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ポイント投資から始める超お手軽資産形成で「ひと財産」を築こう

By Oh!Ya編集部

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ポイント投資から始める超お手軽資産形成で「ひと財産」を築こう

最近、「ポイント投資」という言葉を見聞きすることが多くなりました。そうなると「ポイント投資ってなに?」と感じる方が多くなるわけで、ご質問をいただくことも多くなりました。

ポイント投資とは買い物などで付与されるポイントを現金のように投資に使うことができる仕組みのことで、2019年現在でまだまだ始まったばかりの新しい概念です。

すでに「ポイント投資で成功した」という話も聞かれる中、自分もやってみたいとお考えの方のために必要な全情報をまとめました。

ポイント投資、もう始めていますか?

ポイント投資という言葉に接して、「それはなに?知っておいたほうがトクになる?」とお感じの方が、今の段階で知っておくべき基礎知識から解説していきましょう。

ポイント投資とは?

冒頭で簡単に用語解説をしましたが、ポイント投資とは現金ではなく「Tポイント」や「楽天スーパーポイント」といったようなポイントを使って投資をすることです。すでにポイントシステムは現金のように買い物に使うことができる仕組みはありますが、それを投資にも使えるようにしたのが、ポイント投資です。

投資の目的は言うまでもなく、お金を増やすことです。手持ちの資金を運用することで運用益を目指し、将来や老後などに向けて安心を手に入れるというのが、投資の大きな目的でしょう。

ポイント投資にももちろん、同じ目的があります。現金と違うのは、もともとポイントは買い物やサービスの利用などで付与されたものなので、従来はなかった「新しいお金」です。それを増やすことができるチャンスが得られるのは、ポイント投資という仕組みが登場したことの賜物です。

現金で投資を始めるとなると抵抗があるという人であっても、ポイントであれば元から無かったものとして考えれば投資を始める第一歩につながるかも知れません。

今やポイントはお金の同じである

すでに日本国内には、多くのポイントシステムがあります。筆者が知る限り、こうしたポイントシステムの草分けは航空会社のマイレージサービスだと思います。飛行機に乗った距離に応じてマイルが貯まり、それを次に乗る時の航空運賃に充当できるというものです。航空会社にとっては囲い込みの施策であり、航空業界では異なる航空会社同士が共通のマイレージサービスを運用するなどの動きが起きました。

現在のポイントシステムにも、これと同じことが起きています。そもそもレンタルビデオ大手のツタヤが始めた「Tポイント」は今やコンビニ大手のファミリーマートをはじめ、実に多くのチェーン店で利用可能です。またポイント間の移行も可能になっているので、今やポイントはお金のように流通している資産であると考えても良いでしょう。

お金と同等の価値があるポイントだからこそ、ポイント投資でそれを増やすという考え方は自然なものだと思います。

ポイント投資で得られるメリット

ポイント投資の最大のメリットは、これまでお金と同等という認識があまりなかったポイントに「増やす」という概念が加わったことでしょう。特にポイントを長らく放置していた人は意外に多額のポイントを持っていることが多く、その「隠し財産」が新たな利益を生むというのは、この上ないオトク感だと思います。

ポイント投資に付きまとうリスク、デメリット

ポイント投資だからといって現金に準ずる価値のあるものを、元本保証ではないものに投資をすることになるので、ポイント投資には「ポイントを減らしてしまうかも知れない」というリスクはあります。

また、ポイント投資自体がまだそれほど歴史のある仕組みではないこともあって、投資対象はかなり限定されます。2019年6月現在で確認できるのは一部の投資信託と、これまた一部の現物株などです。現金で投資をするのと比較すると圧倒的に選択肢は少ないので、これもデメリットと言えるでしょう。

ポイントを放置している人こそ始めるべき

ポイント投資を始めて最もメリットが得られる人とは、やはりポイントが貯まっていることをあまり意識しておらず、放置しているポイントがまとまった額になっている人でしょう。そのポイントを買い物に使うのも良いですが、せっかくなのでポイント投資の仕組みを利用して投資家デビューをするというのはどうでしょうか。

TポイントやPontaなど現金の買い物で貯まるポイントについては、ポイントカードなどを差し出さなければ貯まらないので、ポイントの存在を意識していると思います。放置されがちなのは、クレジットカードの決済で貯まるポイントです。100円や200円の決済で1ポイント貯まるというレートになっているカードが多いので、知らない間にかなりのポイントが貯まっているかも知れません。

ポイント投資を始めることでそれを有効にいかせるだけでなく、これまで埋もれていた資産を意識するようになり、投資を始めればポイント残高をこまめに見るようになり、楽しみがひとつ増えればそれもメリットではないでしょうか。

2019年6月現在の主要ポイント投資サービス

ここでは、2019年6月現在で利用可能なポイント投資サービスをご紹介したいと思います。ポイント投資自体は注目度が高く、今後さらに他のサービスが登場するかも知れません。

dポイント投資(NTTドコモ)

NTTドコモが運営しているポイントサービスで、ポイント投資が可能です。NTTドコモの携帯電話料金に付与されていたのがdポイントですが、今では提携先も多くなっており、「一大ポイント派閥」としてポイントも貯めやすくなっています。dポイント投資の面白いところは、ロボアドバイザーといって運用方針を自動的に分析してくれる「THEO」がポイント投資にも使えることです。

アクティブコースとバランスコースから選ぶだけという2者択一もシンプルなので、投資初心者の人にとっては安心感があるでしょう。

dポイント投資(NTTドコモ)

楽天ポイント投資(楽天証券)

楽天市場をはじめ、楽天系のサービスやショッピングなどで貯めることができる楽天スーパーポイントを、楽天グループである楽天証券でポイント投資に使うことができます。

楽天証券は証券会社なので、ポイント投資でもNISA口座が使えることや、投資信託の保有に応じてポイントを貯めることができるため、そのポイントも投資に回すことができる。ポイントであっても本格的な投資を体験したい方にとっては証券会社の実力が大いに役立つでしょう。

ポイントで投資しよう!(楽天証券)

永久不滅ポイント運用(クレディセゾン)

クレジットカード大手のクレディセゾンには、永久不滅ポイントといって文字通り有効期限がなく永久に失効しないポイントシステムがあります。この永久不滅ポイントを使って投資ができるのが、「永久不滅ポイント投資」です。ポイント投資の草分けとして古くからサービスを提供しており、投資信託だけでなく一部現物株にも投資ができるのが特徴です。

永久不滅ポイント運用(クレディセゾン)

Pontaポイント運用

ローソンを中心にリクルート系のサービスやガソリンスタンド、飲食店など広く提携先を持つポイントシステムが、Pontaです。ポイント投資のサービス自体が2019年4月からの運用ということで歴史が浅く、ETF(上場投資信託)と一部現物株での運用が可能となっていますが、今後この銘柄数は増やしていく方針のようです。他のポイント投資は100ポイントからというところが多いのですが、このPonta投資は20ポイント始めることができます。

Pontaポイント運用(ストックポイント)

ネオモバ(Tポイント)

ツタヤを中心に幅広い提携先を持つTポイントにも、ネオモバといってポイント投資のサービスがあります。このサービスは証券会社であるSBI証券と提携して提供されているため、現物株の個別銘柄への投資が可能になるなど、さすが証券会社のサービスという内容です。

ネオモバ

ポイントで投資(トラノコ)

お釣り投資といって小銭規模の資金で投資信託を購入することができるサービスとして知られている「トラノコ」では、提携ポイントシステムのポイントでも投資信託の購入が可能になっています。提携先がRealPay、G-Point、ネットマイル、ポイントタウン、ANAマイルといったように、他の共通ポイントシステムではあまり見かけないようなブランドが多く含まれているため、これらのポイントを保有している人にとっては重宝しそうです。

ポイントで投資(トラノコ)

ポイント投資の始め方

投資に使えそうなポイントをお持ちの方で、自分もやってみたいと思った方は、その具体的な始め方を解説します。

各ポイント投資サービスサイトにアクセスする

この記事でご紹介している各ポイント投資サービスには、いずれも公式サイトがあります。これらの公式サイトでは口座の開設などポイント投資に必要な手続きを行うことができるので、まずは保有しているポイントを投資に回すことができるサービスを調べ、それぞれのポイント投資サイトにアクセスしてください。

口座開設など必要な手続きをする

ポイント投資のサービスによっては、口座開設が必要な場合があります。サービスによって形態はまちまちですが、ポイントシステムの管理ページからポイント利用の一環として投資を利用できる形になっているものもあります。

ポイント投資を予定している各システムにある解説を参照してください。

コース、銘柄など投資先を選ぶ

ポイント投資の場合、それほど投資先の選択肢は多くありません。むしろ投資コースや選択肢を少なくすることでシンプル化しているような部分もあるので、投資のコース選択や個別銘柄を購入できる場合はその銘柄を選択します。

ポイント投資なのでそれほど高額になることはないと思います。どうせやるなら積極的な投資方針で、仮に全額を失ったとしても最初から現金ではなかったと思うことにしてみることをおすすめします。逆にそうでないと少額からのポイント投資ではなかなか本格的な資産構築が進まないので、安全性重視よりもそのほうが良いのではないかと思います。

自分の判断で売る

ポイントの投資であっても現金と投資と感覚は同じなので、好きな時に買って好きな時に売ることができます。保有している投資信託や株が値上がりして含み益が出ているという場合は、ご自身の判断で売ってみてください。「ポイントを投資して利益を得る」ということを実際に体験すると、とてもトクした気分を実感できると思います。

ポイント投資を始める方の多くは、現金での投資は未経験だと思います。ポイント投資で利益を上げたという成功体験によってモチベーションを高め、投資の勉強をする機会になれば人生の新たな可能性が開けるかも知れません。

持ち続けて値上がりを待つ

もちろん、含み益が出ているからといって売る必要はありません。まだ値上がりする、コツコツとポイント資産を増やしていきたいので短期的に売る気はないという場合は、そのまま持ち続けても問題はありません。

売って利益を確定するのも経験ですが、持ち続けて資産を着実に増やしていくという行動も、投資の世界では実際にあることです。その両方をポイント投資で体験することに、大きな意義があると思います。

ポイント投資で利益を上げる方法

現金と比べると「お試し感」が強いポイント投資ですが、それでもしっかりと利益を狙っていくべきです。ポイント投資で利益を上げるには、どのような戦略や方法があるのでしょうか。

値上がりが期待できる投資信託、個別銘柄を探す

ポイント投資で運用対象となっているのは、主に投資信託と現物株です。これらの投資商品は、安い時に買って高くなったら売るというのが利益を上げる基本スタンスです。現金投資だと逆のパターンで利益を上げることもできるのですが、ポイント投資は基本的に値上がり益が唯一のパターンであるとお考えください。

そうなると、現在安い銘柄かこれから値上がりが期待できる銘柄を探す必要があります。本来はテクニカル分析といってチャートから今後の値動きを推測するテクニックや、投資信託の純資産残高、株の各種指標などを参考に戦略を立てていくことになりますが、さすがにポイント投資でそこまでのツールが用意されているわけではないので、もっと直感的な判断で良いと思います。

投資信託であれば「何に投資をしているか」で選ぶことができるため、例えば日本の株が今後まだ高くなりそうだと思うのであればそれを選択するといったように、経済ニュースで得られるレベルの知識と感覚で選んで問題ないでしょう。

また、ポイント投資のサービスによってはコースを選択するだけという場合もあるので、その場合はできるだけ積極投資をするコースを選ぶのが良いと思います。

ロボアドバイザーに任せる

まだまだ少ないですが、ポイント投資サービスの中にはロボアドバイザーといって自動的に投資対象を分析してアドバイスをしてくれる仕組みを使えるものがあります。dポイント投資ではTHEOというロボアドバイザーを利用することができますが、これは現金投資の世界でも有名なロボアドバイザーです。

こうしたロボアドバイザーは他にも有名なものがありますが、こうした仕組みの強みはAIなど高度な分析力により人間が見ることのできるよりもはるかに多くの情報を分析し、そこから投資判断を下してくれることです。ポイント投資でロボアドバイザーは大げさではないかと思ったこともありますが、現金での投資に発展していく方にとってはロボアドバイザーとの関わりが生じることもあると思うので、ロボアドバイザーを経験しておくことは意味があるのではないかと思います。

中長期的視野で積み立てる

投資はお金持ちがやるものというイメージがあるかも知れませんが、実際はそうではありません。むしろお金持ちではない人こそ投資をするべきというのが筆者の意見です。しかし、投資に回すだけのお金がないのにどうやって投資をするのかと思われることでしょう。

そこでおすすめしたいのが、積立投資です。いきなり100万円、1000万円といったようなまとまった金額の投資ができなくても「毎月1万円」といったように少額をコツコツ積み立てていくことなら現実味があると思います。

積立投資は一度に多額のお金を用意できなくてもコツコツと資産形成ができるメリットがあるだけでなく、投資信託や現物株といった価格変動のある投資商品に投資をする際のリスク管理にも役立ちます。

一度に投資をするとその時の価格から値下がりするリスクがあるわけですが、定期的にコツコツ買い進めていくと価格変動が平均化され、その期間が長くなるほどリスクが緩和されていきます。この手法と投資の世界ではドルコスト平均法と呼び、長期的な積立投資のメリットとして広く知られています。

ポイント投資であってもリスク管理は重要なので、このように中長期的な視野でポイントを貯めて資産形成をしてみてはいかがでしょうか。

ポイント投資でオトク感を向上させるノウハウ

どうせポイント投資をやるのであれば、少しでもポイント資産を大きくしたいものです。ここではポイント投資のオトク感をさらに向上させるノウハウを伝授しますので、資産増加に役立ててください。

どのポイント投資サービスを選ぶべきか?

ポイント投資の元本となるのは、買い物などで貯まるポイントです。現金と違って貯金から投資に充てるといったことがなく、あくまでも付与されたポイントを使っての投資となります。そのため、元本をいかに大きくするかという視点は大切です。

ポイントシステムには還元率が設定されており、買い物の金額に応じて還元率をかけただけのポイントが付与されるわけですが、還元率はどこもあまり変わりません。

各ブランドの大きな違いは、提携先です。各陣営と呼べるほどはっきりと提携先が異なっているので、ご自身がよく利用する陣営がどれなのかを見極めた上で、最も利用度が高いポイントシステムを選びましょう。代表的な共通ポイントシステムの提携先を確認できるサイトをご紹介しますので、こちらから最もご自身に合うと思われるポイントシステムを見極めてください。

Tポイント

Ponta

dポイント

いずれもおなじみのお店が並んでいると思いますので、できるだけどれかひとつのポイントシステムに利用を集約して、効率良くポイントを貯める態勢を作りましょう。

ポイントシステム特有のサービスから選ぶのもOK

ポイントシステムには、それぞれ特典があります。例えば楽天ポイント投資の場合、楽天銀行の手数料が無料なるといった特典があります。そもそも楽天銀行はATM手数料を無料にする条件がそれほど緩くはないので、もし楽天銀行の口座を頻繁に利用する方であれば、ポイントシステムとして楽天スーパーポイントを選ぶのも有効でしょう。

この他にも系列グループの総合力をいかしてさまざまな特典が用意されているので、単にポイントの貯まりやすさだけでなく、日々の生活をよりオトクにするという視点も考慮するのが良いと思います。

ポイント投資ならではの手軽さを味方につけよう

ポイント投資の本質的な目的は、ポイントというお金に準ずる資産を使って投資を体験し、身近に感じてもらうことです。サービスを多様化することによって自社のポイントシステムに顧客を囲い込みたいという思惑もあると思いますので、各社サービスの内容を競い合っています。

そのため、ポイント投資の仕組みを見ていると各社それぞれ手軽さや簡単さを前面に打ち出してアピールしています。現金で取り組む本格的な投資では逆に難しさを感じる部分もありますが、ポイント投資ではそんなハードルの高さを全く感じません。

投資の経験がない方、初心者の方は、このメリットを大いにいかすべきでしょう。難しく考えなくても「気づいたら投資に参加していた」という状況を作れるように工夫されているので、まずは難しく考えず気軽に参加してみてください。そこから本格的な投資に関心を持つようになるかは人それぞれなので、まずはキッカケづくりという意味で十分です。

筆者おすすめの投資信託

投資信託の個別銘柄を選べるのであれば、筆者のおすすめは国内の不動産型と、アメリカの株式型をおすすめします。これはポイント投資だけでなく、投資信託での運用をお考えの方にも共通することなので、ここに両者をおすすめする理由を解説しておきます。

①国内不動産ファンド 日本国内では、不動産の二極化が進んでいます。大都市圏の優良物件はますます価値が高くなり、その一方で地方や過疎地などの不動産は価値が下がるという現象です。

こうした状況の中、高額で一般投資家がなかなか手を出せないような高額物件に集中投資をしているのが、REITとも呼ばれる不動産ファンドです。国内にはたくさんの不動産ファンドがありますが、J-REITと呼ばれる銘柄群は証券取引所にも上場されており、手軽に取引できることもあって人気です。

ポイント投資で個別の不動産ファンドに投資をするのは難しいかも知れませんが、東証REIT指数といってJ-REIT全体の値動きと連動する投資信託もあり、こうした指数連動型の銘柄に投資できるのであれば、不動産市場の成長力を資産増に結びつけられる可能性が高いでしょう。

②アメリカ株式インデックスファンド 世界の株式市場は好調を保っていますが、その原動力になっているのは間違いなくアメリカの株式市場の好調さです。その証拠に、アメリカの株が値下がりすると世界中の株価も値下がりします。

それだけ成長力を持っているアメリカ株式について、市場全体の株価指数と連動するタイプの投資信託は今後も成長余地が大きく、ポイント投資でなくてもおすすめです。NYダウ平均やS&P500といった株価指数と連動する投資信託を選択できるのであれば、こちらも面白いのではないでしょうか。

まとめ

普段何気なく貯めているポイントを、現金のように投資に回ることができるポイント投資の世界について、概要から具体的な投資術に至るまで解説をしてきました。ポイントについて、多くの方は「貯めないよりマシ」という程度の認識だと思いますが、塵も積もれば山となる。そして、その山をさらに大きな山にできる可能性を秘めているのが、ポイント投資なのです。

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