株式投資型クラウドファンディングで未公開株を手に入れる方法
最近誕生した投資方法に「株式投資型クラウドファンディング」という方法があり、従来の投資とは違った投資のため注目されています。
この記事では、株式投資型クラウドファンディングを気になっている人に向け、初心者でも分かりやすいようにメリット・デメリットを解説するので参考にしてみてください。
また、以下の記事ではクラウドファンディングの勝ちパターンについて徹底分析し、実際の成功事例も掲載していますので、ぜひチェックしてみてください。 【成功例9選】クラウドファンディングの勝ちパターンを分析
目次
株式投資型クラウドファンディングの仕組み
まずは、株式投資型クラウドファンディングの仕組みについて以下を知っておきましょう。
- 株式投資型クラウドファンディングとは?
- 未公開株とは?
- 利用する流れ
結論からいうと、株式投資型クラウドファンディングは大きなリターンも期待できますが、換金性が低いという大きなデメリットがあります。
そのため、「資産をつくりたい」という人よりは、ある特定の企業を応援したい…などと思っている人に向いている投資です。
株式投資型クラウドファンディングとは?
株式投資型クラウドファンディングとは、FUNDDINOやエメラダ・エクイティなどのプラットフォームを通じて未公開株を取得することです。
一般的なクラウドファンディングは、特定の商品やプロジェクトに対して出資することで、その商品をもらったり、プロジェクトに参加できたりします。
一方、株式投資型クラウドファンディングは、商品をもらったりプロジェクトに参加したりする代わりに、ある企業の未公開株を取得できる点が特徴です。
未公開株とは?
そもそも株式とは、東証一部や東証マザーズなど「市場」に上場されている株式と、そのような市場に上場されていない株式があります。
たとえば、サントリーホールディングスなどは誰もが知っている大企業ですが、上場されていないのでサントリーホールディングスの株を保有したくても取得することはできません。
このように、上場していない(非上場)株式を未公開株といいます。上場するためにはさまざまな規定にクリアする必要があるので、特にベンチャー企業のような新興企業は上場することが難しいです。
利用する流れ
上述の通り、株式投資型クラウドファンディングには以下のような代表的なプラットフォームがあります。
- FUNDDINOの特徴
- エメラダ・エクイティの特徴
- GoAngelの特徴
株式投資型クラウドファンディングを行うときは、上記のプラットフォームで投資家として登録をして、そのプラットフォームを通じて企業に投資(出資)するという流れです。
上記に登録されている企業は、それぞれの事業者(プラットフォーム運営者)が審査をしてから登録されます。
そして、投資家はプラットフォームに掲載されている企業業績やビジネスモデルなど、企業詳細が確認できるので、それを確認してから投資するか決めるという流れです。
投資家がリターンを得る方法
株式投資型クラウドファンディングで投資家がリターンを得る方法は主に以下3点があります。
- 株式の売却
- 配当金
- 新株予約権
株式の売却
株式投資型クラウドファンディングを利用することで未公開株を取得できるので、その株を売却することで利益を得ることができます。
詳しくは後述しますが、未公開株は公開株(上場企業の株)のように簡単に売却することができないので換金性は低いです。
配当金
また、未公開株も公開株と同じように配当金が出る株もあります。配当金とは、企業が利益を株主に還元することです。
しかし、株式投資型クラウドファンディングを利用する企業はベンチャー企業のような新興企業が多いので、利益は配当に回すのではなく企業の成長に使うケースが多いです。
そのため、株式投資型クラウドファンディングに登録している企業は配当金が出るケースの方が少ないので、あまり期待できないのが正直なところです。
新株予約権
新株予約権とは、発行会社に株式の交付を請求できる権利のことです。新株予約権はあくまで「新株を取得する権利」なので株式ではありません。
そのため、株主総会にも出席できませんし、配当金も支払われない点が未公開株を取得するパターンとの違いです。
株式投資型クラウドファンディングを利用する場合は、未公開株を取得するのか新株予約権を取得するのかを確認してから投資しましょう。
株式投資型クラウドファンディングのメリット
前項までで、株式投資型クラウドファンディングの概要や、投資家がリターンを得る仕組みについて分かったと思います。次に、株式投資型クラウドファンディングのメリットである以下を知っておきましょう。
- 未公開株を取得できる
- 大きなリターンが期待できる
- 株主優待がもらえることもある
- エンジェル税制優遇が利用できることもある
未公開株を取得できる
株式投資型クラウドファンディングを利用するメリットの1つ目は、未公開株を取得できるという点です。この点については以下を知っておきましょう。
- ベンチャー企業などを応援できる
- 本来得られない情報を得られる
ベンチャー企業などを応援できる
非上場企業の中で、特にベンチャー企業の株式を取得したいと思う方は多いでしょう。というのも、ベンチャー企業は大企業ができないような事業を展開しているからです。
つまり、今世の中にない革新的なサービスや商品を開発している企業もあるため、ベンチャー企業の中には企業価値が大きく高まる企業もあります。しかし、そのような企業にアプローチするのは難しいです。
そこで、株式投資型クラウドファンディングを利用して、そのような企業の未公開株を取得できる点は大きなメリットといえるでしょう。
本来得られない情報を得られる
また、未公開株を取得することができれば、その企業の情報を得ることができます。株主として適時開示も受けられるますし、株主総会にも出席できます。
そこで得た情報は、本来世の中に出回らない情報なので、たとえばその情報を本業に活かしたり、その企業と協業するキッカケになったりすることもあるでしょう。
この点も未公開株を取得できる株式投資型クラウドファンディングのメリットといえます。
大きなリターンが期待できる
株式投資型クラウドファンディングを利用するメリットの2つ目は、大きなリターンを期待できる点です。
というのも、前項のように株式投資型クラウドファンディングで取得する未公開株は、大きく成長する可能性があります。
そうすれば、以下のような状況になったとき、取得した未公開株を高く売れる可能性があるのです。
- IPO
- M&A
IPO
IPOとは新規上場のことです。つまり、未公開株を持っている企業が市場に新規上場することで、その株が市場に出回ります。
IPOできるということは企業価値が高まり、その市場の上場規定をクリアしているということです。言い換えると、未公開株を取得しているときよりも、その企業が大きく成長しているといえます。
そのため、IPO時は未公開株を取得したときよりも高い株価になっていることが多いため、売却益も大きくなりやすいのです。
M&A
M&Aとは企業が行う買収や合併のことです。特に、「買収」と聞くと良いイメージを持たない人もいると思いますが、未公開株が他社から買収されるのは株主にとってメリットがあります。
なぜなら、M&Aされるということは他社から買収されるほど企業価値が高くなっているということなので、その企業が株式を買い取る価格も、未公開株を取得したときより高くなっているケースが多いからです。
このように、未公開株はIPOとM&Aによって、高い金額で売却できる可能性があり、それは結果的に大きなリターンにつながるというわけです。
株主優待がもらえることもある
株式投資型クラウドファンディングを利用するメリットの3つ目は、株主優待をもらえることもあるという点です。この点については以下を知っておきましょう。
- 株主優待とは?
- 株主優待の事例
株主優待とは?
株主優待は、未公開株だけでなく上場企業株(公開株)にもある制度です。上述のように、株式会社は株主に対して配当金の支払いなどを行い、自社の利益を還元します。
そして、配当金以外にも株主だけの「優待」を提供することで株主還元する場合もあり、未公開株も例外ではありません。
株主優待の事例
では、株主優待とは具体的にどのようなものか?を解説します。たとえば、アパレル企業であるA社の未公開株を取得した場合の株主優待には、以下のようなものがあります。
- A社が運営するシェアオフィスを無料で利用できる
- A社のバーゲンには優先的に招待される
- A社の店舗で利用できるポイントを付与される
このように、その企業にまつわるサービスなどを提供されるのが株主優待であり、未公開株の中には株主優待が付いている場合もあります。
エンジェル税制優遇が利用できることもある
株式投資型クラウドファンディングを利用するメリットの4つ目は、エンジェル税制優遇が利用できることもある点です。エンジェル税制優遇については以下を知っておきましょう。
- 優遇A:所得控除
- 優遇B:利益が非課税
- エンジェル税制優遇の注意点
はじめにいっておくと、エンジェル税制優遇には優遇Aと優遇Bの2種類があります。
優遇A:所得控除
1つ目の税制優遇である優遇Aは、「投資額を所得控除できる」という内容です。たとえば、株式投資型クラウドファンディングで、5社に50万円ずつ合計250万円投資したとします。
仮に、この人の給与所得が600万円であれば、所得税の税率に照らし合わせると772,500円が税額となります。
一方、エンジェル税制優遇が利用できれば給与所得が350万円(600万円-250万円)まで下がるので、272,500円まで税額が下がるというわけです。
ただし、控除できる上限金額1,000万円までになります。
優遇B:利益が非課税
次に、2つ目の税制優遇である優遇Bは、株式売買の利益が非課税になるという内容です。たとえば、A社の未公開株を取得して、数年後にA社がIPOしたとします。
その際、上場時に株を売却して売却益が70万円発生したら、本来であれば売却益に20.315%の税率を掛けて142,205円の税金が発生します。
しかし、優遇Bが適用されれば税金はかからないというメリットがあるのです。また、この非課税枠に上限はありません。
エンジェル税制優遇の注意点
ただ、企業によってエンジェル税制優遇が利用できるかどうかが違うという注意点があります。
エンジェル税制優遇を利用する場合は、企業側の申請など諸条件があるため、株式投資型クラウドファンディングを利用する場合は事前にエンジェル税制優遇を利用できるか確認しましょう。
株式投資型クラウドファンディングのデメリット
一方、株式投資型クラウドファンディングのデメリットは以下の点です。
- 換金性が低い
- 実績が少ない
- 投資判断がしにくい
- 金額制限がある
換金性が低い
株式投資型クラウドファンディングを利用するデメリットの1つ目は、換金性が低いという点であり、これが最大のデメリットといえるでしょう。換金性が低いという点については以下を知っておきましょう。
- 譲渡制限がある
- 換金できない場合もある
株式投資型クラウドファンディングで投資するかどうかの判断は、このデメリットを許容できるかどうかが鍵になります。
譲渡制限がある
未公開株には譲渡(売却)制限があります。というのも、未公開株は上場されていない株式になるので、特定の人しか保有しません。
そのため、企業は未公開株が誰の手に渡ったのかを把握しておかないと、たとえば反社会的勢力の手に渡った…などになれば企業からすると大きなリスクになってしまうのです。
そのため、未公開株には譲渡制限があり、自分の意志で売却できないと思っておきましょう。
換金できない場合もある
上述したように、企業がIPOしたりM&Aされたりすることによって、未公開株の価値が上がり大きなリターンを得られるチャンスがあります。
しかし、そもそもIPOやM&Aされるとは限りません。最悪の場合には、IPOやM&Aされずに倒産するというリスクもあります。
もちろん、公開株にも倒産リスクはありますが、未公開株の方が企業規模は小さいケースが多いので、倒産リスクは高いといえるでしょう。
この換金性の低さ、株式が無価値になるリスクが高いという点が、株式投資型クラウドファンディングの大きなデメリットになります。
実績が少ない
株式投資型クラウドファンディングを利用するデメリットの2つ目は、日本での実績がまだ少ないという点です。
非上場企業へ出資する株式投資型クラウドファンディングは、アメリカやイギリスでは昔から存在しました。しかし、日本では解禁されておらず、2015年5月に解禁されたという状況です。
たとえば、日本最大の株式投資型クラウドファンディングのプラットフォームであるFUNDDINOも2017年にスタートしたくらいなので、実績は少ないといえます。
そのため、株式投資型クラウドファンディングで大きな利益を上げた…などの実績が少ないので、投資家としてはほかの実績ある投資をするよりも不安を覚える点はデメリットといえるでしょう。
投資判断がしにくい
株式投資型クラウドファンディングを利用するデメリットの3つ目は、以下の理由で投資判断がしにくいという点です。
- 過去の実績が乏しい
- 第三者の評価がない
過去の実績が乏しい
株式投資をするときは、企業が出しているIR情報(投資家向けの情報)で企業価値を判断します。しかし、未公開株はIR情報が整っていないこともある上に、過去の実績が乏しいです。
たとえば、「5期連続営業利益上昇」など、数年間の実績があれば安定性が測れますが、まだ駆け出しの企業であれば分かりません。
そのため、企業価値を見極める材料が少なく、投資判断の難易度が高いといえます。
第三者の評価がない
また、上場企業であれば、アナリストのレポートや格付け会社による信用度の格付けなどがあります。そのような第三者の資料も、企業価値を測る上での重要な資料になるのです。
しかし、株式投資型クラウドファンディングの場合はそのような第三者機関の評価はないため、やはり投資判断しにくいというデメリットにつながっていきます。
金額制限がある
株式投資型クラウドファンディングを利用するデメリットの4つ目は、金額に制限があるという点です。
というのも、資金調達する側のベンチャー企業には以下の制限があります。
- 年間に1億円未満
- 投資家は1人につき年間50万円まで
このように、投資家は1社につき50万円までしか投資することができません。
そのため、いくらその企業を気に入っても株式投資型クラウドファンディングでは50万円まで投資できず、仮にもっと投資したいなら個人投資家として個別にアプローチするしかありません。
株式投資型クラウドファンディングが合わないと思った人へ
前項までで株式投資型クラウドファンディングの仕組みが分かったと思います。
株式投資型クラウドファンディングは換金性が著しく低いため、ある程度資金が潤沢にある人が分散投資する以外はおすすめできません。
つまり、「今から資産をつくりたい」と思っている人にとっては向いていない投資といえます。そこで、株式投資型クラウドファンディングが合わないと思った人へおすすめできる、以下の投資を簡単に解説していきます。
- 株式投資:株式投資をしたい人
- 不動産投資:収益の不確実性が嫌な人
- 投資信託:選定をプロに任せたいと思った人
株式投資
株式投資型クラウドファンディングを検討していた人の中には、企業の株式を取得してその企業を応援したい…という人もいるでしょう。
そのような人は、通常の株式投資と親和性が高いといえます。特に、長期保有(1年~数年以上)の株式投資がおすすめであり、その理由は以下です。
- 基本は配当金狙い
- 分散投資も可能
- 企業分析がしやすい
基本は配当金狙い
長期の株式投資は、株の売却益ではなく配当金狙いの投資になります。そのため、株式を取得してからは、基本的に株式を保有し続けるので特定の企業を応援することは可能です。
また、上場していれば、利益が出たときには配当金は基本的に出ますし、配当利回りが高い銘柄を選ぶことで比較的高い利回りの投資になります。
ただし、企業に利益が出ていないときや、利益を設備投資に回すときなどは、最悪の場合は配当金ゼロになる可能性がある点は認識しておきましょう。
分散投資も可能
また、長期の株式投資であれば分散投資も可能です。というのも、上場している株式の金額はマチマチなので、比較的少額な銘柄を選べば複数の株式を保有できます。
そうすれば、1つの銘柄の配当益が下がっても、ほかの配当益でカバーすることが可能です。
株式投資型クラウドファンディングも投下金額に限りがあるので、複数の未公開株を取得するという分散投資をすることが多いですが、それは長期の株式投資でも実現できるというわけです。
企業分析がしやすい
また、上場企業はきちんとホームページにIR情報のコーナーをつくっており、以下の情報を掲載しています。
- プレスリリース
- 投資家説明会資料
- 決算短信
- マニュアルレポート
- 有価証券報告書
- 事業に関する資料
企業によっては決算発表の動画を掲載していることもあり、企業の業績や今後の事業計画に関する情報を得やすいです。
そのため、株式投資型クラウドファンディングの「情報が少なくて投資判断しにくい」という点を大きなデメリットに感じた方には安心できる材料といえます。
不動産投資
次に、株式投資型クラウドファンディングの仕組みを知り、「収益に確実性がない」という点にデメリットを感じた人には不動産投資をおすすめします。その理由は以下の通りです。
- 収入源が安定している
- 支出もある程度読める
- 実物資産である
収入源が安定している
不動産投資は、区分(一室)マンションやアパートなどの不動産を保有し、そこからの賃料収入が収益となります。その賃料収入は安定性が高い点が特徴です。
上述したように、株式投資型クラウドファンディングは保有している株式が利益を生み出さない可能性があり、最悪の場合には収益ゼロも考えられます。
しかし、賃料収入は賃借人がいる限り発生しつづけますし、大きな変動リスクもありません。そのため、不動産投資は比較的安定した投資なのです。
支出もある程度読める
また、不動産投資の支出は以下になります。
- ローン返済額
- 固定資産税や都市計画税
- 退去時の原状回復費用
- 管理委託手数料
- 火災保険料や地震保険料
- 管理費や修繕積立金(区分所有)
- 共用部の修繕費用(一棟投資)
- 税理士への報酬(確定申告を依頼する場合)
- その他経費(物件運営のための交通費など)
これらの支出はある程度読むことができる点も、前項で解説した収益の安定性につながります。
実物資産である
また、不動産は実物資産です。不動産を取得することで土地と建物を保有しているため、その不動産自体に価値があります。
一方、株式投資型クラウドファンディングは未公開株や新株予約権を取得しますが、その株式および権利自体の価値は極めて低いといえます。
もちろん将来性はありますが確実性が低いので、やはり投資の確実性を求めるなら実物資産がある不動産投資が良いでしょう。
投資信託
次に、株式投資型クラウドファンディングの仕組みを知り、「投資判断が難しそう」と思った人には投資信託をおすすめします。その理由は以下です。
- 投資信託はプロに運用を任せる
- 投資信託は商品が分かりやすい
- 投資信託は実績が分かりやすい
投資信託はプロに運用を任せる
投資信託とは、資産運用のプロであるファンドにお金を預け、ファンドが自分の代わりに資産運用してくれる投資商品です。
具体的には、特定の投資信託を購入することで、その投資信託を運用しているファンドにお金を預けることになります。そのファンドは投資家から集めたお金で色々な金融商品を取得します。
そして、その取得した金融商品で得た利益を、投資家に分配金として還元するという仕組みです。
このように、投資信託は運用のプロに任せることできるので、株式投資型クラウドファンディングの「投資判断がしにくい」というデメリットを解消できるといえるでしょう。
投資信託は商品が分かりやすい
また、投資信託は以下のように商品が分かりやすいのも、投資判断のしやすさにつながります。
- 国内のREITや大型株を中心に取得
- 日本国内の成長株を中心に運用
- 先進国の債券と大型株を中心に運用
- 成長国の小型株を中心に運用
たとえば、国内の成長株はややリスクが高いものの、同じくらいのリターンを望めます。一方、先進国の債券と大型株であれば、比較的ローリスク・ローリターンでしょう。
このように、投資信託は商品ごとのリスクとリターンが分かりやすい点も投資判断のしやすさにつながっています。
投資信託は実績が分かりやすい
さらに、投資信託は今までの投資信託価額や運用実績などが公開されいるため、お金を預けるファンドは信頼に値するか判断しやすいです。
そのため、株式投資型クラウドファンディングで「企業の将来性が測りにくい」という点に大きなデメリットを感じるなら、投資信託はおすすめの投資方法といえます。
まとめ
このように、株式投資型クラウドファンディングは大きなリターンを期待できる投資であり、普通は取得できない未公開株を取得できる点はメリットです。
しかし、換金性の低さや投資判断が難しいのも事実なので、そのような点に不安を覚える方は、上述したほかの投資を検討してみてはいかがでしょうか。