税制優遇は以下2種類です。
優遇A:投資額を所得控除できる(控除上限1,000万円) 優遇B:株式売買の利益が非課税になる(全額控除できる)
このように、投資額を所得控除できる優遇A、もしくは株式売買の利益を非課税にできる優遇Bがあります。いずれも、適用されれば節税効果は大きいです。
ただし、エンジェル税制は全てのベンチャー企業が適用されるわけではなく、適用されるには企業側が事前申請しているなどの条件があります。
そのため、企業に投資する前に、エンジェル税制優遇の対象になっているかどうかは必ず確認しましょう。
株式投資型クラウドファンディングのデメリット
一方、株式投資型クラウドファンディングには以下のデメリットがあります。
- 換金性が低い
- 株が無価値になる可能性ある
- 日本での実績が乏しい
- 投資判断が難しい
- 金額の制限がある
結論からいうと、ベンチャー投資には換金性が低く、投資判断が難しいというデメリットがあります。そのため、株式投資型クラウドファンディングは、余剰金がある投資家が分散投資の一種として行うと良いでしょう。
換金性が低い
上述したように、未公開株を取得して収益を上げる方法は、株式の売却益と配当金でした。しかし、未公開株は上場していないので、譲渡制限が設けられているため株式を自由に売買できません。
そのため、その株式がIPO(≒上場)したり、他社からM&Aされて株式を買われたりしない限りは収益が出ないのです。
また、配当金は企業の利益を投資家に還元するお金ですが、駆け出しのベンチャーの場合は、利益はどんどん開発費などに回した方が成長は早いです。
そのため、公開株のように「利益が出ている=配当金」があるわけではなく、配当金があるベンチャー企業の方が少ないくらいでしょう。
株が無価値になる可能性ある
また、上述したように未公開株は、ベンチャー企業が上場したりM&Aされたりしたときに収益を上げることができます。一方、会社が破産したときなどは無価値になるリスクもあります。
もちろん、会社の倒産リスクは公開株もありますが、公開株は少なくとも上場できるだけの規模がある企業です。
つまり、ベンチャー企業の方が規模的には小さく、業績が悪化して倒産するリスクが高いということです。
日本での実績が乏しい
非上場企業へ出資する株式投資型クラウドファンディングは、アメリカやイギリスでは昔から存在しました。しかし、日本では長らく禁止されており、解禁されたのは2015年5月と最近なのです。
そのため、投資型クラウドファンディングというサービス自体の実績が日本では乏しいので、投資家にとっては「本当に利益を上げられるのか」という実績が確認できないデメリットがあります。
投資判断が難しい
株式投資型クラウドファンディングでベンチャー企業を見極めるときは、その企業が開示しているビジネスモデルや業績などの情報を元にします。
しかし、上場企業のようにIR情報が整っているとは限りませんし、ベンチャー企業の場合は過去の業績や実績が乏しいケースが多いです。
さらに、アナリスト予想やアナリストがまとめた資料などもないため、投資判断は難しいといえるでしょう。
金額の制限がある
資金調達する側のベンチャー企業は、年間に1億円未満、そして投資家は1社につき年間50万円までしか投資できません。
つまり、あるベンチャー企業が気に入って高額な投資をしたかったとしても、上限が決まっているので希望している投資金額は投下できない可能性があります。
方法2:エンジェル投資家
ベンチャー企業に投資する2つ目の方法は、エンジェル投資家になることです。この点については以下を知っておきましょう。
- エンジェル投資家とは?
- エンジェル投資家になる方法
- ベンチャーキャピタルとの違い
- エンジェル投資家のメリット
- エンジェル投資家のデメリット
エンジェル投資家になるには潤沢な資金が必要なので、すでに投資や起業で成功している人が対象になります。そのため、一般的とはいえないでしょう。
エンジェル投資家とは?
エンジェル投資家とは、主にベンチャー企業のような新興企業に投資をする個人投資家のことを指します。というのも、上述したようにベンチャー企業はIPOや金融機関からの資金調達が難しいです。
そのため、自社の企業方針や商品、ビジネスモデルに賛同するエンジェル投資家からの投資を受けて、資金調達するという方法が誕生したというわけです。
エンジェル投資家になる方法
エンジェル投資家になるためには特に資格は必要ありません。具体的には以下のような方法でエンジェル投資家としてベンチャー企業へ出資します。
- 知人などの紹介
- SNSなどでベンチャー企業からアプローチがある
- 投資家の方からベンチャー企業へアプローチする
- 投資家を検索できるサービスに登録してアプローチを待つ
ベンチャー企業としては、出資はして欲しいものの出資者が誰でも良いというわけではありません。
そのため、個人投資家として認められるような経歴、もしくは信用されている知人からの紹介など、ベンチャー企業から信用されないとエンジェル投資家になるには難しいです。
ベンチャーキャピタルとの違い
ベンチャー企業へ投資するためにエンジェル投資家になりたいと思っている人の中には、ベンチャー企業に投資する機関であるベンチャーキャピタルとはどう違うのか?と思っている人もいるでしょう。
ベンチャーキャピタルとエンジェル投資家の違いは主に以下です。
- エンジェル投資家は少額から投資できる
- エンジェル投資家は自己判断で投資できる
- エンジェル投資家は出資まで早い
この点は、自分がエンジェル投資家になったときに、ベンチャーキャピタルに勝っている点なので認識しておくと良いです。
エンジェル投資家は少額から投資できる
エンジェル投資家は個人投資家なので、その投資家にもよりますが数百万円単位から出資することが可能です。一方、ベンチャーキャピタルは1億円単位からの出資になります。
つまり、数百万円~数千万円程度の資金調達をしたいベンチャー企業にとっては、ベンチャーキャピタルではなくエンジェル投資家が出資対象者になるのです。
エンジェル投資家は自己判断で投資できる
ベンチャーキャピタルの場合は、当然ながら「会社」なので出資までに社内で厳しい審査があります。
一方、エンジェル投資家は自己判断で投資できるので、たとえば「社長の考えや想いが気に入った」や「世の中に課題を解決したという姿勢が気に入った」という感情論でも出資可能です。
エンジェル投資家は出資まで早い
また、エンジェル投資家は自分の手持ち資金から出資するのが基本なので、すぐに出資することができます。
一方、ベンチャーキャピタルの場合は前項の「審査」を含め、資金調達をしてから出資するケースもあり、出資までに時間がかかるのです。
エンジェル投資家のメリット
次にエンジェル投資家のメリットである以下を解説していきます。
- 大きなリターンが期待できる
- ベンチャー企業との関係性を深められる
- エンジェル税制優遇が利用できる場合がある
なお、上記の「エンジェル税制優遇が利用できる場合がある」については、上述した通りなので割愛します。
大きなリターンが期待できる
エンジェル投資家は、株式投資型クラウドファンディングと同じく、出資して未公開株を取得するのが基本です。
そのため、こちらも株式投資型クラウドファンディングと同じく、大きく成長する可能性があるため大きなリターンが期待できます。
ベンチャー企業との関係性を深められる
エンジェル投資家は株式投資型クラウドファンディングと違い、ベンチャー企業の経営者と直接やり取りします。そのため、ベンチャー企業との関係性が深くなりやすいのです。
たとえば、自分も経営者であれば将来的に協業できるかもしれませんし、経営を見守ることで吸収できることもあるかもしれません。
また、経営に関してのアドバイスなどもできるので、自分の強みをベンチャー企業に反映させ、後々自分の利益になるという可能性もあります。
エンジェル投資家のデメリット
一方、エンジェル投資家には以下のデメリットがあります。
- 換金性が低い
- 投資をした金額分のリターンがない場合もある
- 投資判断が難しい
- まとまった資金が必要
上記のように、基本は投資型クラウドファンディングと同じです。違う点は、最低でも数百万円などまとまった資金が必要という点です。
そもそもリターンがあるかどうかも分からない投資なので、基本は既に起業して成功している人などが余剰資金で行う投資といえるでしょう。
堅実な投資
このように、ベンチャー企業へ投資する方法は、主に株式投資型クラウドファンディングとエンジェル投資家になることの2つです。しかし、いずれも既に投資で成功しており、余剰資金で行う投資といえます。
そのため、ベンチャー企業投資は合わないので、もっと堅実な投資をしたいという方に向けて、以下の投資方法を簡単に解説していきます。
- 不動産投資
- 長期の株式投資
- ETF
不動産投資
堅実な投資の代表格といえば不動産投資です。不動産投資とは、区分(一室)マンションやアパートなどを取得し、主に家賃収入を収益とする投資になります。
不動産投資が堅実である理由は以下の点です。
- 家賃収入は安定しているから
- 収支が分かりやすいから
- イメージしやすいから
家賃収入は安定しているから
まず、不動産投資は収益が家賃収入なので比較的安定しています。たとえば、家賃収入であればベンチャー企業投資のように、「収入がゼロになる」ということはありません。
もちろん、空室のときに収入がゼロになることはあっても、それがずっと続くことはほぼないといえます。また、実物資産である不動産自体に価値があるので、その点も堅実な投資といえるでしょう。
さらに、株式と違い「半年で家賃が半値になる」など、収入源である家賃の変動リスクが小さい点も堅実な投資といえる理由です。
収支が分かりやすいから
また、不動産投資は家賃収入という収入、および以下の支出と収支が分かりやすいです。
- ローン返済額
- 固定資産税や都市計画税
- 退去時の原状回復費用
- 管理委託手数料
- 火災保険料や地震保険料
- 管理費や修繕積立金(区分所有)
- 共用部の修繕費用(一棟投資)
- 税理士への報酬(確定申告を依頼する場合)
- その他経費(物件運営のための交通費など)
つまり、将来に渡って収益シミュレーションしやすい投資なので、不透明なベンチャー企業投資より断然堅実といえるのです。
イメージしやすいから
不動産投資は、誰も馴染みのある「住まい」が投資対象です。そのため、「賃借人はどう感じるか?」「このエリアは住みやすいか?」などをイメージしやすく、それは物件選定のしやすさにつながります。
一方、ベンチャー企業投資はそもそも見極める材料が少ないです。この点からも、不動産投資は堅実な投資といえるでしょう。
長期の株式投資
堅実な投資2つ目は長期の株式投資であり、その理由は以下です。
- 売却益でなく配当益がメインだから
- 大企業が多いから
- 流動性が高いから
売却益でなく配当益がメインだから
長期の株式投資とは、ある株式を長期で保有し、株式の売買益ではなく配当益をメインにする投資です。売買益をメインしてしまうとハイリスク・ハイリターンの投資ですが、配当益をメインにすると堅実な投資といえます。
というのも、上場している企業の株であれば、利益が出ていれば大体配当はもらえるからです。一方、ベンチャー企業の場合は配当がない企業も多いです。
大企業が多いから
さらに、配当益をメインするということは、必然的に配当利回りが高い株式を選びます。配当利回りが高い代表的な銘柄にJTがありますが、JTの配当利回りは5%を超えることも多いです。
そもそも配当は企業の利益を株主に還元することなので、配当利回りが高いということは、安定して利益を出しているということになります。
そのため、長期の株式投資で取得する株は大企業の株が多く、比較的安定している企業に投資できる点も堅実な投資といえるでしょう。
流動性が高いから
また、上場株式は証券市場がオープンしている平日日中、かつ時価であれば即決済できます。つまり、現金化のスピードが早いということなので、突発的な支出があったときも安心です。
ETF
堅実な投資2つ目はETFであり、その理由は以下です。
- 分散投資できるから
- 指標に連動しているから
- 流動性が高いから
分散投資できるから
そもそもETFとは、上場投資信託のことであり、投資信託とは色々な金融商品がパッケージ化された商品です。
つまり、「A社の株式」という特定の金融商品ではなく、「日本の成長株」や「先進国の債券」などのように色々な金融商品に投資しています。
そのため、自然と分散投資できており、特定の企業が不祥事を起こして株価が暴落…などのリスクが小さいのです。
指標に連動しているから
また、ETFはある指標に連動している商品です。たとえば、代表的なETFに「日経225連動型上場投資信託」がありますが、これは日経平均を算出する指標になる225銘柄に連動しています。
つまり、特定の企業の株が暴落しても、ほかの224銘柄の株価が下落していなければ安定しているということです。
このように、ETFは何かしらの指標と連動している商品なので、安定性が高く堅実な商品といえます。
流動性が高いから
株式投資と同じくETFも上場しいるので、現金化が早い商品です。ほかの投資信託は、証券会社経由で取得したり、ファンド(運用会社)と直接やりとりしたりして売買します。
そのため、売却(買取請求)から現金化するまでに時間がかかることもありますが、ETFならそれがありません。
まとめ
ベンチャー企業投資には、確かに大きなリターンが期待できたり、普通なら関係性を持てない将来性のある企業と関りを持てたりと、ほかの投資にはないメリットがあります。
しかし、換金性の低さをはじめとしてデメリットやリスクが高い投資といえます。そのため、自分の資産を安定して増やしたいのであれば、上述した堅実な投資の方が良いです。