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サラリーマンが2020年までに始めたいおすすめの投資7選

By Oh!Ya編集部

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サラリーマンが2020年までに始めたいおすすめの投資7選

サラリーマンとしてお勤めの方々にとって、毎月の給料やボーナスは最大にして唯一の収入源です。その収入額に不満が有るか無いかは別の問題として、収入源がひとつしかないことに不安を感じている方は多いのではないでしょうか。

その理由として、「先行きが不透明な時代なのでこの先どうなるか分からない」という得体の知れない不安が大きなウェイトを占めているのではないかと思います。今は良くても、将来がどうなっているかは分からないので、会社だけに依存せず自分の身は自分で守るべきと考える方は増え続けています。

また、それとは別の話として、今お勤めの会社を辞めたいものの他の収入源があるわけではないので、別の収入源を確保して安心して会社を辞めて、本来自分がやりたいと思っていたことをやりたいとお考えの方もおられることと思います。

そこでおすすめしたいのが、忙しいサラリーマンの方々も取り組みやすい「投資」です。しかし、投資と一口に言ってもその種類は実に多く、リスクやリターンについても多岐にわたります。その中からどれを選ぶべきかというのは、実は大きな問題です。

そこで投資家の皆さんのためのメディア「Oh!Ya」では、サラリーマンの方向けという前提で取り組みやすく効果を実感しやすい投資の選択肢を7つ厳選しました。それぞれの特徴を解説しつつ、目的や状況別にどれを選ぶべきかという方向性についても網羅していきますので、投資をお考えのサラリーマンすべての方々にきっとご満足いただけると思います。

目次

サラリーマンだからこそ投資するべき5つの理由

サラリーマン向けの投資

ご自身がサラリーマンという方の場合、あまり意識することがないかも知れませんが、実はサラリーマンというのはとても投資向きな職業です。投資に適しているというだけでなく投資するべき職業なので、その理由を最初にお伝えします。

終身雇用の前提がない時代

サラリーマンだからといって、一度会社勤めを始めたら一生安泰かというと、そんなことはないというのは当のサラリーマンの方々が一番強くお感じだと思います。

かつては当たり前だった終身雇用という前提はほぼ崩れてしまっていますし、年功序列によって長く勤めれば自動的に収入が増えていくということも現実的ではなくなりつつあります。

もともとこういった事情は、自営業者の方々に言えることでした。その一方でサラリーマンは身分が安定していることが最大のメリットだったのですが、それが必ずしもそうとも言い切れないとなると、やはり会社以外に何か収入源を持っておいたほうが良いのではないかという考えになるのは当然でしょう。

リストラ、合併、倒産のリスクが付きまとう

終身雇用という前提が崩れつつあるとはいえ、特に何か大きな問題を起こすことがなければ会社の都合で退職させられることは、あまり考えられません。しかし、本人の努力とは無関係に会社の戦略や経営状態によってサラリーマンとしての身分が危うくなることがあります。

代表的なものとしてはリストラや会社のM&A、また倒産といったように職場環境が大きく変わってしまうリスクです。身分が危うくなることがないように真面目に勤めていたとしても、こうしたリスクは外的要因として常に隣り合わせです。

会社での収入だけに依存することの危うさが、以前にもまして高まっています。

副業をしようにも時間がない

以前ほど本業をあてにできないご時世だからといって、それでは副業で稼ぐというわけにもいかないのが、サラリーマン特有の事情です。いかんせんフルタイムで働いているサラリーマンの方々にとって、仕事をしていないのは平日の夜と週末だけです。業種によっては休日が週末とは限りませんし、週休2日を確保できるかどうかも会社によりけりです。

そうです、サラリーマンの方々は多忙なので副業などで収入源を確保しようにも時間がないのです。副業がダメとなると、自分の代わりに別のものに働いてもらうしかありません。

そこで現実味を帯びてくるのが、投資です。投資は自分の代わりにお金に働いてもらうというのが基本的な考え方なので、忙しいサラリーマンの方々にも取り組みやすいというメリットがあります。うまく仕組みを作れば放ったらかしでもOKなので、これなら忙しいことが理由で他のことを何も始められないという方であっても安心して始めることができます。

安定的な収入という味方がある

サラリーマンこそ投資を始めるべきであるという理由に、安定的な収入があります。これは少々矛盾するようにお感じかも知れませんが、自営業者と比べてサラリーマンの収入は安定しています。「そうでもない」という声も聞こえてきそうですが、自営業者の不安定さと比べると、依然としてサラリーマンの安定収入は恵まれていると言って良いでしょう。

その安定収入こそ、サラリーマンが投資を始めるべき大きな理由です。なぜなら、安定した収入があるということは積立方式で資産運用をしていくこともできますし、専業投資家のように投資でどうしても利益を上げなければならないというプレッシャーもありません。投資だけで生活をするとなると投資対象にも制約が出てきますし、当然リスクも高くなりますが、サラリーマンの安定収入はそういったリスクから遠ざけてくれます。

また、不動産投資はローンを借り入れることによって高い投資効率によって利益を上げることができるわけですが、そのローンの借り入れにおいても安定収入は審査においてとても有利になります。不動産投資をしたいと思ってもできない人が多い中で、サラリーマンの安定収入は不動産投資への参入障壁を低くしてくれます。

専業投資家とサラリーマンの差がなくなっている

投資家というと、以前であれば投資のことをとことんまで勉強・研究をして、相場に張り付いて利益を上げている人というイメージをお持ちの方も多いでしょう。実際に今もそういったスタイルで投資をしている専業投資家もいます。しかし、こういった時間のすべてを投資に使える人たちとサラリーマンとの間に差があるかというと、最近はそうでもなくなっています。

その差をなくしてくれたのは、インターネットです。ネットを使えば専業投資家とサラリーマンなど兼業投資家が同じ情報を入手することができますし、相場に張り付いていなくても今は自動的に売買注文を出してくれる仕組みも発達しています。

以前であれば時間がないことが投資のハンディになっていたのですが、今ではネットを活用することによりその差はほとんどありません。つまり、サラリーマンにとって有利な条件で投資ができる環境が整っているということです。

リスク度別 サラリーマンにおすすめの投資7選

サラリーマン向けの投資

どんな投資商品がサラリーマン向きなのかという疑問にお答えするために、ここではサラリーマンの方々が取り組みやすく利益を上げやすい7つの投資商品をご紹介します。安全なものから比較的リスクの高いもの、さらにはちょっと意外なものもピックアップしました。

個人向け国債

定期預金を除くと、あらゆる投資商品の中で最も安全度が高いのが個人向け国債です。国債とは国にお金を貸したことを証明する証文のようなものです。日本は一千兆円を超える巨額の借金があることで知られていますが、その借金はこの国債を発行し、それを購入してもらうことで成り立っています。そして、この国債を持っている人に対して約束の期日になったら利息と一緒に返済をします。

日本国政府にお金を貸すわけですから、貸し倒れになるリスクは極めて低く事実上の元本保証です。当然ながらこれまでに個人向け国債が貸し倒れになったことはなく、100%きちんと償還されています。

個人向け国債は国が発行したものを購入する形で投資可能です。その方法については後で詳しく解説します。

J-REIT

投資家から集めたお金を、ファンドマネージャーと呼ばれる投資のプロが株や債券などで運用し、そこから得られた利益を投資家に分配するのが投資信託です。投資信託の中でも運用対象が不動産に限定されているものを不動産投資信託、またはREIT(リートと読みます)といいます。

REITの中でも日本国内で運用され、証券取引所に上場されている銘柄群のことをJ-REITといいます。J-REITは株と同じように証券会社の口座で簡単に売買ができる上に上場銘柄の平均利回りが4%を超えていることから、とても魅力的な投資商品です。しかも買ったら放置でOKというのも、サラリーマン向きです。

ETF

前項のJ-REITと同じく、ETFも上場されている投資信託です。ETFの場合は運用対象が株式で、株式の中でもインデックス指標といって平均株価や株価指数といった市場全体の指標と連動するように運用されているのが特徴です。先述のようにETFも証券取引所に上場されているので、株と同じように簡単に売買することができます。

個別銘柄の株式投資をするとなると、それぞれの銘柄の値動きや実力を分析する知識が必要になりますが、ETFの場合は株式市場全体への投資になるため、そこまで詳しい知識がなくても始めることができます。経済ニュースを見ていなくても「今日の東証平均株価は・・・」といったように平均株価であれば報道されているので、「今日は株が高い」「安い」といったイメージだけはつかむことができます。

ETFはこうしたイメージだけで投資をしても重大なリスクにはならないため、忙しいサラリーマンであっても手軽かつ安全です。株価が中長期的に上昇する見込みなのであれば、なおさらETF投資は妙味があるでしょう。日本だけでなく海外の株式市場の指標と連動する銘柄もあるので、「アメリカの株はまだまだ上がりそうだ」と思うのであれば、アメリカ株のETFを購入するといったことも可能です。

株式投資(配当重視)

先ほど個別の株式投資にはそれなりの知識が必要になると述べました。そういった知識をお持ちである、もしくは勉強するつもりだという方は、個別株投資も視野に入ります。とはいっても株価の変動差額を儲けるという考え方ではなく、株を持っているだけで受け取ることができる配当狙いの投資がおすすめです。

その理由は、サラリーマンが多忙であることと、株価が変動する時間帯が一般的なサラリーマンの勤務時間と一致してしまっているからです。日本の証券取引所は朝の9時から午後3時までが取引時間なので、「九時五時」で仕事をしているサラリーマンは勤務時間中にトレードをしなくてはならなくなります。

これだと就業規定に抵触してしまうので、そうではなく配当が安定して出ている銘柄を一度買ったら持ったままにしておき、配当をコツコツと稼ぐという投資スタイルを採用します。投資金が少ないうちはあまり運用メリットを感じないかも知れませんが、徐々に投資金額が大きくなってくることによって年間数万円、数十万円といった規模の配当を受け取れるようになっていきます。

FX(スワップ収入重視)

外国為替市場で取引されている外貨を売買することで利益を狙う投資商品のことを、FXといいます。正式には外国為替証拠金取引といいますが、細かい説明は割愛します。FXで利益を上げるにはレート変動の差額を狙う方法と、スワップといって異なる通貨間の金利差調整のために支払われる利息のようなものを獲得する方法があります。

売った買ったの差額で利益を狙う方法となると株と同じように相場画面に張り付いている必要があるため、サラリーマン向きではありません。ここではそうではなく、スワップ収入を狙うFXトレードを提案したいと思います。

一般的なFX口座で売買できる通貨の中には、高金利通貨と呼ばれるものがあります。オーストラリアドルやニュージーランドドル、その他にはトルコリラや南アフリカランドなどです。それらの通貨と超低金利通貨である日本円との通貨ペアで買いトレードをすると、毎日スワップ収入が入るようになります。これを貯め続けることで高利回りの「利息」を稼ごうというわけです。

この方法についての詳細は後述しますが、株と違って毎日収入が入ることからFXのほうが投資をしている実感を得やすいかも知れません。

不動産投資

不動産投資というと、アパートやマンションなどの賃貸物件を所有してそこに入居した人から家賃収入を得るという仕組みの投資です。実はサラリーマンの方に不動産投資はとても適しているので、すでに「サラリーマン大家」と呼ばれる兼業不動産投資家もたくさんいます。なぜサラリーマンに適しているのかについては後述しますが、不動産投資は不動産という資産の所有を伴うため、資産形成というメリットも享受することができます。

この記事では貯金100万円とサラリーマンという身分があれば不動産投資を始めることができると提唱していますので、その理由と方法については後述します。「それなら始めてみたい」という方は、お楽しみに。

貯蓄型生命保険

生命保険は被保険者が亡くなってしまったり高度障害の状態になってしまうといった万が一の事態に備えるためのものであり、本来は投資商品ではありません。しかし、生命保険の中には貯蓄性能を持った商品があり、定期預金などよりも利率の良いものがたくさんあります。その効果を利用して、万が一の際のリスクに備えながら事実上の投資をするのが、貯蓄性生命保険です。

どの保険会社であっても貯蓄性生命保険を取り扱っており、解約をして現金を手にしたい時期を保険会社に伝えると、営業担当の人がそのために最適な保険商品の設計をしてくれます。その設計内容は依頼者の年齢や状況によってまちまちなので、興味がある方は生命保険会社に提案を依頼してみてください。

安全性重視で取り組めるサラリーマン向け投資術

サラリーマン向けの投資

この記事でご紹介している投資商品の中で最も安全性が高いのは、個人向け国債です。ここでは個人向け国債の概要と投資を始める方法を解説します。

定期預金に預けるくらいなら個人向け国債

銀行の定期預金といえば、かつては資産運用の主役でした。銀行に預けておけば問題ないという価値観は長らく続いてきましたが、今投資をお考えの方で定期預金を検討しているという方はほとんどいないでしょう。むしろ、定期預金の金利が低すぎるからこそ、この記事をお読みなのではないかと思います。

2019年現在、メガバンク系の定期預金金利は0.01%のところがほとんどです。ベンチャー系銀行などで金利が高いところであっても、せいぜい0.1%を超えるかどうかといった水準です。100万円を1年間預けても100円にしかならないのですから、これでは投資とは到底呼べません。単なる現金の保管庫です。

そこで検討したくなるのが個人向け国債ですが、こちらもお世辞にも高金利とはいえません。金利はおおむね0.05%で推移しており、これが保証されている最低金利ということですが、これより高くなることは実質上ないと考えて良いでしょう。事実上の元本保証ということで、お金が必要になる時期がある程度わかっているのであれば、その時期までに満期がくるように預けておくということであれば一考の価値があります。

個人向け国債に投資する方法

個人向け国債は、さまざまな窓口で購入可能です。日本中にある銀行や信用金庫などの窓口、郵便局、証券会社など、実に多彩です。これらの中で比較的おすすめなのは、証券会社での購入です。個人向け国債という投資商品自体は同じものが売られているのですが、証券会社で購入するとポイントが貯まったりと、投資とは別のところにオトク感があります。

ミドルリスクで本格的な副収入を狙う投資術

サラリーマン向けの投資

個人向け国債はローリスク商品ですが、その一方でローリターンです。元本保証ではないものの、実質上ほとんどリスクが顕在化したことがないものから選びたいという方には、ミドルリスク商品がおすすめです。

ミドルリスクなら数%の利回りを狙おう

ミドルリスク投資商品の目安は、利回りが1~5%程度、そして元本保証ではないもののこれまでに投資金が丸ごと紙切れになってしまったという重大なリスクが顕在化したことはないもの、という定義にしたいと思います。

その定義に照らし、この記事でご紹介している投資商品の中からピックアップするとJ-REITとETFが該当します。一般的にもこれらの投資商品はミドルリスク商品として知られています。

J-REITなら平均利回り4%台

J-REITの全銘柄を平均すると、2019年1月現在の平均利回りは4.03%です。以下のJ-REITポータルサイトで最新情報をチェックすることができるので、興味のある方はこちらもチェックしてみてください。

JAPAN REIT(不動産投信情報ポータル)

このサイトを見ると分かりますが、高い銘柄だと7%近くの利回りになっているものもあります。買ったら放置というお手軽な投資商品で、しかもミドルリスク。この条件で4%台の利回りが期待できるというのは、かなり優秀です。

海外のETFなら平均利回り5%以上も

J-REITともうひとつ、ETFについても見てみましょう。こちらはETF銘柄についてのランキングを見ることができるサイトで、分配金利回りでソートをかけてみると、2019年1月現在で最も利回りが高いのは「上場インデックスファンド新興国債券」という銘柄で、利回りは5.82%です。

ランキング(ETF株マップ.com)

J-REITと同じく、この超低金利時代において魅力的な利回りであることが分かります。しかも、こちらも分配金利回りなので基本的に買ったら放置でOKです。

J-REIT、ETF投資を始める方法

J-REITとETFはいずれも証券取引所に上場されているため、証券会社に口座を開設してそこから簡単に購入することができます。株と全く同じ感覚なので、持っているJ-REITやETFを売るのも簡単です。

いつかはサラリーマンを辞めたいという方向けの投資術

サラリーマン向けの投資

片手間に投資をしてお小遣いプラスアルファの副収入があれば良いということではなく、会社を安心して辞められるように投資で本格的に稼ぎたいというサラリーマンの方におすすめの投資商品をご紹介します。

株式投資、FXで安定的な利益を狙う

ここで提案したいのは、株式投資とFXです。どちらも投資と言えば株、FXと言われるほど有名な存在です。どちらも株長者、FX長者と呼ばれるように人たちがたくさんいるほど、取り組み方によっては大きな利益を狙うことができるのが魅力です。会社を辞めたいとお考えの方に必要なのは現在得ている給与所得に相当するような投資収入です。そうなると株やFXくらいの投資効率がないと難しいというのが正直なところですが、だからといってリスクの高い投資スタイルはおすすめできません。では、どうするべきか?それを踏まえてここでの解説をお読みいただけると、より伝わりやすいと思います。

キャピタルゲインよりもインカムゲイン

価格変動を利用した差益狙いのことを、キャピタルゲインといいます。その一方で分配金や家賃収入のように定期的に入ってくる収入のことをインカムゲインといいます。株やFXには両方の可能性があるわけですが、ここで狙うのは後者のインカムゲインです。

その理由は、キャピタルゲイン狙いの投資は相当な知識が必要になることと、投資に専念できる環境がないと勝負にならないからです。本業をお持ちのサラリーマンが、投資のために一日を過ごしているような専業投資家と勝負をして勝てるかいうと、やはり難しいからです。

配当狙いの株式投資術

インカムゲイン狙いで株式投資をするのであれば、株価よりも配当に注目するべきです。以下のように上場銘柄の配当利回りをリアルタイムで知ることができるサイトがありますので、まずはこうしたサイトをこまめにチェックするようにしてください。

配当利回りランキング(みんなの株式)

ここで注意したいのは、配当利回りだけで判断して株を買ってしまわないことです。一時的に配当利回りが上位になっているのは、単に株価が低くなっているだけかも知れませんし、その配当が来期以降も出るかどうかは分かりません。

そこでおすすめなのは、大型株(時価総額が大きい大手企業)で、過去にも安定して配当が出ている銘柄です。例えばトヨタ自動車(7203)は言わずと知れた大型株で株価も安定していますが、配当利回りは実績ベースで3.25%です。今後も確約されているわけではありませんが、これだけの金利を稼げる投資商品が他になかなかないことを考えると、トヨタ株を長期保有して配当収入を稼ぐことに現実味を感じていただけると思います。

この他にも同様の銘柄はたくさんあるので、「大型株であること」「配当実績が安定していること」という条件で銘柄を探してみてください。

スワップ狙いのFX投資術

配当狙いの株式投資と同じ考え方でインカムゲインを狙うのが、FXのスワップトレードです。高金利通貨といわれるオーストラリアドルやニュージーランドドルを中心に買いポジションといって外貨買いの状態を続けると、金利差調整のために入ってくるスワップが毎日貯まっていきます。

2019年1月現在の実績は、以下のサイトで見ることができます。他にもFX取引会社の多くはスワップ一覧を公開しているので、それを見ると一目瞭然です。当然ながら各社おおむね同じような数値なので、どこの数値を見ても問題ありません。

スワップポイント一覧(FXプライムbyGMO)

ドル円の「買い」のところには「80」、豪ドル円には「25」、NZドル円には「35」という数字が入っていることが見て取れます。

サラリーマン向けの投資

これらの数値は、1万通貨単位あたりのスワップポイントです。つまり、ドル円を1万ドル分買いポジションとして持っておくと、毎日80円分のスワップが入るという具合です。しかし、仮に1ドル=110円の時に1万ドル分を保有しようと思うと110万円が必要になりますが、FXにはレバレッジという概念があるため、レバレッジ5倍にするだけで22万円で110万円分の買いポジションを保有することができます。

この投資効率の良さと手軽さはFXの魅力なので、株よりもさらに手軽かつ少額から始めたいという方はFXのスワップトレードがおすすめです。

FXには他にもトルコリラ円や南アフリカランド円といったスワップの高い通貨ペアがありますが、これらの通貨は国の経済が脆弱で政情も安定していないため、高金利狙いで投資をする場合は全額を失ってしまっても許せる程度の少額にしておくことを強くおすすめします。

株式投資とFX投資の時間的リスク分散法

株の配当狙いやFXのスワップ狙いについては放置でありながら投資効率が高いのでおすすめなのですが、いかんせん価格変動の影響を受けやすいのがネックです。せっかく配当やスワップが貯まっているのに株価や外貨レートが不利な方向に動いてしまってはトータルでマイナスになってしまうこともあります。

このリスクを軽減する方法としてよく用いられているのが、「ドルコスト平均法」と呼ばれる時間軸のリスク分散投資です。1ヶ月の1度、週に1度といったように時期を決めて、同じ金額分だけ投資をし続ける方法です。価格変動があるので、高い時は少ししか買えませんが、安い時にはたくさん買うことができます。これを続けることによって取得額が平均化され、時間とともに変動するリスクを平均化することができます。

筆者はFXでこれを長期にわたって実践しており、数年分のレート変動が平均化されているため為替変動リスクがほぼ織り込まれています。その状態でスワップ収入が日々入り続けているので、その投資スタイルの有望性が実証されています。

サラリーマンの強みをいかせる不動産投資

サラリーマン向けの投資

さまざまな条件を考えると不動産投資にとても向いているのが、サラリーマンという職業です。なぜサラリーマンだと不動産投資に向いているのか、そして実際に始めるとなると何が必要なのかといった「サラリーマンの不動産投資」についての解説をします。

なぜサラリーマンは不動産投資に有利なのか

サラリーマンには、毎月の安定的収入という武器があります。少なくとも数千万円規模になる収益物件を購入するにはローンを利用することが前提になりますが、サラリーマンの安定的収入があると金融機関のローン審査においてとても有利になります。融資がつかなければ投資自体を始めることができないので、サラリーマンはこの部分においてとても有利な位置にいることが分かります。

しかし、不動産投資というと大家さん業をするのですから、やることが多そうです。本業で忙しいのに、そんな大家さんとしての仕事もできるのかと疑問をお感じの方も多いと思いますが、不動産投資に関する実務の大半は外注が可能です。家賃の回収や物件のメンテナンスは管理会社に委託することができますし、それ以外の業務となると大家さんの仕事は振り込まれた家賃のチェックをする程度です。

もっとも、物件の購入や集客など賃貸経営の初期段階ではやることがたくさんあります。しかし、それらの実務についても専門のノウハウを持った不動産投資会社(不動産会社ではなく、不動産「投資」会社)に任せることができるので、こうしたメリットをいかす形でサラリーマン大家と呼ばれる人が増えているのです。

実は100万円あれば不動産投資は始められる

いくら融資を受けやすいとは言っても、数千万円の不動産物件を購入するには多額の自己資金が必要になりそうだとお感じの方は多いでしょう。物件によってはそれも事実なのですが、サラリーマンの方々には安定収入という頼もしい味方がいるので、勤続年数が長い方であれば自己資金が少なくても融資に通る可能性はぐっと高くなります。

最低ラインとして、100万円の貯金がある方であれば不動産投資を始めることに十分な現実味があります。残りはローンを組んで資金を調達し、家賃収入から返済分を差し引いたものが大家さんの手残りとなります。そしてローンを完済すれば、その不動産物件は晴れて大家さんの資産となります。

サラリーマンが狙いたい収益物件 中古区分マンション

サラリーマンが不動産投資を始める初心者向けの物件といえば、中古の区分マンションです。区分マンションとは一棟マンションではなく部屋単位で所有をして賃貸経営をする形のことです。区分マンション投資がサラリーマン向きと言えるのは、以下の理由からです。

  • 一棟マンションよりも区分マンションのほうが価格が安く参入障壁が低い
  • 都市部の区分マンションは賃貸需要が安定しており低リスク
  • 新築区分マンションよりも中古のほうが価格が安く利益を出しやすい
  • マンションにはすでに管理会社がついているためメンテナンスしやすい
  • 新築よりも中古はローン審査が厳しいがサラリーマンの強みをいかせる

いずれも手軽であることやリスクが低いこと、収益が安定していることなどのメリットが初心者向きです。新築よりも中古のほうがローン審査は厳しくなるのですが、そこで威力を発揮するのがサラリーマンという属性です。

サラリーマンが狙いたい収益物件 中古一棟アパート

中古区分マンションと並んで、サラリーマンが不動産投資を始めるのに適しているとされるのが中古の一棟アパートです。一棟マンションではなくアパートというのは、マンションよりも価格が安いからです。それでは、中古一棟アパート投資がサラリーマン向きと言える理由も挙げてみましょう。

  • 一棟アパートは一連の不祥事によってローン審査が厳しいため属性の良いサラリーマンに優位性がある(それでも審査に通らない場合もあり)
  • 複数戸数経営なので空室リスクに強い
  • 管理を一括して任せられるため忙しいサラリーマンでも経営しやすい
  • 区分マンションと同水準で購入できる物件もあり利益を大きくしやすい

区分マンションの場合は1戸単位で賃貸経営をするので空室が発生したらたちまち収入ゼロになってしまいますが、複数戸数経営である一棟アパートだとそのリスクが分散されます。しかし一棟アパートは昨今のスルガ銀行やTATERUの問題が発覚してからローン審査が厳しくなっています。そこでサラリーマンの中でも年収が高い人、勤続年数が長い人などにとってむしろ追い風が吹いています。

サラリーマンが狙うべき物件の選び方

サラリーマン大家として不動産投資をする際には、投資家がサラリーマンであるという前提で物件選びをする必要があります。そこでチェックしたいポイントは、以下のようになります。

  • 築浅物件またはリノベーション直後などでメンテナンスの必要性が少ない
  • それまでにしっかり管理されてきたことが分かる
  • 実績として空室期間が短い人気物件
  • 激安物件や競売物件など特殊な条件の物件ではない

これらはすべて、いかに手間をかけずに賃貸経営をするかという視点のチェックポイントです。購入したら基本的な管理は管理会社に任せて、できるだけ放ったらかしで家賃収入が得られる形を作るのが理想的です。副業であるはずの不動産投資が忙しすぎて本業に支障が出るのは本末転倒なので、物件探しではこのチェックポイントの考え方を意識してください。

サラリーマン大家になるまでの大まかな流れ

サラリーマン大家となるには、しっかりと家賃を稼いでくれる物件探しから始まります。こうした収益物件の多くは不動産投資会社といって不動産投資家のサポートを本業としている不動産業者が取り扱っています。そのため、必然的に物件探しをしているとこうした不動産投資会社との接点が生まれます。良い不動産投資会社を見つけることができれば、物件選びからすべて任せてしまうことも可能です。

購入する物件が決まったら、融資の申し込みをします。融資審査に通れば資金のメドが立つので、いよいよ物件の購入です。必要な手続きについては不動産会社がサポートをしてくれます。

すでに入居者がいる中古のオーナーチェンジ物件であればそのまま現在の入居者から家賃が入りますが、そうでない場合は物件に入居してもらう入居者を探す作業に入ります。賃貸情報への掲載や不動産会社独自のネットワークを使った集客を行うなど、入居者の募集活動をします。不動産会社にとっては本業の一部なのでお手の物ですが、今後もサラリーマン大家として本格的に投資を拡大していきたいとお考えの方は、募集活動にも積極的に関与してノウハウを学ぶのが良いと思います。

入居者が決まったら、後はそこから家賃収入が入ります。そこからローンの返済や管理会社への支払いなどを行い、残ったものが手残りとなります。ちなみに不動産投資の世界ではこの手残りのことをキャッシュフローといいます。

まとめ

サラリーマンは忙しく、本業に支障が出るほどの副業をするわけにはいかないという前提に立って、その中でいかに効率良く副収入を稼ぐことができるかという投資戦略を順に解説してきました。この中にやってみたいと思えるものはありましたでしょうか?

「Oh!Ya」としては最後の不動産投資が最もメリットが多くおすすめではありますが、まずは手軽に始められるものから少しずつ始めてみてはいかがでしょうか。

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