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勝ち筋を見抜く!投資ジャンル別おすすめ本30選

By Oh!Ya編集部

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勝ち筋を見抜く!投資ジャンル別おすすめ本30選

投資を勉強するために、本を活用するという方は多いのではないでしょうか。ネットには多くの情報が溢れていますが、信頼できる情報がまとめられている書籍を使うことで、より理解を深めることができます。

しかしひとくちに投資本といっても、その種類は様々。どれを読めば良いかわからないという方は、人気のある本の中から気になる物を選んでみましょう。

目次

ジャンル別に見るAmazonで人気の高いおすすめ投資本

Amazonで人気のある投資本をジャンル別に紹介していきます。

株式投資編

いざ株式投資を始めようと思っても、何から勉強すれば良いか、どんな本を読めば良いのかさえわからない人も多いはず。

初心者向けのノウハウ本ももちろんおすすめですが、トップの投資家の著書を読んで一流の投資法に触れることも良い刺激になります。

賢明なる投資家 割安株の見つけ方とバリュー投資を成功させる方法

書籍:賢明なる投資家 − 割安株の見つけ方とバリュー投資を成功させる方法

※画像引用元:Amazon:賢明なる投資家 − 割安株の見つけ方とバリュー投資を成功させる方法

著者 ベンジャミン・グレアム
出版社 パンローリング株式会社
出版年 2000年

米国において「投資家の父」とも呼ばれたベンジャミン・グレアム氏の「The Intelligent Investor」の翻訳本。個人投資家の間では投資本の名著として知られており、現在も人気の高いロングセラーとなっています。

この本の主題は、企業の価値を見極めより割安な株に投資をすることで、長期的な利益を出す「バリュー投資」。割安株とは何か、またその見つけ方など、基礎的な内容が詳しく解説されています。

内容は多岐にわたっており、ページ数は500ページ以上となっていますが、これから投資を始めるなら必ず読んでおきたい1冊と言えるでしょう。

ちなみに、伝説の投資家として知られるウォーレン・バフェット氏は、この本の著者ベンジャミン・グレアム氏の教え子。父親に次いで影響を受けた人物だと語っています。

億万長者をめざす バフェットの銘柄選択術

書籍:億万長者をめざす バフェットの銘柄選択術

※画像引用元:Amazon:億万長者をめざす バフェットの銘柄選択術

著者 メアリー・バフェット、デビット・クラーク
出版社 日本経済新聞出版社
出版年 2002年

著者は、伝説の投資家として知られるウォーレン・バフェット氏の、元義娘であるメアリー・バフェット氏。約12年間バフェットの投資を身近で見てきた人物のひとりです。

この本は、アメリカでベストセラーとなった「Buffettology」をベースに、ワークブック形式でまとめられています。

内容は、基礎編7章・応用編16章の全23章。「消費者独占型企業を見分ける8つの基準」、「絶好の買い場が訪れる4つのケース」、「投資収益率を高める3つの条件」など、投資家であれば誰もが気になる内容を学ぶことができます。

考え方や手法を解説するだけでなく、事例をもとに実践に照らし合わせながらその計算方法を紹介。さらに設問を解きながら進められるため、投資について理論的に学びたいという方にはぴったりの本です。

世紀の相場師ジェシー・リバモア (海外シリーズ)

書籍:世紀の相場師ジェシー・リバモア (海外シリーズ)

※画像引用元:Amazon:世紀の相場師ジェシー・リバモア (海外シリーズ)

著者 リチャード・スミッテン
出版社 角川書店
出版年 2001年

「伝説の投機王」、「ウォール街のグレート・ベア」などと呼ばれた相場師、ジェシー・リバモアの生涯を描いた本作。株式投資のノウハウ本としてももちろん、ひとつのドキュメンタリー小説として夢中になれる作品です。

母親からもらった5ドルを手にボストンを目指した、14才のリバモア。そこから彼が巨万の富を築き上げるまでの歩みを再現しています。

見所は、リバモアが市場で勝負を仕掛け見事に大きな利益を得るシーンの数々。著者のリチャード・スミッテンはその緊迫した株取引の世界を見事に描き出しています。

また、リバモアのピボタル・ポイント理論や資金管理の法則など、独自の投資理論にも注目し解説。投資における考え方の基礎的な部分を学ぶことができます。

細野真宏の世界一わかりやすい株の本

書籍:細野真宏の世界一わかりやすい株の本

※画像引用元:Amazon:細野真宏の世界一わかりやすい株の本

著者 細野真宏
出版社 文藝春秋
出版年 2005年

本書の著者は、予備校講師・経済解説者・映画評論家として活躍する細野真宏氏。

経済に関する書籍を多数出版しており、細野経済シリーズの第1弾「経済のニュースがよくわかる本 日本経済編」では、経済本で日本初のミリオンセラーを達成しています。

細野氏は、株式投資において、「小難しいテクニックや目先の銘柄情報よりも、株の本質を理解することが一番大切」と語っています。

本書には、チャートの読み方、銘柄の見抜き方、売り時・買い時の心構えなど、まず理解しておきたい内容がぎゅっと凝縮。

「世界一わかりやすい」というタイトルの通り、難しい解説も絵や図を使ってわかりやすくまとめられているため、株の入門書としておすすめの1冊です。

デイトレード-マーケットで勝ち続けるための発想術

書籍:デイトレード

※画像引用元:Amazon:デイトレード

著者 オリバー・ペレス、グレッグ・カペラ
出版社 日経BP社
出版年 2002年

著者は、アメリカでトレーダーの教育や投資情報の提供などを行う、プリスティーン・キャピタル・マネジメント社の共同創業者であるオリバー・ベレス氏とグレッグ・カプラ氏。

それぞれ、長年アメリカの株式相場でデイトレードを行っている実力のあるトレーダーです。

「デイトレード」というタイトルですが、実はデイトレーダーに限られた内容ではなく、全ての投資家にとって大切な心得がまとめられているのが本書の特徴です。

本書に書かれているのは、トレードテクニックについてではなく、トレーダーが悩みや不安を解決するための方法について。投資初心者の方だけでなく、ある程度知識や経験を積んだ方でも、新たな発見のある内容となっています。

投資信託編

投資信託に関連する本は、初心者向けにわかりやすくまとめられたものが人気のようです。特に、わかりにくい内容を図解やイラストを交えて紹介している書籍が高く評価されていました。

図解・最新 難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!

書籍:図解・最新 難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!

※画像引用元:Amazon:図解・最新 難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!

著者 山崎元 、大橋弘祐
出版社 文響社
出版年 2017年

経済評論家の山崎元氏と、作家・編集者の大橋弘祐氏の共同著書。シリーズ累計30万部を突破している大人気の本です。

本書は、著者の山崎元氏、大橋弘祐氏の会話形式で資産運用に関して学んでいく内容となっています。

図解などを使ってわかりやすく解説されているため、投資について何も知らないという初心者の方でもサクサクと読み進めることができます。

専門用語は一切なし。マイナス金利や個人型確定拠出年金(iDeCo)、つみたてNISAなど最新の情報についても詳しく書かれています。

資産運用に興味を持ち始めたけど、何から準備すれば良いかわからないという方は、まずはぜひこちらを手にとってみて下さい。

一番やさしい!一番くわしい!はじめての「投資信託」入門

書籍:一番やさしい! 一番くわしい!はじめての「投資信託」入門

※画像引用元:Amazon:一番やさしい!一番くわしい!はじめての「投資信託」入門

著者 竹川美奈子
出版社 ダイヤモンド社
出版年 2013年

出版社や新聞社勤務を経て独立し、投資信託やマネープランセミナーなどの講師を務める竹川美奈子氏の著書。

2010年に発売した「投資信託にだまされるな!」は、累計20万部を突破しており、この本をきっかけに積立投資やiDeCoなどをスタートしたという方も少なくないようです。

本書には、投資信託の意味や仕組みなど、基本的な要素がわかりやすくまとめられています。

正しい商品を選ぶための基礎知識や、投資信託の活用法など、イラストや図解で解説。今あるお金を守り、さらにそれを手間なく増やしていくために知っておきたい内容です。

将来に不安を感じている30代の方も、退職金をどうすべきか悩む定年後の方も、幅広い年代の方におすすめしたい本です。

はじめての人のための3000円投資生活

書籍:はじめての人のための3000円投資生活

※画像引用元:Amazon:はじめての人のための3000円投資生活

著者 横山光昭
出版社 株式会社アスコム
出版年 2016年

著者の横山光昭氏は、家計再生コンサルタント。借金やローンなど、お金に悩む方の相談を受けそれを解決してく方法をアドバイスするという、ファイナンシャルプランナーの仕事のひとつです。

本書は、2016年6月の発売以降、口コミでじわじわとその評判が広がり、さらに新聞やテレビでも紹介され大ブレイクしました。

タイトルにある通り、毎月3000円から、貯金箱に貯金をするような感覚で始められる投資方法を教えてくれる内容となっています。

普段から多くの相談に乗っている横山氏。本書の人気の理由は、何と言っても、誰にでもわかりやすく納得のいく説明がされているという点でしょう。

投資に対して、なんとなく怖い、難しそうと思っている方の常識を覆す一冊となっています。

最新版 投資信託はこの9本から選びなさい

書籍:最新版 投資信託はこの9本から選びなさい

※画像引用元:Amazon:最新版 投資信託はこの9本から選びなさい

著者 中野晴啓
出版社 ダイヤモンド社
出版年 2013年

セゾン投信株式会社の創業者であり、現在同社の代表取締役社長兼CIOを務める中野晴啓氏の著書。ほかにも、投資信託に関する数多くの著書を出版しています。

投資信託において、現在日本で個人が購入できる商品は3000本以上。その中から、低コスト・自動積立可能・運用期間が無期限などの条件を満たす、優良な商品を見極めることはとても難しいことです。

本書では、現在手元にお金がない状態でも、長期の積立で資産を作ることができる投資信託を9本に厳選。基本的な投資の仕組みや、投資信託の裏事情も含めて、その理由をわかりやすく解説しています。

商品選びで悩んでいる方、過去に失敗した経験のある方にぜひ読んでみてほしい1冊です。

〈新版〉投資信託選びでいちばん知りたいこと

書籍:〈新版〉投資信託選びでいちばん知りたいこと

※画像引用元:Amazon:〈新版〉投資信託選びでいちばん知りたいこと

著者 朝倉智也
出版社 ダイヤモンド社
出版年 2013年

投資信託評価機関モーニングスター株式会社の代表取締役、朝倉智也氏の著書。

本書は、投資信託選びのポイントを詳しくまとめた朝倉氏のロングセラー「投資信託選びでいちばん知りたいこと」の最新版。最新のマーケット事情に合わせて、内容をリニューアルしています。

前半部分では初心者にもわかりやすく、投資信託とは何か、という基礎的なところから触れられています。

何パーセントの運用利回りを目標にすれば良いか、数多くの投資信託の中から適した商品を選ぶにはどうすれば良いかなど、役立つ情報が満載のこの1冊。

投資信託について知りたい方はもちろん、モーニングスターを使って投資ファンド選びをしたいと考えている方は、事前に一度読んでおいた方が良い1冊と言えるでしょう。

不動産投資編

不動産投資に関する書籍は、自身も不動産投資を行っている投資家の方の著書が目立ちました。その多くには、成功体験とそのための極意がまとめられているため、これから不動産投資を始めようと考えている方は必読です。

知りたいことが全部わかる!不動産の教科書

書籍:知りたいことが全部わかる!不動産の教科教

※画像引用元:Amazon:知りたいことが全部わかる!不動産の教科書

著者 池田浩一
出版社 ソーテック社
出版年 2018年

著者は、有限会社ハウスコム代表取締役を務める池田浩一氏。2018年6月に発売された本書は、不動産に関する知識がわかりやすくまとめられていると高い評価を得ています。

不動産投資に関する書籍は数多く出版されていますが、本書の違いはより実践的なポイントがまとめられているという点。初心者向けの本だからといって、大枠だけをまとめるのではなく、知っておかなければいけないことが詳しく解説されています。

また投資に関してはもちろん、不動産業界についても詳しく知ることができます。不動産投資家となるにあたって、業界について熟知しておくことはとても重要です。

基礎から応用+αの内容まで、バイブル的な存在として使える1冊です。

「高利回り」新築不動産投資の学校

書籍:「高利回り」新築不動産投資の学校 ~フツーのサラリーマンだったボクが5年で10棟建てられた理由~

※画像引用元:Amazon:「高利回り」新築不動産投資の学校 ~フツーのサラリーマンだったボクが5年で10棟建てられた理由~

著者 渡正行
出版社 ぱる出版
出版年 2017年

合同会社lifedesignの代表、不動産投資サロン代表、心理セラピストや歯科技工士など、幅広く活躍する渡正行氏の著書です。

「フツーのサラリーマンだったボクが5年で10棟建てられた理由」というサブタイトルに惹かれて購入したという方も少なくないでしょう。

著者の渡氏は、奄美大島で育ち、その後鹿児島市で病院勤務。サラリーマン時代に1棟目の木造アパートを新築し、これまで1年に2棟のペースで物件を新築し続けているそう。

地方や郊外に土地を買い、そこに木造アパートを新築し、その後高利回りでの運営を実現した「わたりメソッド」を解説。

なぜ新築木造アパートなのか、という導入から、運営のノウハウまで幅広く学ぶことができます。

“自己資金ゼロ"からキャッシュフロー1000万円をつくる不動産投資!

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※画像引用元:Amazon:“自己資金ゼロ"からキャッシュフロー1000万円をつくる不動産投資!

著者 椙田拓也
出版社 ごま書房新社
出版年 2017年

著者は、不動産起業家・不動産投資アドバイザーとして活躍する椙田拓也氏です。

椙田氏が不動産投資をスタートしたのは、一部上場の大手メーカー勤務時代。鎌倉にある築20年の中古マンションを購入して不動産投資を開始したそう。その後、わずか3年で8棟の物件を所有し、現在は15棟もの運用を行っています。

本書は、ゼロから不動産投資を始めたい方に向けて、投資ノウハウを伝授する1冊。椙田氏が提案するのは、小手先のテクニックではなく、王道の不動産投資方法です。

誰でも実践しやすい内容となっているため、これから始めたいという方や、すでに経営をスタートしている方など、幅広い読者のためになる内容がまとめられています。

初心者から経験者まですべての段階で差がつく!不動産投資 最強の教科書

書籍:初心者から経験者まですべての段階で差がつく!不動産投資 最強の教科書

※画像引用元:Amazon:初心者から経験者まですべての段階で差がつく!不動産投資 最強の教科書

著者 鈴木宏史
出版社 東洋経済新報社
出版年 2018年

国内最大手の不動産投資情報サイト「楽侍」で、鑑定士×投資家として活躍するコラムニスト鈴木宏史氏の初の著書です。

鈴木氏は、「ごくふつうのサラリーマンが人生を大きく変えるには、不動産投資しかない」という思いを抱え、サラリーマン時代に不動産投資をスタート。

2013年にRC構造の1棟マンションを購入したことをきっかけに、現在年間収入は1億円、総資産額は10億円を超えているそうです。

本書の特徴は、わかりやすい全編Q&A方式。知りたい疑問に対する答えがすぐにわかるため、読みやすいと評判です。

内容は全6章。不動産投資を始める前の事前準備から、物件選定・購入、融資戦略、物件運営、出口戦略、マインドセットなど、必要なことが時系列に沿って解説されています。

世界一やさしい 不動産投資の教科書 1年生

書籍:世界一やさしい 不動産投資の教科書 1年生

※画像引用元:Amazon:世界一やさしい 不動産投資の教科書 1年生

著者 浅井佐知子
出版社 ソーテック社
出版年 2015年

不動産鑑定士として活躍する浅井佐知子氏の著書です。浅井氏は不動産鑑定士の資格を持った、不動産コンサルタントとしての実績も豊富。投資家からも、厚い信頼を得ている人物です。

不動産投資とは何か、というところから、物件選びのコツ、契約のノウハウまで幅広い知識を網羅している本書。「1年生」というタイトル通り、入門書として人気のある内容です。

浅井氏は、まず1Kのマンションを現金で購入することが、不動産投資成功の秘訣だと語っています。その理由は、管理や運営の方法、売買益についてなど、少ない資金で不動産投資の全てを学ぶことができるからだそう。

これについても本書で詳しく語られていますので、気になる方はぜひご一読ください。

ライフプラン編

この先の人生にどんなライフイベントがあるのか、どれくらいのお金がかかるのかなど、ライフプランについて考え始めた時に読んでおきたい5冊をご紹介。特に、20代〜30代の若い世代に向けて書かれている本が人気のようです。

たりないお金—20代、30代のための人生設計入門

書籍:たりないお金—20代、30代のための人生設計入門

※画像引用元:Amazon:たりないお金—20代、30代のための人生設計入門

著者 竹川美奈子
出版社 ダイヤモンド社
出版年 2009年

2009年に発売された、ファイナンシャル・ジャーナリストの竹川美奈子氏の著書。20代〜30代の若い世代へ向けた内容となっています。

本書は、現代の若い世代は、その親世代と同じような生活スタイルを送っていると、多くの人が破綻してしまうというショッキングな内容からスタート。

掲載されているライフプラン・シミュレーションでは、それなりの収入を得ながら、特に贅沢をすることもなく生活をしていた2つの家庭が、このままでは破産に追い込まれてしまうという内容が描かれています。

タイトルの「たりないお金」というのは、今現在不足しているお金ということだけでなく、老後の生活まで見据えた上で不足しているお金のこと。

漠然と将来に不安を感じている方や、これからの人生設計について考え始めた方など、資産形成の入門書としておすすめです。

ライフ・シフト

書籍:LIFE SHIFT(ライフ・シフト)

※画像引用元:Amazon:LIFE SHIFT(ライフ・シフト)

著者 リンダ・グラットン、アンドリュー・スコット
出版社 東洋経済新報社
出版年 2016年

この本の著者は、当時日本でも話題となった「ワーク・シフト」の著者であるリンダ・グラットン氏と、経済学教授のアンドリュー・スコット氏。「100年時代の人生戦略」をテーマにした待望の新作です。

過去200年伸び続ける人間の平均寿命。予測によると、今から約100年後には主な先進国に暮らす半数以上の人が、100歳よりも長生きをするようになると言われています。

この時代をどのように生きていけば良いのか、またどのように資産を形成し残していけば良いのか。

さらには人間関係の築き方や企業の課題まで、多岐に渡るテーマと向き合うきっかけを与えてくれる内容となっています。

老若男女問わず、残りの人生をどう生きていくかについて、ヒントを与えてくれる1冊です。

幸福の「資本」論

書籍:幸福の「資本」論

※画像引用元:Amazon:幸福の「資本」論

著者 橘玲
出版社 ダイヤモンド社
出版年 2017年

作家、社会評論家として活躍する橘玲氏の著書。「ひとの幸せ」について書かれた1冊です。

本書で橘氏は、幸せの条件は、「自由」「自己表現」「共同体=絆」の3つだと説明。それを支えるものとして、「金融資産(資本)」「人的資本」「社会資本」をあげています。

この組み合わせによって生まれる人生の8つのパターン。このパターンに、ひとの幸せの形を当てはめることができるとし、それぞれを詳しく解説していきます。

誰もが抱えている、どうすれば幸せになれるのかというモヤモヤを、理論的に解説してくれる1冊。とてもわかりやすく解説されているので、思わず「なるほど〜」と唸ってしまう方も多いのではないでしょうか。

お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方 知的人生設計入門

書籍:お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方 知的人生設計入門

※画像引用元:Amazon:お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方 知的人生設計入門

著者 橘玲
出版社 幻冬舎
出版年 2013年

上記でご紹介した『幸福の「資本」論』と同じく、社会評論家の橘玲氏の著書です。

前半は、主に不動産や生命保険など、人生設計に必要な基礎知識を解説。後半では、年金や税についてなど知っておきたい国の制度について紐解いていきます。

本書で扱われている内容は、不動産・株式・保険・税金・海外投資など多岐に渡っていますが、全てにおいて実践的な考え方を明示しています。

少し難しい内容でも、丁寧かつユーモラスに解説されているため、最後まで楽しみながら読み終えることができます。

個人個人が、自分自身の人生とどう向き合っていくべきかを考えるきっかけになる1冊です。

お金持ちになるファーストステップ〜20代からはじめる40歳セミリタイアライフプラン〜

書籍:お金持ちになるファーストステップ~20代からはじめる40歳セミリタイアライフプラン~

※画像引用元:Amazon:お金持ちになるファーストステップ~20代からはじめる40歳セミリタイアライフプラン~

著者 井上耕太
出版社 ギャラクシーブックス
出版年 2016年

本書の著者は、資産形成スペシャリストの井上耕太氏。大手製薬企業で営業職として勤務しながら、「1級ファイナンシャルプランニング技能士」「CFP(ファイナンシャルプランナー国際ライセンス)」を取得。

2015年には独立し、「20代から始める40代セミリタイアライフプランニング」を専門に活躍しています。

「お金のことについて考えてはいるけど、何から始めたら良いかわからない」という悩みを持つ若い世代に向けた本書。

終身雇用や年金など既存の常識が崩れ始めているこの時代。このままではいけないと行動を起こす若い世代の、背中を押してくれる内容となっています。

保険の見直し編

保険関係で人気があるのは、保険会社の裏側やカラクリを説く、いわば暴露本のようなもの。現在加入している保険はどのようにして儲けているのか、その保険で本当に将来は安心なのか、考えるきっかけをくれる5冊をご紹介します。

家計恐慌時代に備える!保険見直し入門—知ってびっくりあなたの保険

書籍:家計恐慌時代に備える!保険見直し入門—知ってびっくりあなたの保険

※画像引用元:Amazon:家計恐慌時代に備える!保険見直し入門—知ってびっくりあなたの保険

著者 大谷寛
出版社 幻冬舎メディアコンサルティング
出版年 2008年

株式会社保険見直し本舗代表取締役の大谷寛氏の著書です。

株式会社保険見直し本舗は、日本初のインターネットを通じた保険相談サイトを運営。中立的な立場で相談に乗ってくれるため、保険の加入を考える30代夫婦を中心に支持を集めています。

本書は、すでに保険に加入しているものの、何らかの理由から保険の見直しを考えている方に向けた内容。現在の保険料を平均500万円安くする方法を、見直しの実例を交えて紹介しています。

これまで何となく保険を選び、保険料を払い続けてきたという方には驚きの内容が満載です。また、これから保険加入を考えているという方に役立つ情報もしっかりまとめられています。

書けばわかる!わが家にピッタリな保険の選び方

書籍:書けばわかる!わが家にピッタリな保険の選び方

※画像引用元:Amazon:書けばわかる!わが家にピッタリな保険の選び方

著者 末永健
出版社 翔泳社
出版年 2016年

著者は、家計の学校S.H.Eの代表である末永健氏。保険会社との提携や取引は一切せず、消費者の立場を守る完全独立系のファイナンシャルプランナーです。

保険や家計の管理のアドバイスを得意とし、様々なアドバイスを行っています。

そんな末永氏が手がけた本書は、わが家にぴったりの保険を見つけるための内容。保険料を大幅カットするためのオリジナルの計算式が付属しており、それに書き込むだけでぴったりな保障額を導き出すことができます。

また、保険料の節約テクニックや、保険会社ではなく自分自身で保険を見直す方法を伝授。難しいこともわかりやすくまとめられているため、忙しい主婦の方でも、サクサク読み進められる内容となっています。

生命保険のウラ側

書籍:生命保険のウラ側 (朝日新書)

※画像引用元:Amazon:生命保険のウラ側 (朝日新書)

著者 後田亨
出版社 朝日新聞出版
出版年 2010年

有料保険相談のほか、執筆・講演・セミナー講師など幅広く活躍する細田亨氏の著書です。細田氏は、一般的に無料で行われている保険の相談ではなく、有料の相談を定着させたいという考えのもと活動をしています。

日本人の1世帯当たりの平均年間保険料は45万4千円。しかし本書によると、そのほとんどがムダだと説明されています。

さらに、保険は掛け捨ての定期保険だけで良いと提唱。その理由をわかりやすく丁寧に解説しており、「目から鱗が落ちた」というレビューも見受けられました。

すでに保険に加入している方も、そうでない方も、あまり知られていない保険の裏側をぜひ覗いてみませんか?

生命保険の「罠」

書籍:生命保険の「罠」

※画像引用元:Amazon:生命保険の「罠」

著者 後田亨
出版社 講談社
出版年 2007年

上記でご紹介した『生命保険のウラ側』と同じく、細田亨氏の著書です。

大手生命保険会社の営業マンとして勤めていた細田氏が、保険の仕組みやCMコピーのカラクリなど、様々な角度から生命保険の本質について紐解きます。

さらに本書の後半では、プロが実践している保険の加入方法を公開。本書読了後、保険の見直しを行ったという声が多いのも納得の内容です。

本当に加入するべき保険はどんな保険なのか、そもそも保険に加入することは本当に自分のためになるのか。保険に対してこのような疑問を抱えている方におすすめです。

生命保険のカラクリ

書籍:生命保険のカラクリ

※画像引用元:Amazon:生命保険のカラクリ

著者 岩瀬大輔
出版社 文藝春秋
出版年 2009年

ライフネット生命保険取締役会長である岩瀬大輔氏の著書です。

岩瀬氏は、2008年にライフネット生命保険を設立し、副社長を経て、2013年に代表取締役社長に就任。さらに2018年現在は、取締役会長として多方面で活躍しています。

生命保険と聞くと「よくわからない」と考えるのを止めてしまう人もしばしば。本書ではそんな方にもわかりやすく、生命保険の仕組みが解説されています。

人生で住宅の次に大きな買い物と言われている生命保険。賢い保険選びをするために、まずは生命保険のカラクリをしっかりと理解ていきましょう。

経済の基本知識編

よくわからない、難しいと敬遠してしまいがちな経済学。しかし実は、私たちの日常生活の中にも経済学と関連する事柄が溢れています。

基本知識をよりわかりやすく、面白くまとめられている書籍を5つご紹介します。

スタンフォード大学で一番人気の経済学入門 ミクロ編

書籍:スタンフォード大学で一番人気の経済学入門 ミクロ編

※画像引用元:Amazon:スタンフォード大学で一番人気の経済学入門 ミクロ編

著者 ティモシー・テイラー
出版社 かんき出版
出版年 2013年

経済学者であるティモシー・テイラー氏の著書。監訳は日本のジャーナリストである池上彰氏が行っています。

長年アメリカ経済学会発行の雑誌の編集に携わってきた著者。全米各地の大学で経済学の講義を行い、ミネソタ大学・スタンフォード大学では、講義が上手な教師として1位に選ばれています。

本書では、経済の基本を身近な具体例を使いながら解説していきます。アメリカの有名大学に通う優秀な学生が高く評価するティモシー・テイラーの講義を、ぜひ本書で体感してみてください。

池上彰のやさしい経済学 (1) しくみがわかる

書籍:池上彰のやさしい経済学 (1) しくみがわかる

※画像引用元:Amazon:池上彰のやさしい経済学 (1) しくみがわかる

著者 池上彰
出版社 日本経済新聞出版社
出版年 2013年

経済ジャーナリストとして、テレビ番組などでも幅広く活躍している池上彰氏の著書です。

本書の1番の特徴は、日常生活の視点から経済学を紐解いている点。私たちが難しい、取り付きづらいと考えている経済学の知識を、身の回りの出来事と結びつけることによって、より身近に感じることができます。

1巻「しくみがわかる」では、経済とは何かをわかりやすく解説。さらに2巻「ニュースがわかる」では、現在の日本や世界の情勢、抱えている問題について詳しくまとめられています。

池上彰氏による白熱した授業がぎゅっと詰め込まれているため、年齢問わず楽しみながら読み進めることができます。

ヤバい経済学 ─悪ガキ教授が世の裏側を探検する

書籍:ヤバい経済学 ─悪ガキ教授が世の裏側を探検する

※画像引用元:Amazon:ヤバい経済学 ─悪ガキ教授が世の裏側を探検する

著者 スティーヴン・J・ダブナー
出版社 東洋経済新報社
出版年 2007年

アメリカのジャーナリストであるスティーヴン・J・ダブナーの著書。発売後400万部のベストセラーとなり、アメリカに経済学ブームを巻き起こすきっかけとなりました。

またその人気から映画化され、2011年には日本でも公開されています。

本書で書かれているのは、日常生活や裏社会に潜むユニークな内容。

「勉強ができる子の親ってどんな人?」「銃とプール、危ないのはどっち?」「出会い系サイトの自己紹介はウソ?」など、つい気になってしまうようなテーマを、経済に結びつけてわかりやすく解説していきます。

ミクロ経済学の力

書籍:ミクロ経済学の力

※画像引用元:Amazon:ミクロ経済学の力

著者 神取道宏
出版社 日本評論社
出版年 2016年

日本の経済学者で東京大学大学院経済学研究科教授も務める神取道宏氏の著書。

本書は『経済セミナー』の人気連載が単行本としてまとめられ、書籍化にあたって補論を追加しさらにパワーアップしています。

そもそもミクロ経済学とはどんな学問で、そこからどんなことを学ぶべきなのかをわかりやすく解説。ミクロ経済学の本質を理解するために読んでおきたい1冊です。

また、実際本書を読んだ方のレビューでは、偏微分や最適化など、数学的な手法を誰にでもわかりやすく解説しているという評価も多数見受けられました。

「原因と結果」の経済学

書籍:「原因と結果」の経済学———データから真実を見抜く思考法

※画像引用元:Amazon:「原因と結果」の経済学———データから真実を見抜く思考法

著者 中室 牧子、津川 友介
出版社 ダイヤモンド社
出版年 2017年

教育経済学者である中室牧子氏、医師・医療政策学者である津川友介氏の共同著書。週刊ダイヤモンド2017ではベスト経済書部門で第1位を獲得しています。

あらゆる物事につきまとう「原因と結果」。本書では、この原因と結果の関係についてわかりやすく解説されています。

2つの物事は本当に原因と結果の関係にあるのかを正しく見抜き、現在身の回りに溢れている「もっともらしいが本当は間違っている根拠のない通説」に騙されなくなるための考え方を伝授。

数式などは一切使うことなく、とにかくわかりやすくまとめられているのが本書の特徴です。

本を読む効果

本を読んで学ぶことには、様々な効果があります。しかし本を読めば、それだけで知識が身について上手くいくというわけではありません。

本を読むことで陥ってしまいがちな失敗を理解しておきましょう。

本を読めば勝てるわけではない

当たり前のこと、とお思いの方も多いかもしれませんが、意外と陥ってしまいがちな例。

実際、投資関係の本で知識を得たり、トップ投資家のサクセスストーリーを目にすると、つい「これで自分も成功できる」という気になってしまいます。

しかし冷静に考えてみて、本を読む前と読んだ後で、投資の能力にそれほど違いがあるでしょうか。

残念ながら、ほとんど違いはありません。大切なのは、「得た知識を参考に、自分で考えてみる」ことです。

大切なのは自分で考えること

株式投資の入門書を何冊も読んだからといって、実際の投資力が身につくわけではありません。投資本の多くは、基礎的な知識や技術がわかりやすくまとめられています。

しかし株の実際に売買をしてみると、その本で得た知識がほとんど無意味だということがわかるでしょう。

本から知識を得ることはもちろん大切ですが、ただ読んで納得するだけでは意味がありません。

それを実践でどう活かすかを考え、チャレンジし、なぜこの結果になったのかを考える癖をつけることが大切です。

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