失敗できない退職金を安全・高利回りで運用する方法8選
By Oh!Ya編集部
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そろそろ定年退職を迎える方にとって、退職金の運用は大きな関心事だと思います。老後に何か事業をしようとお考えではない限り、おそらく退職金は人生最後の「まとまったお金」です。老後の生活を少しでも豊かに、そして安心して過ごせるようにするためにも、退職金をいかに有効に運用するかが鍵を握っています。
しかし、これまであまり資産運用というものをしてこなかった方にとって、退職金の運用といっても何を選べば良いのか分からないという方は多いでしょうし、そもそも何から始めれば良いのかも分からないという方もおられると思います。
逆に、退職金の運用に失敗したらどうなるんだろう?という不安も同時におありだと思います。「老後破産」という言葉を聞くことも多くなりましたし、そんな事態だけは避けたいとお考えのことと思います。
そこで、この記事では人生最後の大金となるであろう退職金について、安全性を確保しながら少しでも有利に運用する方法を解説したいと思います。具体的なおすすめの運用法も8つご紹介しますので、この中からご自身に合った運用法を見つけて、安心かつ豊かな老後を手に入れましょう。
目次
退職金を運用する5つの必要性
退職金の運用がどれほど重要なのかということを実感していただくために、5つの事実をご紹介します。これを見ると、退職金をちゃんと運用しなければ!という意識を再確認していただけると思います。
退職金はおそらく人生最後の「まとまった収入」である
新卒採用から勤め続けたとすると、定年退職時には勤続年数が40年近く(もしくは40年以上)になっています。これだけの年数を勤めると、退職金の金額も数千万円単位になるのが普通です。
その後の老後人生を考えると、事業で大当たりするか宝くじでも当たらない限り、それだけの大金を手にすることはおそらくないでしょう。退職金が人生最後の大金になるということは、まとまった金額の運用を始める最後のチャンスでもあるということです。
しかも、年々退職金は減り続けている
ところで、退職金はどれくらいの金額になるのでしょうか。厚生労働省がまとめている調査結果を見てみましょう。
おおむね2,000万円くらいの金額が支給されていることが分かります。大卒で35年以上勤務した人の退職金額は2,493万円となっており、このあたりが最も高い水準です。
しかし、もう少しこの表をよく見てみてください。同じ調査をしている平成30年と平成25年を比べると最も高い大卒35年以上の人の退職金額が70万円くらい少なくなっています。すべての属性で同じ傾向が出ているわけではありませんが、大卒サラリーマンというボリュームゾーンの方々に退職金が減っているという傾向からは、退職金運用の必要性をリアルに感じていただけるのではないでしょうか。
つきまとう年金不安、自分の身は自分で守れる準備が必要
国がどれだけ安全であるとアナウンスをしても、依然として消えないのが年金不安です。実は昨今の株高もあって年金運用は比較的良好なのですが、それでも高齢化の進行は確実に進んでおり、年金の支給年齢がどんどん高くなっていくのではないかという噂は尽きません。
そもそも年金自体が破綻するのではないかとも言われていることを考えると、年金だけに依存した老後の生活設計はリスクが高いと言わざるを得ません。
そこで重要になってくるのが、退職金の運用によって得られる収益です。これをうまく生活の足しにすることができれば、老後に向けての安心感がまるで違います。国をあてにするばかりではなく、自分のことは自分で守るべき時代において、退職金の運用はその有効な手段です。
長生きをリスク要因としないために
日本は世界一の長寿大国です。男女ともに平均寿命が80代の後半に差し掛かっており、「人生100年時代」という言葉にも現実味を感じるようになりました。
長寿そのものは喜ばしいことだと思いますが、その分老後に必要になるお金も大きくなります。長生きが経済的なリスクになってしまうことは悲しいので、やはり退職金の運用も含めて長生きを喜べる人生設計をしておきたいものです。
しかも、退職金運用は失敗できない
5つ目に押さえておきたい基本として、退職金運用は失敗できないということも忘れてはいけません。最初に述べたように、退職金はおそらく人生最後の大金です。その運用で失敗してしまうと次に再チャレンジをする機会がなく、老後破産などのリスクが一気に高まってしまいます。
運用で積極的にお金を増やす方向性は重要ですが、失敗しないこと(損をしないこと)はそれ以上に重要なのです。
退職金運用で押さえておきたい5つのポイント
退職金を運用するのにあたって、どういう方向性を持っておくべきか、どんな投資商品を検討するべきかという5つのポイントを解説します。
失敗できない資金なので安全性を重視する
退職金の運用は失敗が許されないので、最も重視するべきことは安全性です。最も安全性が高いのは元本保証である定期預金ですが、さすがにこれだと金利が雀の涙なので、お世辞にも運用とは呼べません。
そうなると元本保証ではない投資商品を選択することになりますが、その中でも安全性が高い「ミドルリスク商品」から選ぶのが妥当だと思います。
リスク管理を重視する観点から分散投資をする
投資の世界には「卵は1つのかごに盛るな」という有名な格言があります。卵とは虎の子の資金のことで、かごとは投資商品を例えています。1つのかごに資金という卵の全部を盛ってしまうと、落とした時に全部が割れてしまいます。そうならないように卵を複数のかごに分けて入れることでリスクを分散しなさいという教えです。
分散投資はリスク管理の基本なので、卵を決して1つのかごに全部持ってしまわないようにしましょう。退職金ほどまとまった金額があれば分散投資も十分可能なので、このことは強く意識しておいてください。
元本保証にこだわりすぎない
先ほども述べましたが、最も安全性の高い投資商品は元本保証の定期預金です。1,000万円までであれば預金保険がついているので、もし銀行が破綻してしまっても1,000万円までなら保険が保証をしてくれるという安全度の高さが魅力です。
しかし、定期預金の金利はご存じの通り1%をはるか遠く下回っています。同じく事実上の元本保証である個人向け国債であっても金利は0.05%です。しかも税引き後は0.0398425%になってしまうので、ほとんど金利がつかないと言ってしまって良いでしょう。
安全性を重視するべきなのは当然なのですが、元本保証にこだわりすぎると豊かな老後という目的を果たせなくなってしまうので、この記事でご紹介するミドルリスク商品を中心に検討するべきだと思います。
中長期的視野を持つ
退職金の運用は老後資金の確保が大きな目的です。この目的を果たすのにあたって満期はありません。なぜなら、何歳まで生きるか分かっている人はいないからです。何歳まで老後資金が必要になるかが分からない以上、それに備えるための運用スタンスが必要です。
単純計算として、60歳で定年退職をして85歳まで生きたとすると「老後」という期間は25年間です。この25年間でどれだけの運用益を上げるかが退職金の運用で考えるべき前提条件です。
目先の価格変動などに一喜一憂するのではなく、少なくとも20年くらいの時間軸という前提で長期的な視野を持つようにしましょう。こうした考え方は、投資商品選びにも当然影響します。
運用=銀行という固定概念を捨てる
人間は年齢が高くなるほど保守的になり、新しいものに対する警戒心が強くなるといいます。給料が振り込まれるのは銀行なので、それまで金融機関というと銀行しか知らなかった人が、退職金の運用で銀行以外の金融機関や投資会社、運用会社などを勧められたとしても、思考をすぐに切り替えるのは難しいと思います。
しかし、退職金の運用ではその切り替えが必要です。銀行がダメだというわけではありませんが、定期預金だけの選択肢ではあまりにも運用益が少ないので、「他にも良いものがあるらしい」という意識をより現実的に考えていただければと思います。
安全性重視の退職金運用方法 おすすめ5選
最初に、安全性を重視した退職金の運用方法を5つ厳選してご紹介します。安全度の高い順にご紹介していますので、1番目の最も安全な個人向け国債を基準に2つ目以降を読み進めてください。
個人向け国債
すでに何度か名前を挙げている個人向け国債は、定期預金以外の選択肢では最も安全度の高い運用方法です。借主は国なので、日本国が消滅したり破綻しない限りは確実に償還される「借金」です。
ただし、やはり金利の低さはどうしようもありません。税引き前の金利でも0.05%なので、1,000万円分を購入しても5,000円しか利息がつきません。個人向け国債は銀行など金融機関の窓口で簡単に購入することができます。
終身型生命保険
生命保険というと被保険者が亡くなった時にお金が支払われるものなので、資産運用という観点ではあまり注目していない方が多いのですが、実は終身型の生命保険だと貯蓄性が高く、うまく運用すれば有利な利率で退職金の運用をすることができます。
生命保険を途中解約すると、解約返戻金というお金が戻ってくるプランがあります。最初からある時期に解約することを前提に生命保険を組み立て、最も返戻率が高くなる時に解約をすると100%を超える金額を受け取ることができます。
その期間は生命保険の保障が効いている状態なので、高齢になって病気になったり入院をするリスクをしっかりとカバーしながら、ちゃっかりお金を増やすこともできるのでおすすめです。
終身型生命保険は各保険会社が力を入れている分野なので、ネットで調べると膨大な数の商品が出てきます。自分ではよく分からないという方は「ほけんの窓口」などといったコンサルティングサービスを利用するのも一つの手だと思います。
J-REIT
ここからは、いよいよ本格的な投資商品が登場します。最初におすすめしたいのが、J-REITという不動産専門の投資信託です。Jとついているのは、日本国内で運用されていて日本の証券取引所に上場されていることにちなんでいます。日本国内の不動産で運用しているため安全性が高く、その一方で全銘柄の平均利回りが4%台というのも、かなり魅力的です。
J-REITには住居型やオフィスビル型といったように、どんな種類の不動産に投資をしているかによって銘柄の種類が分かれています。その一方で複数種の不動産に対して横断的に投資をしている総合型もあります。
J-REIT銘柄はそれぞれ需給のバランスによって取引価格が決まるので、できるだけ安い時に買って長期的に保有し、決算時に支払われる分配金収入を確保するのが理想的な投資スタイルです。
単純計算で退職金のうち1,000万円をJ-REITに投資して4%の利回りが出ているとしたら、毎年40万円の不労所得が入ることになります。これなら生活の足しとして十分役に立つ金額です。
インデックス型投資信託、ETF
ここでご紹介するのも、投資信託です。先ほどのJ-REITは不動産専門でしたが、こちらは株式専門です。株式を運用対象とする投資信託はたくさんありますが、その中でもインデックス型は平均株価や株価指数と連動するように運用されているのが特徴です。日本株のインデックス型投資信託であれば、日経平均株価やTOPIXと連動するといった具合です。
そして、インデックス型投資信託の中でも証券取引所に上場されている銘柄群のことを、ETFといいます。ETFのほうが売買しやすく手数料も安いので、インデックス投資をするのであればETFがおすすめです。
ETF投資のメリットは、それを買った時点でその株式市場全体に投資しているのと同じ効果が得られるため、個別銘柄の株を買うことに抵抗がある方、何を買えばいいのか分からない方であっても始めやすいことです。市場全体に投資をしている効果があるためリスク分散も図られており、安全性においてもおすすめできる商品です。
ETFは上場されているため、株やJ-REITと同じように証券会社の口座から簡単に購入することができます。
不動産系ソーシャルレンディング
個人投資家の資金規模では到底買えないような高額不動産の中には、超優良物件がゴロゴロとあります。それを小口化して購入することができる投資商品として、不動産系のソーシャルレンディングがあります。間接的な不動産投資ならJ-REITと考え方は同じなのですが、ソーシャルレンディングのほうが総じて利回りが高く、投資家から人気を集めています。
不動産系という表現をしているのは、不動産以外にもソーシャルレンディングは実にたくさんの種類があるからです。企業が資金調達のために募集している案件もたくさんありますが、これは個人投資家が企業にお金を貸す仕組みです。お金を貸すというシンプルな仕組みのソーシャルレンディングであっても利回りは高いのでおすすめではあるのですが、安全性という意味では不動産系が良いと思います。
なぜなら、不動産系のソーシャルレンディングであれば、万が一その運営主体が破綻したり投資がうまくいかなった時であっても不動産があるので、それを売却することで資金の回収が可能だからです。
不動産系ソーシャルレンディングでは「LCレンディング」「オーナーズブック」「LENDEX」といった業者が多くの実績を有しており、投資家からも人気を集めています。これらの業者については信頼もあるのでミドルリスク投資が可能ですが、ソーシャルレンディングは怪しげな業者や運用がうまくいっていない業者もあるので、業者選びが重要になります。
積極運用の退職金運用方法 おすすめ3選
安全性重視の退職金運用方法に続いて、こちらは積極的な運用方法です。大きなリターンが期待できますが、その分リスクも高いので、その注意点から先に解説していきます。
退職金を積極運用する際の注意点
退職金の運用は失敗できませんが、安全性ばかりを追い求めていると物足りないと感じる方もおられると思います。そこでご紹介するのが3つの積極的運用方法ですが、こちらはリスクも高いので間違っても退職金の全額を投じるようなことはしないでください。あくまでも資金の一部、もしなくなってしまっても許せる金額の範囲で取り組むようにしてください。
アクティブ型投資信託
積極的運用方法のトップバッターは、アクティブ型投資信託です。投資信託にはインデックス型とアクティブ型という種別があって、インデックス型は先ほど解説したように平均株価などと連動するように運用されています。それに対してアクティブ型は、平均株価というベンチマークを上回ることを目標として運用されています。
プロのファンドマネージャーが運用をしているのできっと高い運用利回りのはず・・・と思いたいところですが、アクティブ型なのにインデックス型を下回ってしまっているようなダメ銘柄もあります。
長らく投資家からの人気が高く、運用成績が好調な投資信託としては「ひふみプラス」があります。設定来のチャートご覧いただくと、その成績の良さは一目瞭然です。最近でこそ下落していますが、設定時から比べると2.5倍にまで資産拡大に成功しています。
海外株ETF
日本では株価の好調が続いていますが、海外には日本をしのぐ勢いで好調を維持している株式市場があります。その代表格はアメリカですが、それ以外にも新興国の株式市場などまだまだポテンシャルがある株式市場は地球上のあちこちにあります。
このように世界の有望な株式市場全体に投資ができるのが、海外株のETFです。海外株を買うとなると、それこそ何を買って良いのか分からないという方が多いと思いますが、ETFであれば日本の証券取引所に上場されているので、簡単に買うことができます。
アメリカの株がまだまだ高くなると考えるのであれば、「上場米国株式S&P500(1547)」というETFが東証に上場されているので、これを買うだけでOKです。10年チャートを見ると、アメリカの株がいかに好調であるかが分かります。
10年前にこのETFを買った人が持ち続けていれば、資産が3倍になっています。
FX(スワップ取引)
外国の通貨を売買する投資であるFXは、きわめて投機性の高い投資商品です。半ばギャンブルのように取り組んでいる投資家も多く、リターンは大きいですがその一方で負けた時のダメージも大きくなる点がリスキーです。こんなリスキーなものを退職金運用の選択肢としておすすめすることには、理由があります。
FXには、「スワップ」という概念があります。日本は超低金利なので日本円でお金を預けていても金利はほとんどつきませんが、世界には高金利国がたくさなります。日本円を売ってこうした高金利国の通貨を保有しているとスワップといって金利が入る仕組みがあるので、これなら比較的安全に運用できます。
高金利通貨として有名なのはオーストラリアとニュージーランドですが、新興国だと南アフリカとトルコがあります。前者は先進国なので比較的為替レートも安定していますが、スワップはそれほど高くありません。後者の新興国はスワップが高くて魅力的ですが、経済が脆弱な新興国であるがゆえに為替レートも乱高下しやすく、スワップで稼ぐどころか急激なレート変動で損をしてしまう可能性が高くなります。
このどちらを選ぶかは投資家の判断次第ですが、退職金という大切なお金を運用するということを考えると、安全性の高い先進国通貨にするか、もしくは新興国通貨でやるなら投資金額を低く抑えておくなどのリスク管理が必要になります。
ちなみに他の投資商品で利息などの収益が発生するのは半年や1年に一度という周期ですが、FXのスワップは毎日つきます。トルコリラであれば1万通貨単位を1日保有していると70円ほどのスワップ収入があります。毎日収入が発生するというのが楽しみになりますし、少額であればこうした投資も面白いと思います。
退職金運用の3大やってはいけないこと
最後に、退職金の運用でやってはいけないことを3つにまとめました。失敗できないだけに、ここにあるようなことをやってしまわないようにしましょう。
銀行がやっている退職金運用プラン
銀行には必ず、「退職金運用プラン」という名前の商品があります。広告を見ると、どの銀行も5%や6%といった夢のような数字が並んでいます。まるでバブル期の定期預金用ですが、それならこれに預けておけば良いと思ってしまいがちです。
しかし、それぞれの広告にある小さな字をしっかり読んでみてください。その優遇金利が適用されるのは最初の1ヶ月や3ヵ月だけで、その期間が過ぎたら通常の限りなくゼロに近い金利になってしまいます。しかも自動更新になっているため、最初の数か月だけ高金利で集客をして退職金の預金を獲得しようとしているわけです。
こうしたプランに預けてもほとんどトクにはなりませんので、数字のマジック、紛らわしい広告表現に惑わされないようにしてください。
よく分からないものに投資する
ここでご紹介した投資商品については、すべて何に投資をしているのか、どうやって利益を上げているのかということを入念に解説しました。なぜなら、「よく分からないもの」に投資をすることが最も危険だからです。
2018年12月に、某ユーチューバーが野菜工場の投資案件を紹介する動画を投稿して物議をかもしたことがありました。利回りは80%を超えるそうで数字だけを見ると非常に魅力的なのですが、なぜこの利回りになるのかが全く説明されておらず、さらに調べるとその案件を募集している会社の実体がよく分からないそうです。
高い利回りというだけで投資をしてしまい、ほとんどの投資家が大損をしてしまったという事例は過去に数えきれないほどあります。残念ながらこうしたものが今後も出てくることは間違いないので、くれぐれも「よく分からないもの」には投資をしないようにしましょう。
他人任せ、他人の意見を鵜呑みにする
他人任せの投資、他人に言われるがままの投資は100%成功しないと断言して良いと思います。なぜなら、本当に儲かる話であれば他人に教えることなどせず、自分で投資をするはずだからです。その「他人」がたとえ銀行や郵便局など信頼できる金融機関であっても同じです。
こうした金融機関の窓口で投資信託の販売をしている風景をよく目にしますが、こうした窓口で勧められる投資信託が投資に値するものであるとは限らず、あくまでも販売手数料を稼ぐことが目的なので、投資家のために提案をしているとは思わないほうが良いと思います。
投資信託は他人任せの投資と言えるかも知れませんが、その投資信託を買うかどうかを判断するのは投資家自身です。投資の判断を他人任せにせず、あくまでも自分で決めて行動することを厳守してください。失敗してはいけない退職金の運用だけに、これはとても重要なことです。
まとめ
まもなく退職金を受け取る予定の方向けに、その退職金をうまく運用して豊かな老後、安心できる老後を迎えるための考え方や具体的な運用方法を解説してきました。この中に「やってみたい」と思えるような運用方法が見つかれば、幸いです。
後半では積極運用方法としてリスキーなものも含めてご紹介しましたが、こちらも退職金の一部だけを運用するのであれば夢のある投資だと思います。