メニュー

はじめての不動産投資をOh!Ya(オーヤ)で知る・学ぶ・実践する

資料請求 面談予約

ビットコインについて現段階で知っておくべき知識まとめ

By Oh!Ya編集部

1,240view

ビットコインについて現段階で知っておくべき知識まとめ

ビットコインという言葉は、すでにほとんどの方がご存じだと思います。言葉は知っているけれどどういうものかよく知らないという方にとって、ビットコインとは・・・

「何だか儲かりそう」 「知らないとやばい」 「仮想通貨自体が怪しい」

このような印象ではないでしょうか。さまざまな印象をお持ちだと思いますが、その先にあるのは、「今さら聞けないが知っておかないと損をしそうな気がする」という得体の知れない不安でしょう。

そこでこの記事では、「ビットコインってなに?」という素朴な疑問から始まり、なぜここまで注目されているのかという理由、そして投資に興味が湧いてきたという方のための投資方法などを解説していきます。

目次

今さら聞けない、ビットコインの基本

そもそもビットコインとは何なのか?仮想通貨であることは分かるけれど、なぜこんなに注目されるのか、そして価値が高くなるのかがよく分からないという方のために、まずは基本から解説しましょう。

ビットコインとは?

ビットコインとは、近年話題になっている仮想通貨の一種です。仮想通貨の中でも歴史が古く、仮想通貨の草分け的な存在とも言えるでしょう。仮想通貨なので現実の紙幣やコインなどは存在せず、あくまでもネット上の情報として存在している資産です。

あくまでもネット上で利用するために開発された通貨なのでネット通販やサービスの代金支払いなどに使うことが前提ですが、仮想通貨の取引所では日本円などの法定通貨と交換することもできます。

ビットコイン相場が急騰し、1ビットコインが200万円を超えたことが大いに話題になりました。さすがにこれはバブルなので暴落しましたが、再びビットコインは価値を高め、2019年8月現在では100万円の大台を維持しています。

仮想通貨とは?

ビットコインは仮想通貨の一種であると述べましたが、それでは仮想通貨とは何でしょうか。仮想という言葉がついていることからヴァーチャルなものであることは想像がつきますが、それがなぜこんなに価値を持っているのかが分かりにくいですね。

まず、仮想通貨というのはネット上にある情報の塊に過ぎません。その情報に財産的な価値を与えて、まるでお金のように流通させているのが仮想通貨です。英語ではCryptocurrencyと呼ばれ、これを直訳すると「暗号通貨」となります。

この暗号というのは大きなポイントで、仮想通貨はネット上にある「暗号化されたデータの塊」です。暗号化することによって何者かによる不正を防止し、さらにブロックチェーンという仮想通貨のベースになっている技術の上で運用することで二重払いや不正な改ざんなどが起きないようになっています。

この英語表記のほうが仮想通貨の実体を正確に表現しているので、近年では日本でも仮想通貨ではなく「暗号通貨」「暗号資産」と呼ばれることも多くなりました。

ブロックチェーンとは?

先ほど仮想通貨のベースとなる技術としてブロックチェーンの名前を挙げました。これについても言葉を聞いたことがあるもののよく分からないという方は多いと思います。

ブロックチェーンとは世界に広がっている分散型ネットワークのことで、特定のサーバーを持つことなく、そのネットワークに参加しているコンピューター(ノードといいます)同士で情報を共有することで成り立っています。

それぞれのノードには同じ台帳情報が記録されており、ビットコインの取引が発生するとそれが台帳に記録され、世界中にあるノードに同じ情報が記録されます。この構造により、特定のノードだけ情報を改ざんしたとしても、他のノードと情報が一致しないため改ざん=不正が行われたと見なされます。

この仕組みがあるおかげでビットコインの価値は保たれ、不正に台帳を改ざんして盗み出したりといったこともできません。

ビットコインが人気を集めている理由

ビットコインとは何か、仮想通貨とは何か、そしてブロックチェーンとは何かという疑問を解決した後で残るのが、なぜこんなにビットコインは人気なのか?という疑問でしょう。

ビットコイン以外にも仮想通貨はたくさんありますし、今も増え続けています。ビットコインがあまりにも有名なので、仮想通貨の世界にはビットコインと「ビットコイン以外」という分類があります。ちなみにビットコイン以外の仮想通貨のことを「アルトコイン」といいます。最近ではリップルやイーサリアムといった仮想通貨も有名になっていますが、これらもすべてビットコインではないので、アルトコインです。

これだけビットコインが特別扱いされているのは、やはり仮想通貨の中でも初めてここまで本格的に稼働しているからだと思います。これは筆者の個人的な見解ですが、ビットコインは名前も良かったのではないかと思っています。「ビット」というコンピューターの記録単位を示す言葉と、コインというお金を連想させる言葉をうまく組み合わせてビットコインとしたのは、今後の仮想通貨に「〇〇コイン」という名称が多いことを考えるとナイスネーミングだったと思います。

どことなく怪しい印象もあるアルトコインと比べるとビットコインは稼働の実績が長く、ブロックチェーンも安定しているので仮想通貨の中では飛び抜けた存在になったのでしょう。

そして飛び抜けた存在になったことで価格が急騰し、一時は1ビットコインが200万円を超えるという大相場を演じました。こういったことがあるとさらに注目度が高まり、人気が人気を呼ぶ循環が生まれたことでビットコインは現在の位置づけになったのだと思います。

なぜビットコインなのか

マイニングといってブロックチェーンを支えることで仮想通貨の報酬を受け取る仕組みがあるのですが、このマイニングでアルトコインを受け取った人の多くがそれをビットコインに両替しています。

すでにビットコインのマイニングは大手業者に独占されている状態なので一般の人が参戦して報酬を得るのは不可能に近いのですが、他のアルトコインであればまだまだマイニングで報酬を得られるものがたくさんあります。そこで多くのマイナー(マイニングをする個人)はアルトコインのマイニングに参入し、そこで受け取った仮想通貨をビットコインに両替して資産として確定させます。

こうした図式はほぼ常識のようになっているので、こうした流れがある限りは今後も仮想通貨の中でビットコインが特別な存在であり続けることでしょう。

ビットコインは本当に儲かるのか?

ビットコインに対する素朴な疑問として外せないのが、「本当に儲かるのか」という少々期待も込められた疑問です。仮想通貨長者と呼ばれるような人たちが続出したのですから、ビットコインにそんな期待を寄せてしまうのも無理はありません。では、果たして本当に儲かるのか、この重要な疑問についての答えです。

ビットコインは仮想通貨の定番である

通貨としての価値を考えた時、ビットコインはずっと仮想通貨の中では定番という位置づけでした。そして今もそれは変わっておらず、さらにビットコインで決済できる商品やサービスが増えてくると、さらにビットコインへの期待値が高まり、市場価値も高くなるでしょう。

仮想通貨への注目や人気が続く限り、ビットコインはその代表格として今後も高い価値が維持されるものと思われます。その意味では、すでに100万円を超えているビットコインを買うというのは「儲かる」という期待を持っている人が多いことの表れです。

ビットコインは供給量が限られている

これはビットコイン投資をする上でとても重要な知識なのですが、ビットコインには発行枚数の上限が決まっていることをご存じでしょうか。ビットコインが誕生した時から2,100万枚と決まっており、今はその上限に向けて発行が続けられているという状況にあります。

なぜビットコインには発行枚数の上限があって、そして今も発行され続けているのでしょうか。

まず上限がある理由については、法定通貨と同じで価値の下落を防ぐためです。仮想通貨だからと無尽蔵に発行を続けていたらインフレのような状態になってしまうでしょうし、そうなると他の仮想通貨との競争でも不利になります。

次に今もビットコインが発行され続けているというのは、マイニングへの報酬支払いのためです。マイニングはブロックチェーンを維持し、台帳記録のために必要なことなので、それを行ってくれた人に対して報酬を支払う必要があります。それを新規発行のビットコインでまかなっているため、ビットコインは今も発行され続けているのです。

そして今、どれだけの発行枚数になっているのかといいますと、実は興味深い数字となっています。というのも、2019年7月31日の時点で1,785万5,000枚がすでに発行されており、上限である2,100万枚に対してすでに85%を超えています。

残り15%を切っていることを考えるとビットコインの供給不足になるのは必至で、今後さらにビットコイン相場を上昇させる要因となるでしょう。

ビットコイン相場を見てみよう

ビットコインはすでに金融資産として見なされているため、れっきとしたマーケットがあります。マーケットがあるということは刻一刻と価格が変動しながら市場参加者によって取引されています。

こちらは、bitFlyerという仮想通貨取引所が配信しているビットコインと日本円のレート推移です。ビットコインはBTCと表記するので、日本円を示すJPYとペアにすることでBTC/JPYと表記されます。

出典:ビットコインリアルタイムチャート

チャートを見るとなかなかの乱高下ぶりですが、これは仮想通貨ならではのものです。しかし乱高下をした後から着実に価格を切り上げており、高値圏で推移していることが分かります。このチャートパターンを見る限り、やはり今後も高値圏もしくはさらなる高値になる展開を想像するのが妥当です。

ビットコイン相場から分かること

先ほどのビットコインチャートを見て、もうひとつ分かることがあります。それは、今や乱高下が一段落して高値圏で安定しているという事実です。株やFXなどの投資経験がある方であればイメージしやすいと思いますが、こうした金融資産のうち取引量が少ないものや脆弱なものは価格が乱高下しやすく、逆に安定しているものは価格が大きくは動かないという特性があります。

初期のビットコインは乱高下が多く金融資産としてはまだまだ脆弱な印象でしたが、ここ数年の相場はとても安定しており、いよいよビットコインが本格的な金融資産として定着してきたことの表れだと思います。

ビットコインがこのように安定した資産であると認識されると、さまざまな資産運用においてポートフォリオに組み込まれる可能性が高くなり、これもビットコインの価値を高くする要因になります。

ビットコイン相場は今後どうなる?

さて、今後のビットコイン相場はどうなっていくのでしょうか。強気と弱気、2つの要素から展望してみたいと思います。

まず強気理由としては、発行枚数上限に近づくことによる供給不足や仮想通貨全体の普及加速が考えられます。またこれは2019年に特に顕著な傾向なのですが、不安定化する中国や香港からの資金流出によってそれがビットコインに流れているという動きです。これらはすべてビットコインの買い要因なので、強気を予想する根拠になります。

次に弱気の理由も考えてみましょう。仮想通貨への信頼が今以上に進まず、通貨としての価値が伸び悩む可能性や、仮想通貨の乱立によって結果としてビットコインも価値が下がってしまう可能性などがあります。また、コインチェックの巨額流出のようにセキュリティ上の不安を煽るような事件が起きる、仮想通貨への信頼が揺らぐため弱気理由となります。

強気と弱気のそれぞれが十分考えられるものばかりなので、これらの要因が複雑に絡み合いながら、ビットコインは徐々に金融資産としての足元を固めていくものと思われます。

ビットコインはどうも怪しいというお感じの方へ

仮想通貨やブロックチェーンに対する理解が進むと、その上に成り立っているビットコインへの信頼も高まるはずなのですが、それでもやはり世の中には「ビットコインはどうも怪しい」と感じている人が多いのも事実です。この「怪しい」という感じ方の理由と、それに対する解説を付け加えていきたいと思います。

なぜビットコインなど仮想通貨が怪しいと感じるのか

ビットコインなど仮想通貨に懐疑的な人の多くは、仮想通貨を所有したことも、使ったこともない人たちです。人間は未知のもの、しかもネット空間という手に取ることが出来ない世界のものに対して不信を抱く生き物です。まして仮想通貨については巨額の損失や流出といった事件もたびたび報道されているため、ますます怪しいと感じてしまうのでしょう。

そしてビットコイン不信の最大の理由は、貨幣として手に取ることができないことです。お金である以上現金が存在するのが当然という価値観の人にとって、現物がなく画面に表示されている数字のみで価値を知るのですから、ITオンチの人も同様に怪しいと感じるかも知れません。

いずれにしてもビットコインに怪しいという印象を持っている人に共通しているのは、ビットコインの本質を知った上で思っているのではなく、「よく分からない」という理由で敬遠し、いつしか不信を抱くようになったのだと思います。

コインチェック巨額流出事件の影響

仮想通貨の世界で最大の事件というと、2018年1月に起きたコインチェック社の巨額流出でしょう。その前にマウントゴックス社で起きたビットコインの巨額消失を上回る、580億円分という規模になりました。

この時にもやはり、「ほら、やっぱり仮想通貨は怪しい」という声も多く聞かれましたが、その中にはビットコインへの不信を指摘する声もありました。しかし、このコインチェック社の事件で流出したのはビットコインではなくNEMという仮想通貨でした。

これについてNEMの名誉のために付け加えておきますと、何もNEMの存在自体が脆弱なのではなく、コインチェック社のセキュリティが甘かったというのが事件の本質です。たとえビットコインであってもセキュリティの甘い環境に置いていれば盗み出されたりする可能性はあるわけで、仮想通貨が悪いわけではありません。

現実の世界でも、チャチな金庫に入れているお金が盗まれやすくなるのと同じです。

Mt.Gox事件とは何だったのか

先ほどマウントゴックス社(Mt.Gox)の名前を出しました。これはビットコインの取引所として営業していた会社の名前で、このマウントゴックス社でもセキュリティの甘さゆえに470億円分もの巨額流出がありました。

こちらもマウントゴックス社のセキュリティに問題があり、それを突かれる形でハッキングからビットコインの流出につながったというのが、大方の見方です。

この頃はビットコインへの注目度はそれほど高くなく、存在はしていたものの資産としての価値は高くありませんでした。奇しくもこのマウントゴックス社の事件でビットコインの名前が広く知られることになり、事件との関係もあってビットコインは怪しいものというイメージが刷り込まれた人も多いと思います。

実はビットコインのセキュリティはとても強固である事実

ビットコインが存在できるのは、ブロックチェーンという分散型ネットワークがあるからです。このブロックチェーンの中にあるノードという膨大な数のコンピューターがお互いに監視し合いながらビットコインの取引を記録し続けているので、ビットコインは不正に晒されることなく健全に運用されています。

このブロックチェーンは実によくできた仕組みで、1台のノードで改ざんをしたとしてもそれが他のノードと情報が一致しないという理由で不正が発覚し、改ざんされた台帳記録は正しい記録に書き換えられます。

マイニングに参加することで報酬がもらえるため、このブロックチェーンに参加するノード(コンピューターのことです)は増える一方です。つまりそれだけブロックチェーンを形成するインフラが太くなっていくということです。

この構図がある限り、ブロックチェーンの上で成り立っているビットコインは高いセキュリティ性を維持しながら通貨としての役割を果たし続けることができます。

マーケットでは円、金、ビットコインへのマネー移動が起きている

米中貿易戦争や香港やイランの情勢、さらにはヨーロッパで起きているEU離脱の流れや財政危機など、世界経済は不安要素がとても多くなっています。投資マネーはこうした不確実性を嫌うため、景気の先行きに不透明感が出てくるとリスクオフといって安全資産への逃避が起きます。

その逃避先として見なされているのが、日本円と金、そしてビットコインです。その証拠に円高が進行中ですし、金は高値更新が続いています。そしてビットコインも100万円を突破してジリジリと値を切り上げています。この事実を見ても、マーケットから安全だと見なされている3つの資産のうち1つがビットコインであることが分かります。

世界情勢が不安定になるほど、こうした安全資産の価格は上昇します。その流れにビットコインも乗っているので、やはり価格が押し上げられる要因のほうが多いと見るべきでしょう。

ビットコイン投資を始める方法

今後においても有望であると考えられる、ビットコイン投資。それではここではビットコイン投資を始める方法を解説します。

ビットコインを取引するための取引所を決める

株は証券会社、FXはFX取引会社といったように、それぞれの投資を始めるには取引サービスを提供している会社に口座を開設する必要があります。ビットコイン投資の場合は仮想通貨取引所を運営している会社に口座を開設することから始めます。

bitFlyer

GMOコイン

これらの他にも仮想通貨取引所はたくさんあるので、好みで選んでいただいて問題ありません。

取引所に口座を開設する

ビットコインの取引準備として、仮想通貨取引所に口座の開設を申し込みます。もちろん口座開設をするだけなら無料なので、手当たり次第に口座を開設しても問題ありません。株やFXと同様に口座開設には数日程度かかるので、口座開設申し込みをしたら、開設のお知らせが届くのを待ちましょう。

ビットコイン購入のための資金を入金する

口座を開設したら、次にビットコイン購入のために必要な資金を入金します。マイニング以外でビットコインを手に入れるには購入するしか方法がないので、ビットコインを何円分買いたいかによって必要な金額を入金します。

すでにご存じのように、ビットコインは対円で1ビットコインが100万円を超えている状況です。つまり1ビットコインを購入しようと思うのであれば、100万円以上の資金が必要になります。もちろん0.5や0.01といった単位でも購入可能なので、それこそ1,000円から購入といったこともできます。

ビットコインの買い注文を出す

口座を開設して入金をすると、その資金の範囲内で買い注文を出すことができるようになります。ビットコインの価格は刻一刻と変化しているので、理想的なのは安くなった時に買うことです。しかし安くなったといっても「まだ安くなるのではないか」という思いも出てくるので、いかにビットコインを有利に買うかは投資において極めて重要です。

そこで次項では、ビットコインをいかに有利に買うかという解説をしていきます。

ビットコインを有利に買う方法

ビットコインに限らず、相場で常に価格が変動しているものは「いかに有利に買うか」が投資の成否に大きく影響します。そこでおすすめしたいのが、以下の方法です。4つ挙げてみましたが、すべてを満たす必要はありません。好みの問題もあるので、自分に合っていると思う方法で買ってみてください。

①直近の安値を狙う
ビットコインのチャートを見ると、「ここ最近で一番安い価格」がすぐに分かります。それを直近安値といいますが、株やFXでも直近安値を狙うのはよくある手法です。もちろんビットコイン投資でも有効なので、直近の安値圏で買えそうなのであれば注文を入れてみると、有利な価格で買えるかもしれません。

②テクニカル分析を活用する
先ほど直近安値を狙う方法を解説しましたが、この手法を含む「チャートを見て分析する」という方法論のことをテクニカル分析といいます。直近の安値を狙うのもひとつですが、それ以外にも専用のチャートツールを使った本格的な手法もたくさんあるので、こうしたテクニカル分析を勉強するのはとても有効です。

テクニカル分析はビットコイン以外に株やFXなどにも応用できるので、興味がある方はぜひ勉強してみてください。

③最新ニュースによる影響を利用する
経済ニュースをはじめ、ビットコインに関連があるようなニュース報道によってビットコイン相場が動くことがあります。ビットコインや仮想通貨にとってネガティブなニュースが流れたりすると大きく下落することもあるので、その時に安値を拾うのもひとつの方法です。

④とにかく買ってみる
ビットコイン相場は今後も上昇を続けるという前提なのであれば、今すぐとにかく買ってみるのも有効な方法です。その後も価格が上がっていくと見ているのですから、今が一番安いということになります。長期的に保有するつもりなのであれば、意外に有効です。

ビットコインとの正しい付き合い方

最後に、ビットコインを持っている人がビットコインとどのように付き合っていくべきかという考え方について解説したいと思います。

ビットコインで儲けるための基本的な考え方

ビットコイン投資で儲けを出そうと思うのであれば、「安く買って高く売る」のが基本となります。こういった価格差による利益のことをキャピタルゲインといいますが、多くのビットコイン長者はビットコインの値上がり益を手にしたことによって大儲けを果たしています。

では、そのためにはどうするべきか?そこで活用したいのがテクニカル分析なので、やはりテクニカル分析の勉強をするというのはビットコインで大儲けをしたい人にとっても必須の知識となります。

ビットコインを泥棒から守ろう

これだけビットコインの価格が高くなると、少々コストがかかっても盗み出そうとする不届き者が出てきます。実際に仮想通貨取引所から巨額の流出事件が起きていますし、大切なビットコインを泥棒から守るセキュリティの意識を持っておきたいところです。

仮想通貨を保存している口座のパスワードを推測されにくい複雑な文字列にするなど、最低限のセキュリティは必須だとお考えください。

ビットコインを保存する有効な方法

財産的な価値が高くなっているビットコインだけに、より安全に保管する方法を検討してはどうでしょうか。取引所に置いておくだけではIDとパスワードが漏れてしまうと盗まれてしまうので、保有しているビットコインの数量が大きくなってきたら専用の保管方法をおすすめします。

①ハードウェアウォレット
USBメモリのような形をしていて、このデバイスの中にビットコインの保管情報を保存します。このウォレットを盗まれてしまったら危ないのではないかとお感じだと思いますが、このウォレットを読み込むためにもパスワードが必要なので、幾重にもセキュリティがかけられています。

②ペーパーウォレット
紙に印刷して保存する、最も原始的かつ確実な保存方法です。紙なので紛失したり水に濡れて使い物にならなくなるなどのリスクはありますが、ハードウェアウォレットよりも低コストで安全な保管が可能になります。

長期保有派はビットコイン貸し出しの検討を

長期的にビットコインを保有する予定なのであれば、使わないビットコインを遊ばせておくのももったいないので、貸し出しを利用してみてはいかがでしょうか。

大手取引所サービスのコインチェックでは、ビットコインの貸し出しサービスを行っています。手持ちのビットコインをコインチェックに貸しておくことで、14日間1%、30日間で2%、90日間で3%の金利を受け取ることができます。

ビットコインのマイニングについて

すでに高くなっているビットコインを購入して手に入れるのはコストが高いと感じる方に有効なのが、マイニングです。ビットコインのブロックチェーンを支え、取引履歴をブロック化して台帳に記録することで報酬のビットコインがもらえる仕組みです。

超高速マイニングマシン(ノード)を構築して稼働すれば参戦可能ですが、いかんせんビットコインは価値が高いため、すでにマイニングの競争は大手業者の大規模な事業となっています。今から個人が参戦してビットコインを得るのは極めて困難なので、プールマイニングといって個人が集団でマイニングに参加するなどの方法が現実的でしょう。

まとめ

気になるもののイマイチよく分からない存在だったビットコインについて、基本から順に解説してきました。いかがですか?ビットコインが何者で、今後どのように付き合っていくべきなのかという道筋は見えてきましたでしょうか?ビットコインの存在感は今後さらに増していくと思われるので、この段階できちんとした知識を得ておくことはとても有意義だと思います。