メニュー

はじめての不動産投資をOh!Ya(オーヤ)で知る・学ぶ・実践する

資料請求 面談予約

そもそも投資とは何か?資産運用を始める前に知っておきたい基礎知識

By Oh!Ya編集部

1,460view

そもそも投資とは何か?資産運用を始める前に知っておきたい基礎知識

日本人は投資が苦手、とよく言われます。そもそも投資に関する教育が確立されていませんから、自分には難しすぎる、というようなイメージを持っている人も少なくありません。

しかし投資は、少し勉強すれば誰にでもできます。もちろん、短期間に莫大な資産を築くことは難しいでしょう。しかし、コツコツ時間を掛ければ、低リスクで相応の資産を築くことは、想像よりも簡単なはずです。

このページでは、そんな投資に関する基本知識について解説しています。

投資とは?始める前に知っておきたいこと

道しるべ

投資とは、***今ある資産を、将来価値が上がるであろう商品と交換すること***です。

有名なところでは、株式や不動産などが挙げられます。しかし、将来値上がりするものであれば、形は問いません。

たとえば絵画や金貨、骨とう品などでも、将来的に価値が上がることを期待して購入するのであれば、投資と言えます。

投資関係の本を開くと、専門用語が飛び交ったり、さまざまな横文字のテクニックが紹介されていて、難しく思えるかもしれません。

実際は、もっとシンプルに考えて大丈夫です。要は、「安いときに買って高いときに売る」ということを実践できればいいのです。

「投資は難しい、賢い人ばかりが得をする」というイメージがあるかもしれませんが、投資で大切なのは、賢さよりも基本的な知識と自制心です。

基本的な知識をベースに、当たり前のことを当たり前に判断していけば、よほど運が悪くない限り、長期的には相応の資産を築くことができるでしょう。

出資・融資との違い

投資と似た言葉に、出資と融資があります。これらは、両方とも投資に含まれる行為です。それぞれの違いを簡単に紹介します。

出資

出資とは、事業者に対して、その事業者が行う事業を支援するというニュアンスで資金を提供することです。もちろん、無償ではありません。

出資者は、出資額に応じた株式や、出資した事業に関連する優待サービスなどを得ることができます。一般に、事業が成長すればするほど、得られる利益は大きくなっていきます。

ただ注意したいのが、たとえ事業が失敗しても、出資したお金を返してもらうことはできないということ。事業の先行きをきちんと見極められる技術がないと、ただお金が出ていくばかりになってしまいます。

融資

融資とは、簡単に言えばお金を貸すことです。

出資には事業者の株式やその他優待が付いてきますが、融資にはそうしたものはありません。代わりに、返済期間まで一定の利子を受け取ることができます。

また、融資したお金は、原則として必ず返済されます。出資には出資金を丸ごと失うリスクがありますが、融資にはそうしたリスクはありません。

ただ、融資した先が倒産してしまった場合、必ずしも全額返済とはいかない可能性もあります。出資にせよ融資にせよ、お金を差し出す価値のある事業者(商材・サービス)かどうか、しっかり見極める必要があります。

投機との違い

行為自体は投資と同じでも、そのモチベーションによって、投資とは区別されるものがあります。それが投機です。

投機とは、短期的な価格変動を狙って取引を行い、差益を得ようとすることを指します。多くの場合、多人数が熱狂的に一つの投資商材を購入して価格が急騰し、いずれ急落するという経過を辿ります。

急騰から急落までの期間が短いため、専門家にも予測が難しく、ギャンブルに近いニュアンスで使われることもあります。

投資商材であれば、どれも投機の対象となることがあります。もし妥当な理由なく価格が急上昇している投資商材があったら、手を出す前に、その商材が投機の対象となっていないか確かめられることをお勧めします。

繰り返しになりますが、投資に大切なのは自制心です。人の判断力は状況に大きく左右されますから、浮き足立った状況で投資の判断をすることは望ましくありません。

確実に資産形成を行うためにも、当たり前の判断を当たり前に繰り返し、***長期目線で投資を行っていく***ことを心がけてみてください。

初心者のための投資のやり方ガイド

開かれた本

続いて、投資の大まかなやり方を、流れを追って紹介します。

まず目標を決める

何事もそうですが、ただやみくもに行うより、目標を設定してそれに向けて努力した方がパフォーマンスが上がります。

また、投資をしていると、意思決定を迫られる状況に出くわすことが少なくありません。具体的な目標があれば、そこから逆算して、ブレのない投資判断を下すことができます。

目標の決め方ですが、これは人によってさまざまです。ただセオリーとしては、大まかなライフプランを立て、将来的な資金需要を元に組み立てることが多いです。

たとえば住宅購入に出産、子育て、リタイア後の軍資金など、まとまったお金が必要になるタイミングを見える化し、いくらあったらそのイベントを乗り切れそうかを考えます。その金額を元に投資を行い、資産形成をしていく、という流れです

単独でライフプランを組み立てるのが難しければ、ファイナンシャルプランナーに相談してみるというのも手です。保険の窓口などでも相談に乗ってもらえますから、そうしたサービスを利用してみるのもよいでしょう。

根拠のない目標でもいいですが、なるべくなら丁寧に目標を立てた方が、***投資へのモチベーションも高まる***でしょう。長期目線で資産を築いていくためにも、準備は入念に行うことをおすすめします。

投資に回すお金を決める

目標金額を決めたら、次は運用する金額の決定です。

投資額を決める手順としては、まず貯蓄を、「手元に残しておきたい分」と、「おそらく長年口座から出さないであろう分」に分けます。

続いて、「家計から毎月継続的に出ている金額」を把握します。

大雑把ですが、これらのうち「長年口座から出さないであろう金額」と、「収入から毎月継続的に出ている分を引いた金額」を足したものを、投資の元手にされるとよいでしょう。

手元にいくら残すべきか

ちなみに、手元に残すお金は、少なくとも給料3ヶ月分は確保しておくことをおすすめします。

というのも、投資商材は、お金が必要になったからと言って、***すぐに現金化できるものばかりではない***からです。

現金化のしやすさのことを流動性というのですが、流動性の低い投資商材に投資している場合、いざというときに「資産はあるのに現金がない」、ということにもなりかねません。

投資分がなくても数ヶ月は生活できるよう、余裕を持って準備金を確保しておくのが無難です。

複利効果について

また、投資を行うときは、投資で得た利益は目標額を達成するまで再投資に回す、ということを意識されてみてください。

投資には複利効果というものがあります。たとえ小さな利回りでも、それを毎年再投資する場合とそうでない場合とでは、最終的に大きな違いが出る、というものです。

もちろん、投資額は大きいほどリターンは大きくなります。しかし小さな元手でも、長く続けることで相応の利益を得られます。大きい金額が用意できなくとも、より***長く運用すれば、同じ成果を得ることができる***わけです。

無理なく、長期スパンで投資を行ってくためにも、生活を犠牲にしない範囲で予算を決めていきましょう。

投資方法を決める

ひと口に投資といっても、さまざまな種類があります。

手軽にできるのは株式投資やFXですが、これらは手軽い反面、継続的に利益を上げることは簡単ではありません。

また、不動産投資は、最初の手続きや準備こそ手間が掛かるものの、運用が始まってしまえばほとんど手放しで継続収入を得ることができます。

このように、投資商材にはさまざまな性格のものがあり、必要となる投資額も数千円から数千万円と幅広いです。

自身のモチベーションや、投資に回せる金額、目標達成までに必要な最低限の利回り等を鑑みながら、慎重に検討していきましょう。もちろん、どれか一つの投資商材に絞らなければならない、というわけではありません。

投資には分散投資という考え方があります。分散投資とは、リスクヘッジのために***複数の商材に分けて投資をすること***です。

資金が潤沢に用意できるようなら、分散投資についてもぜひ検討されてみてください。

運用する

投資商材によって、運用方法はさまざまです。

たとえば株式投資の場合は、定期的に株式を組みかえて、上昇傾向にある銘柄を常に確保しておく必要があります。

不動産投資は手放しで運用できますが、空室リスクや、修繕費、リフォームやリノベーションのタイミングなどについては事前にしっかり検討しておかなければなりません。

いずれにせよ、相応の専門知識を身に着けるか、頼れる相談相手(コンサルタントやアドバイザーなど)を確保しておくことが大切です。

出口戦略の大切さ

また、どのような運用方法を採用するにせよ、絶対に必要となるのが出口戦略です。

投資商材はあくまで投資商材ですから、十分に利益を得られるタイミングで現金化する必要があります。この、現金化に対する対策のことを、出口戦略と言います。

株式で言えば、上昇しているタイミングで売却するか、このままも持ち続けるか。不動産で言えば、売却するか、リフォームするか、というような選択です。

投資商材を運用するときは、その過程だけでなく、いつ手放すのか、という***出口までしっかり見通しておくことが大切***です。

とくに、不動産など、動く金額が大きい投資を行う場合は、出口戦略の重要性はさらに高まります。物件の紹介者や管理者などのステークホルダと密に連絡を取りながら、情報収集を行ない、最適なタイミングで売却できるよう準備しておきましょう。

主な投資商材の種類

メモ帳

投資商材には無数の種類があります。ここでは、代表的なものに絞ってその概要を解説します。

定期預金

定期預金は、一定の期間、預金を引き出さないことを条件に、所定の金利が貰えるという預金のこと。大金を預けない限り、得られる利息はお小遣い程度ですが、***ほぼリスクゼロでお金がもらえるというのが魅力***です。

中でも注目なのは、ネットバンクが提供するスーパー定期という定期預金。ネットバンクは人件費や家賃などが掛からないため、その分、定期預金の金利が高めになっています。

新規口座を開く、という手間はありますが、リスクのある投資をしたくない、という場合は、預金をすべて定期預金に移してしまうというのも有効でしょう。

1,000万円までは元本を保証してくれるため、仮に定期預金口座を開いた銀行が倒産してしまっても、資産を失う心配はありません。

債券

債券は、国や地方公共団体、一般企業などが発行している債券です。定期預金と同じように、一定期間換金しないことを条件に、所定の金利を得ることができます。ちなみに、定期預金より債券の方が金利は高めです。

債券は、発行体によりいくつかの種類に分けられます。たとえば国が発行する債券なら国債、地方公共団体が発行する債券なら地方債、といった具合です。

いずれも仕組みは同じですが、満期となる期間や金利は債券ごとに違うため、より得をしたいなら相応の手間を掛けて下調べをする必要があります。

また、満期が来る前に解約してしまうと、市場価格での売却となり、場合によっては損をする可能性も。債券を購入する際は、満期が来るまで絶対に売却しない、という心づもりでいるとよいでしょう。

株式投資

株式投資は、その名の通り株式に対する投資です。

株式投資で利益を得るパターンは、大きく分けて2つあります。

1つ目が、株価が上昇(または下降)したタイミングで売買し、購入時(売却時)との差益を得る方法。2つ目が、株を保有し続けて定期的に配当や優待を得る方法です。

もちろん、これらを組み合わせることもできます。

ただ、短期的な株価の上下を見極めるのは非常に難しく、その道のプロでも100%の予測はできません。

そのため、各銘柄のポテンシャルをきちんとリサーチし、***中・長期目線で株式を保有***されることをおすすめします。長年同じ銘柄を追っていれば、どういうタイミングで株価が上下するのか、という感覚も掴めてきます。

短期的な利益に囚われてやみくもに株式売買を行わないよう、ご注意ください。

FX

FXは、株式投資の通貨版のようなイメージです。通貨の価値は日々刻刻と変化しており、その値動きを追って売買することで差益を得ます。

株式のように優待や配当金というものは存在しませんが、通貨には金利があり、毎日保有する通貨の枚数に応じて利息が貰えます。

また、FXの大きな特徴にレバレッジ取引というものがあります。レバレッジは、テコという意味の英単語。FX会社からお金を借り、少ない元手(保証金)で大きなお金を動かすことを表現しています。

現状、日本国内では元手の25倍までのレバレッジ取引が可能(日本国内の場合)となっており、***少ない投資金でも大きなリターンが見込める投資***として知られています。

一方、株式のように値動きを判断する材料が多くないため、ギャンブルに似た感覚で取引を行ってしまう人が後を絶ちません。

FXは、ハイリスク・ハイリターンです。たった1回の判断ミスで、コツコツ稼いだ利益が吹き飛び、それどころかマイナスに落ち込むこともあり得ます。

魅力的な投資ですが、金融知識に自信のないうちは、控えておくのが無難です。

投資信託

投資信託は、資産運用の専門家が一般の投資家からお金を集め、それを運用することで、得た利益を投資家に還元するという仕組みの投資商材です。

運用会社の成績が不味ければ利益は得られませんが、株式投資やFXのように***自分で手を動かすことなく、一定の利益が見込める***というのが魅力です。

ちなみに、投資信託で投資される商品は、運用会社によってさまざまです。

自身でも投資を勉強したい、あるいはしている、という場合は、その投資信託が自身の興味や嗜好にあった投資商材を扱っているかどうかを、まずチェックされるとよいでしょう。

不動産投資

不動産投資は、不動産を購入して、それを賃貸することで継続的に家賃収入を得ていくという投資です。

基本的にはローンを組み、家賃収入の一部で返済を行いながら長期的に運用していく、という形になります。

不動産投資=数千万のお金が必要、というイメージがあるかもしれませんが、現在は銀行の金利が低いため、物件購入費をほぼ全額ローンで賄って、残った資金でほかの投資を行う、というケースも少なくありません。

金融機関の信用を得るための保証(資産や肩書き等)が必要ですが、***中・長期的に分散投資をする上での大きな柱になりうる***ため、ぜひ検討しておきたい投資方法の一つです。

生命保険

生命保険が投資になる、というのはイメージしづらいかもしれませんが、生命保険には積み立て型の商品があります。

しかも、積み立て型の保険の利率は、***銀行預金よりも高く設定されていることがほとんど***です。

もし現在、掛け捨ての保険商品を中心に契約しているなら、一度保険の見直しをされてみるのもよいでしょう。保険も、投資と同じくらい複雑なものです。営業マンに勧められるがままに契約してしまうケースも少なくありません。

ただ、保険は不動産の次に大きな買い物と言われるくらい、生涯にわたって継続的にお金が出ていきます。本当に必要な保障にのみフォーカスできているかどうか、定期的に振り返られることをおすすめします。

投資商材の選び方のポイント

POINTの文字

投資商材にはたくさんの種類がありますから、いったいどれを選べばいいのか、混乱してしまう人もいるでしょう。

以下に、投資商材を選ぶときに知っておきたいポイントをまとめました。

性格との相性

簡単なようで意外と見落としているのが、自身の性格と投資商材の特性との相性です。

投資は、中・長期的に行っていくものです。長く続けるためには、***ストレスを感じずに取り組めるというのが一番***です。

たとえば株式投資は、銘柄を幅広くチェックしたり、企業の財務諸表を分析したり、チャートの値動きを追いかけたり、細々した手間が必要不可欠です。

数字やグラフが苦にならず、慎重な性格でなければ、長く利益を出し続けるのは難しいでしょう。

また、不動産投資は、一朝一夕でお金が手に入るものではありません。長い時間を掛けてじっくり資産を蓄えていくタイプの投資です。

将来的にいくら入るのか、という本質的な部分に注目して時を待てる性格でなければ、後々後悔しないとも限りません。

投資商材の特性と自身の性格を照らして、よりストレスが少なく、目標金額を達成できそうな方法を選びましょう。

投資資金と運用期間

目標金額を基準にして、投資資金と運用期間で逆算すれば、比較的スムーズに自身に適した投資商材を割り出せます。

まず、目標金額から運用資金を差し引き、想定している運用期間で割ります。これが、目標達成までに最低限得なければならない利益です。

次に、その利益を得るために、毎年どのくらいの利回りを得る必要があるのかを計算します。そして、得られた理想の利回りをベースに、投資する商材を決定するわけです。

数値を相手にするのが苦手、というような場合は、フィナンシャルプランナーに相談してみるのもおすすめです。最近は、専用のソフトウェアなどを使い、個人個人のライフプランに沿った投資を提案してくれるサービスも登場しています。

投資するにあたって、「いまいち将来的な資金需要が想像できない」というような方は、一度相談されてみることをおすすめします。

リスクとリターン

たとえばFXや商品先物取引は、元手の何倍もの金額で取引できる反面、損失が発生した場合には借金を背負うことになります。値動きを読むことも難しく、ギャンブルに近い投資です。

一方、公的機関などが発行している債券は、損失が発生するリスクはほぼゼロです。リターンが少ないというデメリットはありますが、ほとんど銀行にお金を預けるのと同じ感覚でできる投資です。

このように、投資商材はリスクとリターンのバランスがまちまちです。

  • リスク低…貯蓄型保険/定期預金/債券
  • リスク中…投資信託/株式投資/外貨預金/不動産投資
  • リスク高…商品先物/FX

投資商材を選ぶときは、こうしたリスクとリターンのバランスについても、ぜひ頭に入れておきたいところです。

初心者向けの投資商材とは

指さし棒

投資初心者でもはじめやすい商材について解説します。

投資資金が少ない場合

  • 株式投資
  • 投資信託

株式投資は、安い銘柄であれば数万円から始めることができます。

自分で売買を行うのは手間ですが、調べものや数字の分析が得意であれば、試してみる価値は十分にあるでしょう。

120万円までの投資であれば、利益に対する税金が非課税になるNISA(少額投資非課税制度)という制度があります。

元手が少ないうちは、NISA口座で有望銘柄に全資金を投下し、コツコツ資産を増やしていく、という方法がおすすめです。

一方、投資信託ですが、数ある商品の中には、月々数千円を自動で積み立ててくれるタイプもあります。

投資信託会社は、投資家からお金を預かって運用するという性質上、リスクが低く、それなりのリターンが見込める投資商材へ分散投資を行います。そのため、リスクを抑えて気長に運用したい人におすすめの投資方法と言えます。

預金の代わりや、初心者を脱するための勉強期間に運用する、というのも手です。

まとまった資金がある場合

  • 不動産投資

不動産投資には、初期費用が大きい上、手間も時間もかかるというイメージがあるかと思います。

ずばりその通りです。

しかし、大きい初期費用(=物件購入費)はローンでほとんど賄えますし、契約や物件管理等は専門会社が代行してくれます。家賃全額保証を請け負っている管理会社も少なくありません。

ローンを組める社会的信用さえあれば、魅力的な投資商材になり得るのです。

また、最近は都心部を中心にワンルームマンションのニーズが高まっており、投資会社が投資家向けの無料セミナーを頻繁に開催しています。

講師となる専門家の情報も事前に共有されることが多いため、興味のあるテーマのセミナーを選んで勉強会のようなつもりで参加することも可能。

入門書やハウツーサイトなどの数も豊富のため、初心者が最初に行う投資として、意外に魅力的なのです。

投資を成功させるための心構え

ビジネスマン

投資を確実に成功させる方法、というものはありませんが、きちんとした心構えをすることで、その可能性を高めることはできます。

投資を成功に導く心構えを以下に紹介します。

手間を覚悟する

楽をしてお金を稼ぎたい、と考えるのは人情ですが、楽をしてお金を稼げるようになるには、相応の努力が求められます。

それは投資についても同じで、初心者のうちから手間なく利益を得ることはまず難しいでしょう。将来的に楽をするために、最初のうちは少なからず勉強をしなければなりません。

もちろん、受験勉強のように寝る間を惜しむ必要はありませんが、投資しようと考えている商材については、***入門書レベルの知識は一通り網羅***されておくことをおすすめします。

というのも、仕組みを知っていないと、いざという局面で誤った判断をしてしまう可能性があるからです。

投資は自己責任とよく言われます。多くの場合、取り返しのつかない失敗は、知識不足による判断の甘さが招くもの。もしもの際に冷静に正しい判断ができるよう、知識を身に付けましょう。

損失を恐れない

損失が出ている投資商材は、傷が浅いうちに処分するのが一番です。

株式やFXなどで顕著ですが、上昇する見込みがないのにいつまでも売却できず、損失を2倍、3倍と拡大させてしまうケースが少なくありません。

もちろん、いずれ持ち直す可能性はありますが、その期間は不透明です。それよりも早めに損失を確定させて、別の上り調子の商材に改めて投資をした方が効率的と言えます。

細かい局面で損失が出ても、トータルで利益が大きくなれば、その投資は成功です。10回の小さな損は1回の大損に勝る、ということを、ぜひ知っておいてください。

リスクを分散する

投資商材というのは、それぞれが独立しているように見えて、その実、相互に連携しているものです。

たとえば何らかのネガティブ要因で株式市場が暴落した場合、下がった分のお金(投資家が現金化したお金)は、価値が安定している金(ゴールド)に流れ込むことがあります。

また、不動産市場は、株式市場の値動きを少し遅れて追従する傾向があります。

こうした大きなお金の流れを把握することは非常に困難ですが、複数の商材に分散して投資をしておけば、一方は下がっても一方は上がっている、というように、損益のバランスを取ることができます。

利益を得ることももちろん大切です。しかし、投資で何よりも大切なのは、投資し続けるだけの資産を確保すること。より簡単に言えば、***「何があってもとにかく生き残る」***ことです。

ちょっと極端な話ですが、投資の取引に臨むときは、常に世界規模の経済危機を想定しておくのが理想と言えます。

頼れるメンターや相談先を見つける

どんな投資商材にも、独学で勉強して莫大な利益を得ている、神様のような投資家がいます。

しかしそうした投資家も、完全に一からノウハウを編み出しているわけではありません。並々ならぬ努力をしていることはもちろんですが、それと同時に、優れたメンターに教えを受けていることがほとんどです。

また、投資にそれほど熱心でなくとも、万が一の時に相談できる相手を見つけておくことは重要です。一人では間違えるかもしれませんが、考える頭脳が多ければ多いほど、間違いが生まれる可能性は小さくなります。

投資コンサルやフィナンシャルプランナーといった専門家に相談するのはもちろん、SNSで繋がっている投資家の集会に参加してみるのも良いでしょう。

キャッシュフローに目を向ける

キャッシュフローというのは、お金の流れのことです。

お金の流れに目を向ける、というとちょっとわかりづらいですが、要は「利益」と「損失」と「自由になるお金」、この3つをチェックしましょう、ということです。

運用している投資商材が多くなればなるほど、利益や損失は見えづらくなります。ケースバイケースですが、多くの場合、損失が発生している投資商材は早めに損切りして、利益を上げている投資商材に再投資した方が効率的です。

また、不動産投資のように、ローンを組んで投資を行っている場合、返済分の現金は常に確保しておかなければなりません。

投資商材が少なければ放置でも構いませんが、多数の投資商材を運用し、精力的に資産運用を行うなら、「どのタイミングでいくら入っていくら出ていき、いくら手元に残るのか」ということをしっかり把握されることをおすすめします。

関連記事