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AI投資はここまで来ている!最新AI投資サービス7選

By Oh!Ya編集部

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AI投資はここまで来ている!最新AI投資サービス7選

AI(人工知能)の進化は目覚ましく、あらゆる分野に進出を続けています。このままでは人間の仕事の多くがAIに取って代わるかもしれないという説も飛び交っており、AIの進化に脅威を感じている人も少なくないと思います。

さて、そんなAIは投資の世界にも進出しており、今も常に進化を続けています。すでに株やFXの世界でAIによる取引が一定のウェイトを占めてきており、その比率は今後も高まっていくでしょう。

こうなると「AIに投資を任せたら自分は何もしなくても儲けられるかも」と考える人が出てきます。事実、この記事をお読みになっているあなたもその可能性を感じているのではないでしょうか。

AIと投資の関係は今どうなっているのか?AIに投資を任せたら自分は何もしなくても儲けられるのか?そんな疑問にお答えしつつ、AI投資の世界を解説していきたいと思います。

目次

編集部厳選!最新AI投資サービス7選

ここでは、すでに実用化されて投資家が手軽に利用することができるAI系投資サービスを7つご紹介しましょう。これらはすべてAIによる投資判断が行われており、サービスによっては自動売買まで任せられるものもあります。

ウェルスナビ

AIが投資判断をするロボアドバイザーの草分け的な存在です。運用成績が良好で、2017年は年間で16.2%もの運用成績を上げたことから、一気に人気が高まりました。10万円から投資可能という手軽さと、投資アドバイスだけでなく自動売買も行ってくれるので、本格的なAI投資に必要なものがすべて揃っている印象です。

ウェルスナビ

THEO

THEOは「テオ」と読みます。ウェルスナビと双璧と言われる有名なAI投資ツールで、このTHEOも自動売買に対応しています。最低投資額が1万円なので、ウェルスナビよりもさらにお手軽です。運用対象は海外のETFが中心なので、日本国内よりも運用コストが安く、それが運用成績にも反映しています。

THEO

楽ラップ(楽天証券)

楽ラップの楽とは、楽天のことです。ラップ口座というのは資産運用全般を一元化して管理できる口座のことですが、この「楽ラップ」は全自動売買が可能なラップ口座です。ユニークなのは「TVT機能」で、相場の急激な変動など異常事態が起きた時に下落ショックを軽減することができるので、「知らない間に大損していた」というリスクを軽減できます。

楽ラップ

投信工房(松井証券)

投信工房は松井証券が提供している投資アドバイスサービスです。AIによる分析で投資判断を行い、それを投資家に提案します。あくまでも提案であって自動売買には対応していませんが、むしろ最終的な売買操作は自分でやりたいという人には安心の仕組みです。100円から積み立てが可能で、自動的にリバランスが行われるため、長期的な積立投資に適しています。

投信工房(松井証券)

大和ファンドラップ(大和証券)

大手証券会社の一角である大和証券が提供しているラップ口座「大和ファンドラップ」には、AIによる自動売買機能が付いています。最低投資額は50万円と、大手証券らしく若干高めですが、手数料は他社よりも安いのが特徴です。大手証券の安心感を得たいという方に向いているサービスです。

大和ファンドラップ(大和証券)

スマートフォリオ(みずほ銀行)

AI投資というと証券会社、その中でもとりわけネット証券やベンチャー系の証券会社に多いのですが、このスマートフォリオはメガバンクの一角であるみずほ銀行によるAI投資サービスです。自動売買の機能はありませんが、AIが分析した投資判断によるアドバイスを受けながら資産運用をすることができます。

スマートフォリオ(みずほ銀行)

マネックスアドバイザー(マネックス証券)

ネット証券大手のマネックス証券にも、AI投資サービスがあります。何と言っても手数料がダントツに安く、それでいて外国株に強みを持つなどユニークな機能も満載です。最低投資額は5万円からなので、まずは体験してみたいという方にもピッタリです。

マネックスアドバイザー(マネックス証券)

投資とAIの最前線で起きていること

冒頭からすでに実用化されて投資家が手軽に利用できるAI投資サービスをご紹介しました。これをご覧になって、「もうこんなところまできているのか」とお感じになった方もおられるのではないでしょうか。今、投資の世界ではAIが何を巻き起こしているのか?そんな最新事情を解説したいと思います。

AI系投資ツールの登場

以前から投資を自動化することへの関心は高く、AI系のツールが登場する前から反復的な売買を自動化するツールなどが研究され、自動化されてきました。今もこういったツールは「活躍」しており、株やFXの市場でかなりの取引量になっていると言われています。

そこにきてAIの進化は、こうした自動化ツールに「頭脳」をもたらしました。もとより反復的、機械的な作業を繰り返すことに長けているコンピューターですが、そこに考える力を備えることにより、経験を学習しながら賢くなっていくAI投資が人気を集めるようになりました。

この記事の冒頭でご紹介したAI投資ツールの数々は、それが実用化されたものです。

株、FX取引の大半が自動取引で占められている

株やFXは短期売買に向いた投資商品です。デイトレードやスキャルピングといった手法が確立され、わずかな価格差の取引を何度も繰り返すことによって利益を積み上げていく際に自動取引が活用されています。

今ではその中にAIが実装された自動化ツールがかなりのウェイトを占めており、そのウェイトはますます高くなっていくでしょう。人間が自分で操作するトレードのことを裁量トレードといいますが、人間が1回の裁量トレードをしている間にAIが数百回のトレードを自動的に行うような世界ですから、その機動力の差は歴然です。

ロボアドバイザーの大流行

記事の冒頭でご紹介したAI投資ツールはいずれも、ロボアドバイザーと呼ばれるサービスです。ロボというのはロボットという意味で、投資判断をすることに特化したAIのことを指しています。そしてアドバイザーというのは助言者という意味なので、投資家に対してAIによる投資判断をアドバイスしてくれます。

ロボアドバイザーには自動取引機能を備わっているものもあり、これが高い運用成績を収めたため、ロボアドバイザーの人気は一気に高まりました。もはや投資のことはAIに任せた方が得策だという風潮も生まれているので、今後もロボアドバイザーの開発競争は続くでしょう。

ロボアドバイザーの大きな2つの種類

冒頭でご紹介したAI投資ツール、ロボアドバイザーのところで「自動売買も可能」という表現を一部のサービスに用いていますが、この自動売買機能があるかどうかでロボアドバイザーは2つに分類されます。

①アドバイス型
②投資一任型

アドバイス型というのは投資家に対してアドバイスをするものの、自動的に売買をしたりといったことはありません。それに対して②の投資一任型は自動売買機能を備えているため、その機能を有効にしておくとAIが自動的に投資判断をして売買注文までを発動します。

もはや人間ではなくAI投資の時代なのか

投資判断というのは、極めて数学的な作業です。テクニカル分析によって発せられる売買シグナルを察知して注文を出し、その戦略通りになったら利益を確定するという作業は人間が長らく行ってきましたが、こういった機械的な作業はコンピューターのほうが得意なので、AI投資が好成績を収めているのは不思議なことではありません。

AIによる売買高もどんどん増えているので、もはや人間よりもAI投資の時代なのかというのも、あながち間違った解釈ではないと思います。AIのほうが人間よりも投資に適していると思える部分もあるため、それについては次章のメリットを交えながら解説します。

AI投資のメリット

それでは、ロボアドバイザーなどAI投資にはどんなメリットがあるのでしょうか。ここで整理しておきたいと思います。

投資の知識が無くても本格的な投資を始められる

ロボアドバイザーの機能を見ていると分かりますが、こうしたサービスを利用すると投資家は細かい投資の知識がなくても資金を運用することができます。投資にはテクニカル分析とファンダメンタルズ分析という大きな2つの要素があるのですが、特に前者のテクニカル分析についてはAIが得意としている部分なので、これをAIに一任できるだけでもかなりの勝率になります。

すでに中上級者といわれるような投資家はこれらの分析手法を勉強した上で投資の世界に参入しているわけですが、こうした知識やテクニックを身につけるにはそれなりの時間と労力が必要です。そして投資家としての成長には失敗も必要なので、大切な資金を失った経験もあると思います。

AI投資はこうした知識や経験をすでに備えた状態のAIに投資判断を仰ぐことができるため、投資のことを全く知らない人であっても中上級者と変わらないような投資行動ができるわけです。

基本的にAI任せなので忙しい人にも便利

人間と違ってAIは24時間、365日常に稼働し続けることができます。睡眠は必要ありませんし、反復的な投資行動をひたすら繰り返していても疲れることはありません。人間が仕事をしている間、食事をしている間、寝ている間も常に投資のことを考え続けて、自動取引であれば売買注文を出してくれるのですから、忙しい人であっても互角に戦えるようになります。

FX投資をしている人であればよくお分かりだと思いますが、FXの主戦場である外為市場が大きく動くのは欧州時間やニューヨーク時間です。つまり日本人投資家は寝ている時間であることが多く、起きている時間帯による不利があるのですが、AIに投資を任せることができれば欧米の投資家と同じ土俵で売買ができるようになります。

筆者はFXトレードで自動売買ツールを一部利用していますが、自分自身のトレードよりも自動売買ツールが高い成績を収めることもしばしばです。

現在の相場はAI運用が大半を占めておりトレンドに乗りやすい

マーケットというのは多数決の世界なので、ある材料や売買シグナルが出てきてそれに従って売買行動を取る投資家の数が多ければ相場はその方向に進みます。

AI投資のウェイトが高くなってくると、ある売買シグナルが発せられた時に世界中のAIが同じ投資判断をすることで相場が大きく動くことがあります。以前と比べると値動きが極端になっているという指摘があるのも、AI投資のウェイトが高くなっていることで相場が一方向に動きやすくなっているからだと思います。

AIに投資を任せるということは、この多数決に乗っかることができる確率が高くなるため、それゆえに勝率が高くなるというメリットもあるわけです。

投資信託で運用するためリスクが分散されている

多くのロボアドバイザーが投資対象としているのは、投資信託です。ETFといって上場されている投資信託を含めると、ほぼすべてのロボアドバイザーが投資信託で資産運用をしています。一部、個別の株に投資しているAI投資ツールもありますが、それであっても投資信託がポートフォリオに必ず含まれています。

これはなぜかというと、リスク分散のためです。ETFはインデックス型といって株式市場全体に対する投資が可能なので「アメリカ株」「日本株」といった市場全体の浮き沈みを利用した投資をすることによって、個別株と心中することなくリスクを分散しています。

このことは自分で投資信託を買っても同じですが、AI投資でも同じように投資信託が活用されているため、リスク分散のために投資信託が有効であることが改めて証明されています。

大損や税金なども考慮した投資判断をしてくれる

ウェルスナビやTHEOをはじめとする一部のロボアドバイザーには、税金を考慮した投資判断をする機能があります。これはAIに税金という概念を学ばせて「相場で儲けたのに税金でかえって損をした」ということがないように、総合的な投資判断ができるようになっています。

また、楽天証券の楽ラップにはユニークな機能として相場の急変時に大損を回避する機能が実装されています。昨今の相場では急変が起きやすい地合いになっているため、この機能があって良かったと思える時が来る可能性は高いでしょう。

このようにAIはどんどん進化しており資産運用を総合的に任せられるようになってきているのが、投資家だけでなく資産運用を考えているすべての人にとってメリットだと思います。

人間の感情を挟むことなく冷静な投資が実現する

敢えて最後に持ってきましたが、筆者はこのメリットが実は最も大きいと思っています。そのメリットとは、AI投資には人間の感情が入り込まないことです。

人間には欲や恐怖といった感情があるため、時折それが投資行動にも如実に現れます。すでに含み益が出ていて利食いをするべきところに来ているのに、「もっと儲けたい」と思う感情がそれを遅らせてしまい、本来の儲けを出すことができなかったということは多々あるでしょうし、逆に損をしたくないという気持ちが強すぎるあまりに損切りが遅れてしまい、致命的な大損をしてしまったということもあるでしょう。

AIにはこういった感情が一切ないため、売買ルールやAIの投資判断によって機械的に売買行動をします。少し利益が出ているだけで「いつ逆に動くか分からない」という不安から利食いをしてしまうことも含めて感情を一切排除した投資判断ができるため、これが大きく利益に貢献してくれます。

このことは、投資経験がある人ほどメリットに感じることだと思います。感情を挟むと負けてしまう世界だけに、投資には人間よりAIのほうが向いているといわれる所以です。

AI投資のデメリット

AI投資のメリットとして6つの項目を挙げました。次にここではその逆であるAI投資のデメリットを挙げてみました。デメリットを整理すると、合計4つになりました。

AI投資は決して万能ではない

AIは冷静に投資判断をしてくれて、24時間ずっと相場に張り付いてくれているというのは大きなメリットですが、それが万能であるわけではありません。AIといえども想定外の動きはいくらでもありますし、それによって損をすることもあります。

筆者の体感ではAIによってFXの自動売買をするツールの勝率は6割程度で、残りの4割は負けています。ただしAIは損切りも冷徹に実行しているので、大損をする前にしっかり損を切っているため、数年間放置していた上での成績はプラスです。

しかしこれはいつ始めていつやめるかによっても成績が変わってくるため、AI投資であっても損をしてしまう可能性は大いにあることを忘れないでください。

投資の技術が身につかない

AIには投資の知識と経験が存分に詰まっているので、初心者であっても本格的な投資を始めることができ、このことはメリットであると述べました。しかし、初心者がAI投資を始めて満足のいく成績が出ていたら、おそらく自分で勉強してまでやろうという気にはならないでしょう。AIで十分、となるわけです。

特に投資のことを勉強する気はないという人であればデメリットとはなりませんが、AIが損を出し始めた時に同じことを言っていられるかは分かりません。

やはりAIに任せるといっても投資のことを勉強するべきなのは間違いないことで、AIにすべての資金を任せっぱなしにするのは好ましくないと思います。そうでないとAIでは対処できないようなことが起きた時に、何が起きたのか、どうすれば良いのかが分からず資産のすべてを失ってしまうリスクにもつながります。

短期的に大儲けができる手法ではない

ロボアドバイザーが行っている投資はETFなど投資信託が中心なので、短期的に大儲けを狙うものではありません。株やFXで提供されているようなAI投資ツールは短期売買によって大儲けを狙うタイプもありますが、あまり勝率は高くないように思います。

基本的にAI投資はコツコツと時間をかけて資産を増やしていくという種類に属するので、コンピューターに任せて大儲けをしたいという目的にはあまり向いていないとお考えください。

短期売買による投機的な売買で大儲けを狙うようなAI投資ツールも確かにありますが、実はそういったツールは高額だったりします。その価格に見合うかどうかを考えると、やはりそこまで魅力的ではないというのが筆者の実感です。

NISAやつみたてNISAの非課税優遇が受けられないことがある

投資信託による資産運用というと、NISAやつみたてNISAといった税金面での優遇を受けたいと考える人も多いと思いますが、AIによる自動売買はNISA系の優遇の対象外です。これらの優遇には上限があるのでそれほど資金の規模によってはそれほど大きなメリットにはならないかも知れませんが、資金規模が大きい人にとっては優遇が受けられないことが気になるということもあると思います。

AI投資で安定的なリターンを上げるノウハウ

AI投資のメリットとデメリットを知っていただいた上で、AI投資を自分の味方につけて安定的なリターンを獲得するノウハウをご紹介します。

AI投資は多種多様なので自分に合ったものを選ぶ

AI投資はまだまだ成長過程にある分野であり、各社さまざまな特色を持った投資ツールを開発、リリースしています。ロボアドバイザーもその一種ですが、今後はさらにロボアドバイザーというジャンルにこだわらないようなAI投資ツールが登場してくることでしょう。

そんな時に重要になるのが、多種多様なAI投資ツールから自分に合ったものを選ぶ作業です。すでに述べている通り、AI投資は万能ではありません。単一のAI投資ツールにすべてを任せておけばOKというわけではないので、今後は取捨選択がますます重要になるでしょう。

投資対象についても投資信託やETF、個別株などがありますが、今後はこの選択肢も増えていくと思います。まだまだ未成熟ですが、仮想通貨取引を専門にする自動売買ツールもすでに登場しており、今後さらに市場は大きくなると思われます。

何に投資するのか、どんな投資方針なのか、どれくらいのリターンを狙うのか、そしてどこまでの一時的な含み損を許容するのかといった各要素によってAI投資ツールを選ぶことができるので、単に「AIだったら何でも良い」という思考を捨てて自分に合ったものを選ぶスタンスを持ってください。

定期的なリバランスをしっかり行う

リバランスというのは、投資対象としている金融資産の内訳を見直すという意味です。ロボアドバイザーはポートフォリオといって投資対象の組み合わせを提案し、サービスによってはその判断通りに投資を行い、リターンを狙います。この時に作成したポートフォリオがいつまでも有効ということは決してなく、定期的に内訳を変えてその時の情勢に合ったものにする必要があります。この作業が、投資のリバランスです。

多くのロボアドバイザーでは定期的なリバランスを売りにしているので、こうした機能がどれだけ有効性を持っているかを精査しましょう。どれくらいの周期でリバランスを行っているのか、それはどんな方針で行っているのかを各社公開しているので、それを見てリバランスの品質でAI投資を選ぶと、長い期間にわたって安定的なリターンをもたらしてくれるでしょう。

いきなり自動売買より、最初はアドバイス型を

ロボアドバイザーにはアドバイス型と投資一任型といって自動売買までを含むものの2種類があると述べましたが、初心者の方はいきなり自動売買に進出するのではなく、まずは投資アドバイスを受けるタイプのものをおすすめします。

というのも、自動売買は放置しているといつまでも勝手に売買注文を出すため、間違った方針で指示を出したままになっていると際限なく損失が膨らんでしまう恐れがあるからです。アドバイス型であればAIによるアドバイスを受けるだけで最終的な投資判断は人間が行います。AIからのアドバイスを鵜呑みにするのであっても、実際の売買注文は人間が出すことに最初はこだわるべきです。

初心者の方にとって、投資判断をして売買注文を出すという一連の作業はすべて初めてのことです。AIに任せっきりで売買注文を出したことがないという状態は危険を感じるので、最初のうちは慣れるという意味も含めて売買注文は自分で出すようにしましょう。

またもうひとつの理由として、自動売買は有料であるのに対してアドバイス型は無料で使えるロボアドバイザーがあります。いきなりお金を払って自動売買をするよりも、まずは無料のサービスで体験をするというのも貴重な機会なので、コストにこだわるという意味でも最初はアドバイス型をおすすめします。

手持ち資金の全額を投じないこと

AI投資はとても優れた手法ですが、だからといって万能ではないと述べました。万能ではないものに手持ち資金の全額を投じてしまうと、どんな結果が待っているかは言うまでもないと思います。

もちろんAIなので、全額をスッテンテンにしてしまうことはないでしょう。それを防止するための機能も備わっているので人間がやるよりもAIのほうが安全であるという考え方もあります。

しかし、AIに手持ち資金の全額を任せておいたとして、そこで損失が出たことに納得できる人はほとんどいないでしょう。「任せていたら知らない間に大損をしていた」という意識になり、損失をAIのせいにしてしまうのは目に見えています。それでAI投資との縁が切れてしまうのは今後においても損失かも知れないので、くれぐれもAI投資は資産運用の一手法に過ぎず、手持ち資金の一部を任せることにとどめておくことが、長い付き合いを考えた時に最も良い距離感だと思います。

まとめ

AI投資の最新事情や、AI投資を手軽に体感できるロボアドバイザーのご紹介など、AI投資を実際に始めるのにあたって必要な知識を余すところなく解説してきました。いかがでしょうか、AI投資は面白そうだと感じていただけましたでしょうか?まだまだ過渡期にあるAI投資なので今の状態が完成ではなく、今後さらに進化、発展していくことを考えると、この段階で関心を持って少額からでも関わりを持っておくことは極めて有意義だと思います。

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