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ソーシャルレンディングで月5万円を稼ぐには?不労所得への道のり

ソーシャルレンディングで月5万円を稼ぐには?不労所得への道のり

「不労所得」という言葉に憧れを持つ人は多いでしょう。不労所得は手間なく継続的に収入が入ってくるので、まさに夢のような所得です。そんな不労所得をつくるために色々と投資を勉強した結果、最近注目されているソーシャルレンディングに辿りついた人もいるではないでしょうか?

今回は、そんなソーシャルレンディングで不労所得をつくるためのポイントを5つ紹介します。この記事を読めば、ソーシャルレンディングで不労所得をつくるポイントが理解でき、逆に不労所得をつくる難しさも理解できるでしょう。

また、以下の記事では手間がかからず大きな収益が期待できる、不労所得ランキングを紹介しています。不労所得を実現する上での心構えや、具体的な方法まで網羅しているので、手っ取り早く始めたい方はこちらをお読みください。

不労所得ランキングTOP10!まずは「月3万円」から始める方法

ソーシャルレンディングとは何か?

まず、ソーシャルレンディングで不労所得をつくるためのポイントを解説する前に、ソーシャルレンディングの概要とメリットについて解説します。ソーシャルレンディングで不労所得をつくるためには、そもそもソーシャルレンディングのことを知っておく必要があるからです。

ソーシャルレンディングとは?

そもそもソーシャルレンディングとは、お金を借りたい企業と、お金を貸したい投資家をマッチングさせるサービスです。たとえば、有名なソーシャルレンディングとして「オーナーズブック」があります。オーナーズブックは不動産事業に特化したソーシャルレンディングであり、たとえば以下のような案件があります。

案件名利回り運用期間
豊島区オフィス第3号ファンド4.0%2年6ヶ月
中央区レジデンス素地第1号ファンド5.2%3ヶ月
府中市レジデンス素地第1号ファンド7.5%3ヶ月

※横スクロールできます。

要は、それぞれの不動産を購入したい企業に、投資家がお金を貸し付け、利息のような形で「分配金」をもらいます。この分配金が投資家の収益になるという仕組みです。オーナーズブックは不動産の案件ばかりですが、ほかのソーシャルレンディングには不動産以外の案件もたくさんあります。

ソーシャルレンディングのメリット

ソーシャルレンディングのメリットは以下です。

  • 利回りが高い
  • 手間がかからない
  • 初心者でも収益をあげやすい

上記3点はソーシャルレンディングのメリットですが、もちろんソーシャルレンディングのデメリットもあります。ただ、そのデメリットに関しては、後述する本記事の本題である「ソーシャルレンディングで不労所得を得るためのポイント」に含まれているので、ここでは割愛します。

利回りが高い

オーナーズブックやSBIソーシャルレンディングのサイトを見ると分かりますが、この低金利時代においてソーシャルレンディングの案件の利回りは4%~15%ほどと高い利回りです。

この高い利回りを実現できるのも、「企業への貸し付け」という金融機関的な役割を投資家が担えるからです。この低金利時代に利回りが高いというのは、ソーシャルレンディングの大きなメリットといえるでしょう。

手間がかからない

ソーシャルレンディングは手間がかかりません。一度投資すれば、株式や不動産のように価格が変動することがなく、投資先に問題がなければ運用期間が満了するまで規定の利回りをもらいつづけられます。

不動産投資は大した手間はありませんが、たとえば短中期の株式投資だと、売買手続きや銘柄の入れ替えなどの手間がかかります。そうなると、日中働いている会社員の方などは大変になりますが、ソーシャルレンディングはそのような心配はありません。

その点、「労なく所得(収入)をもらえる」という不労所得に向いている投資といえます。

初心者でも収益をあげやすい

また、ソーシャルレンディングは「チャートを読む」や「財務諸表を分析する」など、経験を積まないと分からない要素はほぼありません。

もちろん投資先を選ぶのは自分ですが、そもそもソーシャルレンディング事業者が独自の視点で投資先は厳選しています。そのため、投資の初心者もベテランも、それほど差がないので初心者の方も不利ではない投資といえます。

ポイント1:ほかの投資と違う点を理解する

利回り

前項まででソーシャルレンディングの概要、そしてメリットを理解できたと思います。この章からは、本題である「ソーシャルレンディングで不労所得を作るためのポイント」を解説していきます。

ソーシャルレンディングで不労所得をつくる1つ目のポイントは、ほかの投資とは違う以下の点を理解することです。

  • リスクとリターンが連動しない場合がある
  • 流動性が低い

というのも、不労所得を作るためには、きちんと分配金をもらえる投資先を見つけることと、ソーシャルレンディングの特徴をつかむことが大事だからです。上記3点は、いずれもそれに該当するポイントになります。

リスクとリターンが連動しない場合がある

一般的な投資はリスクとリターンは連動します。つまり、ハイリスクであればハイリターンですし、ローリスクであればローリターンということです。しかし、ソーシャルレンディングの場合はこれが当てはまらないケースがあります。

リスクとリターンが連動しない理由

ソーシャルレンディングのリスクとリターンが連動しない理由は、ソーシャルレンディング事業者が企業に金利を乗せて貸しているからです。まずは、以下のソーシャルレンディングの流れを理解しましょう。

  • ソーシャルレンディング事業者に投資家として登録
  • 投資家が投資先を選定して投資(融資)
  • ソーシャルレンディング事業者が集まった資金を管理
  • 上記の資金をソーシャルレンディング事業者が投資先へ貸し付ける

金利を乗せて融資する

前項の「上記の資金をソーシャルレンディング事業者が投資先へ貸し付ける」ときに、ソーシャルレンディング事業者は金利を上乗せして企業に融資します。それがソーシャルレンディングの利益になるからです。

そして、その上乗せしている金利は一般公開されません。つまり、投資家はソーシャルレンディング事業者が、どのくらいの金利を上乗せしているか分からない状態で投資します。ただ、あまりに暴利の場合は投資先がそもそもソーシャルレンディングを利用して融資を受けないので、そこまで高い金利ではないでしょう。

上乗せ金利によってバランスは変わる

前項のように、上乗せ金利がそこまで高い金利ではないとはいえ、上乗せ金利が1%なのか3%なのかでリスクとリターンは変わります。もちろん、金利が何%でも投資家が受け取る利回りは変わりません。当然、金利が低い方が投資先の支出が減る分、投資先の業績は安定しやすいでしょう。

業績が安定するということは、投資家も分配金をもらいやすいので、投資家のリターンは上乗せ金利が低い方が安定します。一方、上乗せ金利が高ければ業績が不安定になるため、投資家のリスクが大きくなります。

このように、公表されていない「上乗せ金利」によってリスクとリターンが連動しない可能性がある点はデメリットといえます。

不労所得をつくるためのコツ

リスクとリターンが連動しないということは、逆にいうと「ローリスク・ミドルリターン」という案件もあるということです。そのような商品の方が分配金は安定してもらえるので、不労所得をつくりやすくなります。

そのような商品を見極めるためには、投資先の事業にきちんと注目することです。投資先の利回りだけでなく、どのような商品・サービス(もしくは不動産)を展開するかきちんとジャッジしましょう。

流動性が低い

ほかの投資と違う2点目は、ソーシャルレンディングは流動性が低いということです。流動性とは、「売りやすさ」のことで、もっと平たくいうと「現金化しやすいかどうか」という点です。

流動性が低い問題点は?

不労所得をつくるためには、基本的に長期で資産を保有し、その資産から分配金など安定した収入を継続的に得ることが重要になります。そのため、不労所得の場合は現金化する必要性はあまりないので、その意味では流動性が低くても大きな問題にはありません。

しかし、仮にソーシャルレンディングで投資をした案件が、想定していた利回りを得られない投資であり、かつ流動性が低い状態だとします。

その場合、「不労所得をつくれない上に現金化もできない」という最悪の状態になってしまいます。これが、ソーシャルレンディングで不労所得をつくる上で、「流動性が低い」ことの大きなデメリットです。

ソーシャルレンディングの流動性が低い理由

そもそもソーシャルレンディングの流動性が低い理由は、基本的に一度投資すると満期まで投資したお金は回収できないからです。というのも、融資を受ける側の企業からすると、いきなり「貸したお金を返して欲しい」と言われたら困りますし、ほかの投資家にも迷惑がかかります。

そのため、一度投資をしたら自分だけの判断で現金化できないので、投資先で運用が失敗すれば、上述した「不労所得をつくれない上に現金化もできない」という状況になりかねません。

投資金額のコントロールと分散投資が重要

このような状況にならないためには、投資金額のコントロールと分散投資が重要です。ソーシャルレンディングで不労所得をつくるのであれば、きちんと運用して予定通りの分配金を得る案件に投資しなければなりません。

そのために、自ら案件を見極めて独自でジャッジはするものの、リスクを完全に読み切ることは不可能です。そのため、投資金額をコントロールし、分散投資を心がけましょう。

そうすれば、もし「不労所得をつくれない上に現金化もできない」という状況になっても、ほかの投資先からの不労所得でカバーできる可能性があります。

ポイント2:複利効果を理解する

ソーシャルレンディングで不労所得をつくる2つ目のポイントは、複利効果をしっかりと理解するということです。というのも、不労所得をつくりたいと思う人は、最終目標として「働かなくても良いくらいの不労所得をつくる」こと目標にしている人も多いでしょう。

さすがにそこまでの不労所得をつくるのは大変ですが、複利効果を利用することで目標に近づくことは可能です。だからこそ、複利効果を理解する必要があります。

複利効果とは?

複利効果とは、儲けたお金を含めて再投資することで、雪だるま式に収益を増やす方法です。たとえば、「利回り10% 運用期間1年」という案件があったとしましょう。仮に、この案件に500万円投資します。

そうすれば、1年後には500万円に10%の収益である50万円が加算され、550万円になっているという計算です。そして、再度同じ案件に投資すれば、今度は550万円の10%である55万円が加算され、605万円になっているということです。

そして再度同じ案件に投資すると…のように、儲けたお金をきちんと投資に回すことで、複利効果を利用して資産を増やせます。

ソーシャルレンディングで複利効果を得る方法

ソーシャルレンディングで複利効果を得る方法は以下の点です。

  • 利回りの高い投資先を選択する
  • 運用期間が長すぎる投資先を避ける
  • できるだけ収益を再投資する

利回りの高い投資先を選択する

まずは、当たり前の話ではありますが、利回りの高い投資先を選択することです。高い複利効果を得るためには、そもそも収益額が高くなければいけません。そのため、利回りの高い投資先を選び、収益を得て再投資するという流れを作る必要があります。

運用期間が長すぎる投資先を避ける

また、運用期間が長すぎる投資先を避け、できれば1年程度の運用期間の投資先を選ぶと良いでしょう。というのも、複利効果を利用したいのであれば、増やした収益をどんどん再投資することが重要なので、長期で考えすぎると効率的に複利効果を利用できないからです。

できるだけ収益を再投資する

不労所得をつくる目的は人それぞれですが、できるだけ収益は再投資しましょう。収益の一部で何か欲しいものを購入したり、生活費の一部にしたりしても良いですが、不労所得ができるまでは再投資した方が賢明です。再投資額が大きいほど、複利効果は大きくなります。

ポイント3:ソーシャルレンディングごとに分配方法をチェックする

分配金

ソーシャルレンディングで不労所得をつくる3つ目のポイントは、分配方法をチェックすることです。ソーシャルレンディングでいう不労所得とは分配金のことであり、その分配方法は以下3種類あります。ここでは、以下3種類の仕組みを理解しましょう。

  • 満期一括返済
  • 元本一括返済
  • 元利均等返済

前提として、元本とリターンを理解しましょう。仮に利回り10%の案件に100万円投下したのであれば、100万円は元本で10万円(100万円×10%)はリターンです。

満期一括返済

満期一括返済とは、満期まで元本もリターンも分配されません。たとえば、運用期間が12か月であれば、満期である12か月後に元本とリターンを得ることができます。

満期一括の場合、融資を受けた企業が最も効率よく融資金額を運用できるので、利回りも最も高くなりやすいです。しかし、融資先が事業に失敗したときには、元本が一切返還されないこともあります。

元本一括返済

元本一括返済とは、運用開始(融資開始)直後にリターンが毎月支払われ、運用期間が終われば元本を一括で返済する方法になります。満期一括返済よりは利回りは落ちますが、毎月リターンをもらえる分、事業に失敗したときのリスクも小さいです。

元利均等返済

元利均等返済とは、リターンと元本が毎月投資家に分配される方式です。運用開始直後から最後の月まで、同額のリターンを得られ、最後の月の分配で「元本+リターン」を全て受け取れている状態になります。

最も利回りが小さくなりやすいですが、毎月元本の一部も返還されているので、事業に失敗したときのリスクは最も小さいです。

ポイント4:不労所得金額を設定してシミュレーションする

ソーシャルレンディングで不労所得をつくる4つ目のポイントは、不労所得金額を設定してシミュレーションすることです。

前項までで、ソーシャルレンディングがほかの投資と違う点、複利効果が不労所得をつくるのに有効なの点、そして分配金の方式が分かったと思います。ここでは、具体的に不労所得をつくるために必要な金額を解説していきます。

計算方法

仮に、以下の投資先を選択としたとします。また、ここでは分離課税20.42%の税金を加味して考えています。

  • 利回り:10%
  • 運用期間:12か月

上記の案件に100万円投資したら、1年間の収益は「100×10%=10万円」に税金を加味した、79,580円ということです。これを月に換算すると、月々の不労所得は6,631円になります。

不労所得金額別の必要な資金

前項を踏まえ、以下のように不労所得金額別に必要な資金を確認しましょう。

不労所得金額必要資金
月々1万円(年間12万円)約150万円
月々3万円(年間36万円)約450万円
月々5万円(年間60万円)約750万円
月々10万円(年間120万円)約1,500万円
月々30万円(年間360万円)約4,500万円

※横スクロールできます。

もちろん、上記は利回り10%で運用が成功している前提なので、利回りによって必要資金は異なりますし、運用が失敗することもあります。ただ、一旦の不労所得金額の目安としては、上記のようなイメージを持っておきましょう。

ポイント5:レバレッジ効果がない点を理解する

レバレッジ

ソーシャルレンディングで不労所得をつくる上での最後のポイントは、ソーシャルレンディングにはレバレッジ効果がない点を理解することです。というのも、前項で解説したように、たとえば月々10万円の不労所得をつくるのに、10%という高い利回りだとしても1,500万円もの資金が必要です。

しかし、そもそも1,500万円の資金をつくるのは簡単ではないでしょう。だからこそ、レバレッジ効果を理解する必要があります。

レバレッジ効果とは?

レバレッジ効果とは、小さい資金で大きな資産を手に入れることです。ソーシャルレンディングはこのレバレッジ効果がないので、自分の持っている資金にレバレッジをかけることはできません。

つまり、300万円の自己資金であれば、300万円分しか投資できないということです。もちろん、その300万円で不労所得をつくることは可能ですが、前項のように月10万円以上という不労所得をつくるのにはかなりの時間がかかります。

レバレッジ効果のある投資が不労所得をつくりやすい

このように、不労所得をつくるにはレバレッジ効果が重要です。その代表格が現物不動産投資でしょう。現物不動産投資であれば融資を利用できるので、自己資金の10倍以上の投資をすることも可能です。

仮に300万円の自己資金で3,000万円の資産を手に入れれば、利回り10%で年間300万円の収入です。もちろん、ローンの支払い額や経費があるので、まるまる利益になるわけではありません。

しかし、レバレッジ効果があることで、収益額を大きくすることができるのは事実です。そのため、目指す不労所得金額にもよりますが、月々10万円以上の不労所得を目指すのであれば、レバレッジ効果の高い現物不動産投資が理想でしょう。

まとめ

このように、ソーシャルレンディングは比較的利回りも高いですし、初心者でも手軽にはじめられる投資です。手間もかからないので、まさに「不労所得をつくれる」投資といえます。ただし、レバレッジ効果が期待できないので、どうしても不労所得金額は小さくなります。

そのため、ソーシャルレンディングも活用しつつ、並行して不動産投資のようなレバレッジ効果の高い投資も検討してみましょう。少額の不労所得で良ければソーシャルレンディングはおすすめですが、ある程度の不労所得はレバレッジ効果がないと厳しいでしょう。

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